この数週間ばかし、色々ありまして・・・
ちょっと長い投稿になると思いますが、お付き合い下さい。
9月2週目の週末に、親友の志保ちゃん夫妻が沖訪しており、一緒にご飯行ったり、ダイビングしたりと楽しい時間を過ごしたのですが、その期間中にエライことが判明しました。
テンくんの年に一度のワクチン接種を受けに、近所の動物病院へ連れて行った時のことです。
ほんの数週間前から、左耳にポチッとしたでき物があったので、ついでに、診察してもらおうと思い、獣医にその旨を伝えると・・・
獣医:「これ、よくないね。外に出すの?太陽の光にあたったりするの?」
私:「いえ、完全室買いですけど。窓際は好きで良く寝てますけど・・・」
獣医:「良くないねぇ。癌かもしれないよ。白猫は、太陽の光にあまりあたりすぎると、皮膚癌になりやすいんですよ。これ、耳全部取らないといけないかもしれないなぁ。転移したら、鼻とかまでいってしまって、鼻も全部取ったりするんですよ。」
私:「そうなんですか」と返事をしつつも、内心では、何じゃこの獣医は!?検査前から、こーいう超ネガティブなこと言うわけふつー!?とのっけから怒りを覚えました・・・
獣医:「まずは検査してみましょうね」
という感じで、しょっぱなから相当、ビビらされた後に、耳の出来物の検査に。
獣医は、テンくんが耳の出来物をひっかいて少し血を出している傷口に、グリグリと顕微鏡検査用のガラス板を押しつけ、「付かないねぇ~ちょっと絞り出しますよ。」と言って、傷口を悪化させるように、体液を絞り出してました・・・
こんなやり方ふつーなの!?と疑問に思い、そして、他にも色々と気に入らない対応がありつつも、緊張して固まるテンくんに声をかけながら、検査結果を待つことに。
待つこと、5分ぐらいで、検査結果が出て・・・
獣医:「ちょっと悪い結果が出てますね。こちらにどうぞ。」
と診察室奥の部屋へ通され、採取したテンくんの腫瘍部分を顕微鏡から映し出したモニターに目をやると・・・
獣医:「(医学書らしき本を開いたものを指さし)これですね。これ。肥満細胞種。癌です。」
と、とても端的に、しかも、超簡単に、テンくんの耳に癌が出来ていると診断。そして、その後、この腫瘍が出来た左耳は全て摘出しないといけないことや、他の転移の可能性もあること、悪性であると思われるが、詳しい判断は、外科的処置(手術による摘出)をした後に、検査に出してみないと分からないとかetc...
病気の説明をよそに、いかに、耳を取らないといけないかという説明とも言えない、言葉の少ない説明をを淡々と受けました・・・。
耳がなくなった猫は生活にどんな支障があるのかと聞く私にも、「なにもないよ」とさらり。最短で2日後に手術が出来るからと・・・内心、なんじゃこの獣医わ!?です。。。
結構しょっぱなから、この獣医の対応や説明の少なさには頭がきていましたが、もし、この診断が正しいものならと考えると、テンくんが可哀想で涙がボロボロでるわ、でも獣医の対応には不信感たっぷりだし、病気のことも良くわからないしと色々混乱しつつも、違う獣医にセカンドオピニオンは絶対に聞こうと思い、帰宅しました。
帰宅後、海ちゃんと共に病気について調べ倒しました。肥満細胞種は犬や猫の癌で、悪性のものと良性のものがあることを知り、色んな飼い主さんらの経験談を閲覧しまくりました。外科的処置(手術)が一般的ではあるが、症状次第で、軟こうや飲み薬などの薬物投与での処置もあり、特に、猫の皮膚に出来る肥満細胞種は良性の動きをするものが多く、薬で治せる場合も多々あるということが判明。
そして、那覇近辺の動物病院を調べ倒し、電話しまくりました。状況を伝え、既に獣医に診断された結果を伝え、なんとかしてあげたいという一新で、海ちゃんと2人、それぞれのPCの前にはりつき、電話を片っ端からかけ、コールセンター並です(笑)
そして、1人、電話口に出てくれた女性獣医の方がいました。
彼女は、猫の肥満細胞種は全てが悪性とは言いきれないと言い、特に猫の皮膚に出来るものは初期段階であれば、良性の場合もあって、薬物投与などで消えてしまうパターンもあると教えてくれました。いきなり外科的処置で耳を取るというのは、「だまし」(処置がわからずこの対応をしている)という可能性もあるが、まずは診てみないとなんとも言えないし、ましてや、最初に診断した獣医が言うように、紫外線が原因で出来た腫瘍であるならそれはまた別物で、もしそれだったとしたら、それこそしゃれにならないですと言われました。
電話口まで獣医が出て対応してくれる病院であったことや、夜の遅い時間でも診察を受け入れてくれることなど、その時の私達には、藁をもすがる思いで、セカンドオピニオンを求めて、この動物病院へ足を運びました。この時、既に、夜の9時。1回目の動物病院での診察に少しビビリぎみのテンくんを連れて、車で30分の動物病院へ。
待つこと、20分ぐらいでしょうか、3~4室ある診察室の中から、電話で対応してくれた、若い女性獣医が現れテンくんを診察してくれました。
まず、やはり、テンくんの腫瘍は間違えなく肥満細胞種でした。ただ、この腫瘍が軟骨まで付着していないことや、指で触ると皮膚表面で動くこと、犬の場合はこの程度であっても確かに耳を摘出する必要があるが、猫であるのでまた状況が違うこと、若猫であるので、薬で治る可能性もあることなどを説明してくれました。
そして、まずは、ステロイド剤の塗り薬を1週間塗って様子をみてみないかと。その後、薬が全く反応しなかったり、明らかに腫瘍が大きくなっていた場合は、外科的処置を考えましょうと。もし、外科的な対応が必要であったとしても、耳を全部取るのではなく、腫瘍部分だけを取るかたちにして、耳は残してあげる方向で考えていきましょう。と言ってくれたのです!
病気について相当わかりやすい説明をしてくれ、親切な対応に、納得のいく説明、そして、段階的な処置方法を勧めてくれ、まだどうなるか分からないまでも、この先生に任せてみようと、安心してテンくんの病気の処置を任せられそうな獣医に出会ったことで安堵しました。
もちろん、最初に行った動物病院の手術はもちろんキャンセルです・・・
そして、その後の経過ですが、薬を塗り始めて1週間で少しづつ腫瘍が小さくなってきました!
その経過をみた獣医さんが、飲み薬を併用してみましょうと。そして、手術することなく、徹底的に腫瘍を消しましょうと言ってくれました。
この写真↓は肥満細胞種と診断された当日のものです。赤い米粒大ぐらいのポチがあるのが分かります。
その後、飲み薬を併用しており、ただ今2週間目ですが、明らかに、小さくなってきているのがわかります(嬉)!
これ↓は、約2週間経過の本日。腫瘍部分が消えてきているのが一目瞭然です!耳がツヤツヤしてるのは、塗り薬のせいです^^;
ちなみに、今行っているのは、動物病院22時の豊崎病院というところです。夜の遅い時間に初診で行く私たちに、「既に予約でいっぱいですが、来てくれたら診ますと」言ってくれた病院です。獣医がわざわざ電話口まで出てくれて説明までしてくれた動物病院です。
最初の獣医の診断を鵜呑みにせず、違う病院、獣医の意見を求めて本当によかったと思っています。そして、良い獣医さんに巡り会えたことも、とても、ありがたいです。
まだ、治療中で、通院も必要ですが、ひとまずは、耳は残りそうなテンくんです。良かった~。
動物病院と一口に言っても、医者と同様、色んな獣医さんがいます。最初にテンくんを見てくれた獣医さんは、この病気への知識が乏しかったのか、何なのか良く分かりませんが、のっけから、患者(飼い主ですが)を不安な気持ちにさせるコメントを連発した上に、検査にいたるまでの対処の仕方や、説明の乏しさなど、とにかく、不信感しか残らない印象です。医者ならこんなの医療ミスで訴えられてもおかしくないんじゃないの?とまで思ってしまいます・・・あえて、病院名や獣医名は述べませんが、那覇市おもろまち、新都心にある、動物病院です。二度と行くつもりはありません。
でも、海ちゃんは、いくら対応が気に入らなくても、問題はあったにせよ、テンくんの病気を見つけてくれたのはあの獣医さんなんだから・・・と言ってました。それも、その通りです。
ということで、ただ今、テンくん闘病中です。とは言え、いたって元気&食欲旺盛です(笑)
最近、テンくん流行の包装紙で箱を作ってもらって、入る~っ!です。
がんばって、この出来物、きれーさっぱり消そうね~!
と、最後まで読んでくれた方、ありがとうございました^^
ちょっと長い投稿になると思いますが、お付き合い下さい。
9月2週目の週末に、親友の志保ちゃん夫妻が沖訪しており、一緒にご飯行ったり、ダイビングしたりと楽しい時間を過ごしたのですが、その期間中にエライことが判明しました。
テンくんの年に一度のワクチン接種を受けに、近所の動物病院へ連れて行った時のことです。
ほんの数週間前から、左耳にポチッとしたでき物があったので、ついでに、診察してもらおうと思い、獣医にその旨を伝えると・・・
獣医:「これ、よくないね。外に出すの?太陽の光にあたったりするの?」
私:「いえ、完全室買いですけど。窓際は好きで良く寝てますけど・・・」
獣医:「良くないねぇ。癌かもしれないよ。白猫は、太陽の光にあまりあたりすぎると、皮膚癌になりやすいんですよ。これ、耳全部取らないといけないかもしれないなぁ。転移したら、鼻とかまでいってしまって、鼻も全部取ったりするんですよ。」
私:「そうなんですか」と返事をしつつも、内心では、何じゃこの獣医は!?検査前から、こーいう超ネガティブなこと言うわけふつー!?とのっけから怒りを覚えました・・・
獣医:「まずは検査してみましょうね」
という感じで、しょっぱなから相当、ビビらされた後に、耳の出来物の検査に。
獣医は、テンくんが耳の出来物をひっかいて少し血を出している傷口に、グリグリと顕微鏡検査用のガラス板を押しつけ、「付かないねぇ~ちょっと絞り出しますよ。」と言って、傷口を悪化させるように、体液を絞り出してました・・・
こんなやり方ふつーなの!?と疑問に思い、そして、他にも色々と気に入らない対応がありつつも、緊張して固まるテンくんに声をかけながら、検査結果を待つことに。
待つこと、5分ぐらいで、検査結果が出て・・・
獣医:「ちょっと悪い結果が出てますね。こちらにどうぞ。」
と診察室奥の部屋へ通され、採取したテンくんの腫瘍部分を顕微鏡から映し出したモニターに目をやると・・・
獣医:「(医学書らしき本を開いたものを指さし)これですね。これ。肥満細胞種。癌です。」
と、とても端的に、しかも、超簡単に、テンくんの耳に癌が出来ていると診断。そして、その後、この腫瘍が出来た左耳は全て摘出しないといけないことや、他の転移の可能性もあること、悪性であると思われるが、詳しい判断は、外科的処置(手術による摘出)をした後に、検査に出してみないと分からないとかetc...
病気の説明をよそに、いかに、耳を取らないといけないかという説明とも言えない、言葉の少ない説明をを淡々と受けました・・・。
耳がなくなった猫は生活にどんな支障があるのかと聞く私にも、「なにもないよ」とさらり。最短で2日後に手術が出来るからと・・・内心、なんじゃこの獣医わ!?です。。。
結構しょっぱなから、この獣医の対応や説明の少なさには頭がきていましたが、もし、この診断が正しいものならと考えると、テンくんが可哀想で涙がボロボロでるわ、でも獣医の対応には不信感たっぷりだし、病気のことも良くわからないしと色々混乱しつつも、違う獣医にセカンドオピニオンは絶対に聞こうと思い、帰宅しました。
帰宅後、海ちゃんと共に病気について調べ倒しました。肥満細胞種は犬や猫の癌で、悪性のものと良性のものがあることを知り、色んな飼い主さんらの経験談を閲覧しまくりました。外科的処置(手術)が一般的ではあるが、症状次第で、軟こうや飲み薬などの薬物投与での処置もあり、特に、猫の皮膚に出来る肥満細胞種は良性の動きをするものが多く、薬で治せる場合も多々あるということが判明。
そして、那覇近辺の動物病院を調べ倒し、電話しまくりました。状況を伝え、既に獣医に診断された結果を伝え、なんとかしてあげたいという一新で、海ちゃんと2人、それぞれのPCの前にはりつき、電話を片っ端からかけ、コールセンター並です(笑)
そして、1人、電話口に出てくれた女性獣医の方がいました。
彼女は、猫の肥満細胞種は全てが悪性とは言いきれないと言い、特に猫の皮膚に出来るものは初期段階であれば、良性の場合もあって、薬物投与などで消えてしまうパターンもあると教えてくれました。いきなり外科的処置で耳を取るというのは、「だまし」(処置がわからずこの対応をしている)という可能性もあるが、まずは診てみないとなんとも言えないし、ましてや、最初に診断した獣医が言うように、紫外線が原因で出来た腫瘍であるならそれはまた別物で、もしそれだったとしたら、それこそしゃれにならないですと言われました。
電話口まで獣医が出て対応してくれる病院であったことや、夜の遅い時間でも診察を受け入れてくれることなど、その時の私達には、藁をもすがる思いで、セカンドオピニオンを求めて、この動物病院へ足を運びました。この時、既に、夜の9時。1回目の動物病院での診察に少しビビリぎみのテンくんを連れて、車で30分の動物病院へ。
待つこと、20分ぐらいでしょうか、3~4室ある診察室の中から、電話で対応してくれた、若い女性獣医が現れテンくんを診察してくれました。
まず、やはり、テンくんの腫瘍は間違えなく肥満細胞種でした。ただ、この腫瘍が軟骨まで付着していないことや、指で触ると皮膚表面で動くこと、犬の場合はこの程度であっても確かに耳を摘出する必要があるが、猫であるのでまた状況が違うこと、若猫であるので、薬で治る可能性もあることなどを説明してくれました。
そして、まずは、ステロイド剤の塗り薬を1週間塗って様子をみてみないかと。その後、薬が全く反応しなかったり、明らかに腫瘍が大きくなっていた場合は、外科的処置を考えましょうと。もし、外科的な対応が必要であったとしても、耳を全部取るのではなく、腫瘍部分だけを取るかたちにして、耳は残してあげる方向で考えていきましょう。と言ってくれたのです!
病気について相当わかりやすい説明をしてくれ、親切な対応に、納得のいく説明、そして、段階的な処置方法を勧めてくれ、まだどうなるか分からないまでも、この先生に任せてみようと、安心してテンくんの病気の処置を任せられそうな獣医に出会ったことで安堵しました。
もちろん、最初に行った動物病院の手術はもちろんキャンセルです・・・
そして、その後の経過ですが、薬を塗り始めて1週間で少しづつ腫瘍が小さくなってきました!
その経過をみた獣医さんが、飲み薬を併用してみましょうと。そして、手術することなく、徹底的に腫瘍を消しましょうと言ってくれました。
この写真↓は肥満細胞種と診断された当日のものです。赤い米粒大ぐらいのポチがあるのが分かります。
その後、飲み薬を併用しており、ただ今2週間目ですが、明らかに、小さくなってきているのがわかります(嬉)!
これ↓は、約2週間経過の本日。腫瘍部分が消えてきているのが一目瞭然です!耳がツヤツヤしてるのは、塗り薬のせいです^^;
ちなみに、今行っているのは、動物病院22時の豊崎病院というところです。夜の遅い時間に初診で行く私たちに、「既に予約でいっぱいですが、来てくれたら診ますと」言ってくれた病院です。獣医がわざわざ電話口まで出てくれて説明までしてくれた動物病院です。
最初の獣医の診断を鵜呑みにせず、違う病院、獣医の意見を求めて本当によかったと思っています。そして、良い獣医さんに巡り会えたことも、とても、ありがたいです。
まだ、治療中で、通院も必要ですが、ひとまずは、耳は残りそうなテンくんです。良かった~。
動物病院と一口に言っても、医者と同様、色んな獣医さんがいます。最初にテンくんを見てくれた獣医さんは、この病気への知識が乏しかったのか、何なのか良く分かりませんが、のっけから、患者(飼い主ですが)を不安な気持ちにさせるコメントを連発した上に、検査にいたるまでの対処の仕方や、説明の乏しさなど、とにかく、不信感しか残らない印象です。医者ならこんなの医療ミスで訴えられてもおかしくないんじゃないの?とまで思ってしまいます・・・あえて、病院名や獣医名は述べませんが、那覇市おもろまち、新都心にある、動物病院です。二度と行くつもりはありません。
でも、海ちゃんは、いくら対応が気に入らなくても、問題はあったにせよ、テンくんの病気を見つけてくれたのはあの獣医さんなんだから・・・と言ってました。それも、その通りです。
ということで、ただ今、テンくん闘病中です。とは言え、いたって元気&食欲旺盛です(笑)
最近、テンくん流行の包装紙で箱を作ってもらって、入る~っ!です。
がんばって、この出来物、きれーさっぱり消そうね~!
と、最後まで読んでくれた方、ありがとうございました^^