贈り物♪

ふとみつけた素敵な画像、普段はもう忘れてしまった嬉しい言葉、思い出に残しておきたい。。。。。

「恋する映画」

2005-07-12 05:15:12 | MAGAZINE
1年に2回、発売されているCREAの「恋する映画」、2000年の5月号にはサイト上にこんな編集後記が掲載されました。そういえば、その「ペットボトル」どうなったんでしょうねと、武迷サイトではみんな想像を逞しくしていました(笑)


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世界で一番かっこいい男の中の一人であるブラッド・ピットと、アジアで一番かっこいい男の中の一人である金城武という紹介に異論のある人は今すぐ名乗り出てほしい。この二人のある重大な共通点をクレア編集部は発見した。
 その世紀の大発見をしたのは、クレアの巻頭を飾る『金城武VS本広監督』の対談が行われた3月のある夜のこと。担当編集Sに金魚のフンのように付いて行った頼りのない事この上ない映画担当Hは、偶然この大発見をスクープした。
 ところでこの映画担当Hといったら、編集者としてのスタンスはなくただただミーハーな気持ちでアジアを代表するスターである金城をうっとりと見ていたのだ。
「Sさん、私ドキドキします。心臓がどうかしたのかもしれません…」
「エェー、心臓とはシャレにならない。本当に心臓を患っているの? 」
「いえ、そういうことではなく私ときめいています、何年ぶりかで…」
 映画担当Hは、すっかりのぼせ上がって、かっこいい金城君の一挙手一投足を観察する悦びにうちふるえていた。
 撮影中、BGMとして流れていたのは椎名林檎の『無罪モラトリアム』。金城君はその曲に合わせて、口笛を吹いている。カメラマンのミナモトさんと金城君のフォトセッションの世界に入り、集中している金城君からは、男前オーラで出ずっぱりだ。一枚一枚ポラがあがる度に壁に張り出すミナモトさん。それを眺め、満足そうな金城さん。あぁーあぁー素敵だ。
 こんな夢のような撮影が終了し、今度は本広監督との対談に場所をうつした。集中力を使ってカロリーを欲したのか、金城君はヨックモックのクッキーを立て続けに3枚ばかり食べた。そんな姿も勇ましい。お茶やコーヒーを用意した中で金城君が飲んだのは(私が用意した)ミネラル・ウォーター(何だかとっても嬉しい)。
 対談は和気あいあいと楽しく進んだが、金城君は熟考の縁にか、会話の合間に煙草を燻らせている。その姿にまたしても私はメロメロに。
 滞りなく充実の対談が済んで、主役の二人が部屋を出ていってから、空になったミネラル・ウォーターのボトルを片づける時、私は、そのボトルをもって帰るアイディアを思いついてしまった。しかし、「そんなことをしていいのか、アンタはストーカーか! 変態か!」という天のみことばが聞こえてしまい、泣く泣く、その考えを押し止めたのであった。(でも、やっぱり持って帰ってデザイナーのKさんに自慢すればよかった)
 以上のレポートを読んでも、ブラピと金城君の共通点を発見することができなかった全国20万人の読者の皆さま、特別にヒントを差し上げましょう。帽子を被ったプラピの写真の手の中に握られたものを見て下さい。
 そうです!そのタバコの銘柄が二人の共通点なのです。世界を代表する二枚目の共通点はマ○○○ラ○○にあり。これが世紀の大発見ではなくて、何がノーベル賞であろうか。 ○○○○○○の中が埋まらなかった人は、今すぐ書店でクレアを購入してからチェックして下さいね。
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以上でした!(赤字で強調したのは私の勝手な判断です~♪)
画像はCREAとは関係ないけれど、「ラベンダー」の製作発表会の金城君、いかにも「アジアで一番かっこいい映画俳優」です(笑)この雑誌が発売されて2~3ヵ月後の写真ですね。