
王家衛といえば撮影はクリストファー・ドイルというくらい二人の合作は多いけれど、この本はドイルが天使の涙のエピソードや美術、ストーリーについて語ったもので、写真が(もちろんメーキング時も含めて)たくさんあり、とても面白い本だ。
キャスト、スタッフについてドイルのみた印象を語っており、それが何とも言えずいい味を。
金城武について。恋惑から天使までの間にタケシが一人前の「役者」なったこと、映画作りの核は「信頼」にある事に気づいた事、あふれるようなエネルギーと直感的なアイディアを提供してくれたから「天使の涙」がここまでの映画になった事、などなど最高級の賛辞が書かれている。
引用させていただけば、「今度の彼は『向こう側』に足を踏み出していた。そして、その勇気は十分に報われている」
そう、そのエネルギーと勇気は今でも連綿とタケシの中に息づいていると思うわけであります。
キャスト、スタッフについてドイルのみた印象を語っており、それが何とも言えずいい味を。
金城武について。恋惑から天使までの間にタケシが一人前の「役者」なったこと、映画作りの核は「信頼」にある事に気づいた事、あふれるようなエネルギーと直感的なアイディアを提供してくれたから「天使の涙」がここまでの映画になった事、などなど最高級の賛辞が書かれている。
引用させていただけば、「今度の彼は『向こう側』に足を踏み出していた。そして、その勇気は十分に報われている」
そう、そのエネルギーと勇気は今でも連綿とタケシの中に息づいていると思うわけであります。