贈り物♪

ふとみつけた素敵な画像、普段はもう忘れてしまった嬉しい言葉、思い出に残しておきたい。。。。。

「Angel Talk」天使の涙完全版

2005-02-01 16:27:40 | MOVIE
王家衛といえば撮影はクリストファー・ドイルというくらい二人の合作は多いけれど、この本はドイルが天使の涙のエピソードや美術、ストーリーについて語ったもので、写真が(もちろんメーキング時も含めて)たくさんあり、とても面白い本だ。
キャスト、スタッフについてドイルのみた印象を語っており、それが何とも言えずいい味を。

金城武について。恋惑から天使までの間にタケシが一人前の「役者」なったこと、映画作りの核は「信頼」にある事に気づいた事、あふれるようなエネルギーと直感的なアイディアを提供してくれたから「天使の涙」がここまでの映画になった事、などなど最高級の賛辞が書かれている。
引用させていただけば、「今度の彼は『向こう側』に足を踏み出していた。そして、その勇気は十分に報われている」

そう、そのエネルギーと勇気は今でも連綿とタケシの中に息づいていると思うわけであります。

大森キネカ

2005-02-01 16:08:46 | MOVIE
02年の夏、「リターナー」の公開に合わせて、大森キネカでは金城武の香港映画特集があった。
タイトルは「死角都市香港」「パラダイス!」「暗黒街」「初恋」「ダウンタウンシャドー」「君のいた永遠」「アンナマデリーナ」「恋する惑星」「天使の涙」。

本当に見ごたえのあるラインナップで、毎日でも通いたかった。でも見る事が出来たのは「パラダイス!」とこの「天使の涙」だけ。
両方とも劇場で見るのは初めてで、TV画面で見ていた暗くて小さな印象とは打って変わって、どちらもとても美しい画面だった。
この時からだなぁ、やはり何をおいても映画は映画館で見なくちゃってわかったのは。

画像はそのパンフ。こぼれ落ちそうに大きくて澄んだ「モウ」の瞳です。