chuo1976

心のたねを言の葉として

ⅩⅩⅩⅩⅩⅩⅩⅩⅩⅦ「狩り場の掟」を見る聴く       『エイガニッキ』 SASHI-ハラダ  2021/3/7

2021-03-07 06:10:40 | 映画

ⅩⅩⅩⅩⅩⅩⅩⅩⅩⅦ「狩り場の掟」を見る聴く       『エイガニッキ』 SASHI-ハラダ  2021/3/7

 内モンゴル、狩り場の掟、集まった狩人達、村人達、掟が語られて、コンビが決められて、疾走する、ライフルを構え、猟犬が走り、獲物達が遁れ走る、銃弾、銃声、疾走、素晴らしい、動きです、走りです、倒れる獲物達、血まみれ、カメラもまた、この疾走の中に、主人公の獲物が掟破りと、獲物の首が斬られ、木に撃ち付けられる、掟破りと称されて、聞き入れるしかない主人公、長の若者、そこに兄が戻る、何が在ったと、掟破りと、羊の毛が剥かれ、女たち、赤ん坊、袋詰めされて、売られる、村人の生活、男、女、家族、草刈り、大きな鎌、緑の平原、何処までも、売られる獣の革、商人、主人公は探す、己の捕らえた革、だが、何処にも、そんなに良い物で在れば、気付かないはずがないと、掟て破り故の事だろうか、何が起こったかは判らない、とにかくに、主人公の困惑、狼、娘が死した、誰の、怒り、追い掛ける男、疾走、山間の穴蔵、外の狼、一頭、一頭、撃つ、倒す、誰かに狙われたか、己のしくじりか、判らない、放られる狼、家畜の中に、草原の狩りだし、己の土地だと、言い張る者たち、草原は誰のものでも無いと、一方の者たち、法、掟、縄張り、権力、闇の中の映像、暗がりで、何処かはっきりしない世界、薄暗く、誰が何をしてるのか、誰が捕らえられているのか、誰の仕業か、主人公か、他の者か、それぞれに思惑が、祭り、酒、祝い、総べては、祭りの中に、溶け込んで、諍いは何処に、消えたのか、忘れたのか、果たして、季節が移り、冬、そして、また春、男と女、子供、屋敷から煙が、一人の女が、煙の中、入り込み、助けに、誰を助けたのだろうか、はっきりしない、煙の屋敷にドアを開けて呼びかけ、入り込むばかり、また狩りの時期が、長は主人公をコンビに選ぶ、だが、一人納得しない主人公、一人、前に出向かないままに、そして、猟犬の走り、主人公の猟犬は他の猟犬に遅れ、負けてしまう、最初に噛み込んだ犬の主人の物になるのだ獲物は、主人公は負けたことを知りながら、獲物を担いで運ぶ、長の兄は、弟の語らう、狼の事も、己の仕業と、兄は、主人公に謝りに、母を助けて貰った、主人公も理解したか、己の掟破りの獲物の首を斬り、木に打ち付ける、掟破りを知らしめるべく、跪き、祈り、そこに長と兄らも、主人公と同様に、跪き祈るのだ、諍い、争っていては、駄目だ、血を流すことに、娘が死した、誰の娘だ、嫉妬、権力、争い、商売、おろかしい、争いを癒やすべく、祈り、謝り、和解、決めごととは、祈りのことなのだ、村人の、過去の、未来の、神、人、馬、羊、獲物たち、緑、空、雲、緑、小屋、美しい自然の中、石の家々の美しさ、色彩、ロング、美しい自然の中の、苦悩、痛み、欲望、怒り、悲しみ、全てを背負って、今、共に在る、和解、果たして、この和解とは何であるのだろうか、希望、夢、幻想、錯覚、含めて、祈り、弔い、癒やし、叫び、静かなる、叫び、疾走、風、匂い、色彩、光、影、走り、倒れる、ものたち、馬も、獲物も、そして、ラストには人も膝を屈する、走り、噛みつき、撃ち、倒れ、項垂れ、血が流れ、ラストの木からも、赤い血が流れた、何処までも、何時までも、この血の中から、共産党の掟とは、あくまで、傲慢では無いか、己の愚かしさ、人間の生きることの滑稽を、間違いを、忘れてしまっている、正義もまた、一つの権力なのだから、此処に在る掟とは、党の彼方に、生活の中に、中から、現れた、権力には違いないのだから、それぞれがその血まみれの自覚の中に、

始まる、何度でも、

 

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