chuo1976

心のたねを言の葉として

三升も栗を剥きしといふ話

2022-09-30 03:07:02 | 俳句

三升も栗を剥きしといふ話                          大橋敦子

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

CⅩⅣ「フランケンシュタイン対地底怪獣」を見る聴く、    『エイガニッキ』 SASHI-ハラダ  2022/9/29

2022-09-29 05:53:33 | 映画

CⅩⅣ「フランケンシュタイン対地底怪獣」を見る聴く、    『エイガニッキ』 SASHI-ハラダ  2022/9/29

  第二次大戦のドイツ、肉体の研究者、永遠の肉体、戦時に役立つ肉体、を求めて、その研究者により見出された心臓、液体に漬かって生きたままに、日本に送られて、ナチスドイツの崩壊間際、そのドイツから日本に送られて、日本の研究室で開かれた箱の中の心臓、果たしてその後の研究は、何があったろうか、ナチスの狂気を引きずって、戦後日本に、実験は、手術は、現在の研究者たち、アメリカの研究者と娘と青年、娘の前に現れた不気味な獣のような人物、一体どこから、これこそが研究の成果、送られた心臓の結果、恋する娘と研究者、彼らの前にまた現れて、二人は食物を放る、こうして、彼らの手の中に捕えられて、研究所に、日増しに大きくなる人物、ドイツと日本の戦争時代の成果でもあるのだろうか、腕や手が斬られても、生えてくる肉体、だが、可愛そうだと、試せない研究者たち、だが、偶然に事故で伐られた腕、その腕が生き延びて、やはり、成長し、死なない肉体、フランケンシュタイン、ドイツと日本は戦争に負けた、その研究は、活かせなかった、だが、今、平和の世の中で、この肉体は、いかなることに、マスコミは面白可笑しくとらえて、肉体は巨人となった人物は獣は檻を飛び出していく、山の中、森の中、獣を漁って食物に、研究者たちは、あくまで研究のためにこの肉体が必要、始末できないままに、だが、何も判っていない巨人となった獣は、森から森、山から山、散々に荒らされた山の中、怯える人々、巨人の獣の、フランケンシュタインの仕業と、山間の雑踏、ロングの山間の人々の群れ、しかし、この山の中、地底より現れ出た怪物が、実は、巨人のフランケンシュタインでは無くて、この地底の怪物こそが、村を破壊していたのだ、誰も、知らずに、全てはフランケンシュタインの仕業と、フランケンシュタインに攻撃する警察、軍隊、そんな最中に、現れ出る地底怪物、フランケンシュタインは、この怪物と格闘し倒すのだ、この地底の怪物もまた、原子力の仕業か、フランケンシュタイン自体、ドイツの軍事研究から育った、そして、日本の軍事研究、そこに、アメリカの原爆、放射能、世界の科学技術、軍事技術、研究の結果が、作りだした、ものたち、しかも、誰も、このフランケンシュタインを裁けない、始末できない、確かに、娘を慕って、面倒を見たから、可愛がったから、その結果か、今の姿、確かに、地底怪獣を始末してくれた、が、なんと、そこにまた、蛸の怪物が、山間の湖の中から、這い出てきた、そうなのだ、次々に、怪物が現れて、対処できない現代人、そんな中で、怪物の平和利用、これがフランケンシュタインだろうか、しかし、あまりに危ない綱渡り、原子力の開発が、原爆に繋がった、フランケンシュタインの開発が、科学が、いつどこで、破滅に繋がらないとも限らない、このたびは、フランケンシュタインは自ら、タコ怪物ともども、湖の中に沈んだ、だが、湖底では、フランケンシュタインが、目覚め、叫び続けている、どんどん大きくなるフランケンシュタイン、彷徨い歩くフランケンシュタイン、そこに現れた地底怪獣、そして、蛸怪物、全ては、大二次大戦の結果、成果なのだ、哀れな現実、フランケンシュタインと地底怪獣の格闘、なかなか楽しいです、主役は、研究者たち、始まりはドイツの、そして、日本の研究者たち、娘の恋するアメリカの研究者、こうして、見事に、三者の研究者の集まりの中、ドラマが、青年研究者は、一人、フランケンシュタインの肉体が欲しくて彼の許に、だが、簡単にあしらわれて、倒されて、どこまでも、研究のため、此の生真面目な、研究者たちこそが、全ての発端、狂気の、マスコミはどこか小ばかにして、面白おかしく、警察と軍人は淡々と仕事するが、所詮叶わない、娘の衣装、次々に、着替え、着飾って、可愛いです、だが、彼らには研究に際して、危機感が無い、科学は、研究は、どこまでも正義なのだ、果たして、近代化とは、悪魔のささやき、宗教と一緒なのだよ、ロマンに過ぎない、研究の愚かしさ、遊戯、戯れの中、私たちは、弄んでしまっている、いや、散々に弄ばれて、映画は、こんな愚かしい私たちの滑稽を晒してくれた、今日もまた、生真面目に、愚かしい空回りを演じている私たち、そんな私たちこそが、戦後のフランケンシュタイン、

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

柿たわわ誰も嘗めてはくれもせず

2022-09-28 06:34:16 | 俳句

柿たわわ誰も嘗めてはくれもせず                       山田六甲

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

江戸の空東京の空秋刀魚買ふ

2022-09-27 06:35:45 | 俳句

江戸の空東京の空秋刀魚買ふ
                           摂津幸彦

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

新米のひかり纏いて炊きあがる

2022-09-26 06:04:38 | 俳句

新米のひかり纏いて炊きあがる
                           青木規子

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ふるさとは風に逆らふ稲穂かな

2022-09-25 05:26:56 | 俳句

ふるさとは風に逆らふ稲穂かな
                           八木忠栄

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

南瓜煮る事が自慢の漢かな

2022-09-24 05:30:29 | 俳句

南瓜煮る事が自慢の漢かな                    稲畑廣太郎

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

銀山の亡者の数の白すすき

2022-09-23 05:38:24 | 俳句

銀山の亡者の数の白すすき                          鷹羽狩行 

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

秋風や埴輪の顔に穴三つ

2022-09-22 03:46:40 | 俳句

秋風や埴輪の顔に穴三つ                           大森井栖女

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

台風の空のつづきでありにけり

2022-09-21 03:44:56 | 俳句

台風の空のつづきでありにけり                           稲畑汀子

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

札幌国際芸術祭

 札幌市では、文化芸術が市民に親しまれ、心豊かな暮らしを支えるとともに、札幌の歴史・文化、自然環境、IT、デザインなど様々な資源をフルに活かした次代の新たな産業やライフスタイルを創出し、その魅力を世界へ強く発信していくために、「創造都市さっぽろ」の象徴的な事業として、2014年7月~9月に札幌国際芸術祭を開催いたします。 http://www.sapporo-internationalartfestival.jp/about-siaf