chuo1976

心のたねを言の葉として

冬うらら猫とおんなじものを食べ

2021-01-31 05:05:33 | 俳句

冬うらら猫とおんなじものを食べ
                           寺田良治

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

夜話や猫がねずみをくはえゆく

2021-01-30 05:10:00 | 俳句

夜話や猫がねずみをくはえゆく
                           瀧井孝作

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

熱燗や子の耳朶をちょとつまむ

2021-01-29 06:51:03 | 俳句

熱燗や子の耳朶をちょとつまむ
                           辻貨物船

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

咳の子のなぞなぞあそびきりもなや

2021-01-28 06:07:42 | 俳句

咳の子のなぞなぞあそびきりもなや
                           中村汀女

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

冬薔薇紅く咲かんと黒みもつ

2021-01-27 06:14:44 | 俳句

冬薔薇紅く咲かんと黒みもつ              細見綾子

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ねむさうにむけるみかんが匂ふなり

2021-01-26 05:40:50 | 俳句

ねむさうにむけるみかんが匂ふなり
                           長谷川春草

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

孫を抱く孫は猫抱く炬燵かな

2021-01-25 06:28:17 | 俳句

孫を抱く孫は猫抱く炬燵かな
                           柳沼新次

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

炬燵にて帽子あれこれ被りみる

2021-01-24 04:44:14 | 俳句

炬燵にて帽子あれこれ被りみる
                           波多野爽波

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

頬杖の風邪かしら淋しいだけかしら

2021-01-23 06:06:59 | 俳句

頬杖の風邪かしら淋しいだけかしら
                           池田澄子

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ゴーマンさんが朗読した詩の全文   If we merge mercy with might, and might with right,

2021-01-22 04:17:24 | 言葉

ゴーマンさんが朗読した詩の全文


 アマンダ・ゴーマンさん(22)がバイデン米大統領の就任式で朗読した詩「The Hill We Climb」の全文は以下の通り。(CNNから)

2021/1/21

 

When day comes we ask ourselves,

where can we find light in this never-ending shade?

The loss we carry,

a sea we must wade

We’ve braved the belly of the beast

We’ve learned that quiet isn’t always peace

And the norms and notions

of what just is

Isn’t always just-ice

And yet the dawn is ours

before we knew it

Somehow we do it

Somehow we’ve weathered and witnessed

a nation that isn’t broken

but simply unfinished

We the successors of a country and a time

Where a skinny Black girl

descended from slaves and raised by a single mother

can dream of becoming president

only to find herself reciting for one

And yes we are far from polished

far from pristine

but that doesn’t mean we are

striving to form a union that is perfect

We are striving to forge a union with purpose

To compose a country committed to all cultures, colors, characters and

conditions of man

And so we lift our gazes not to what stands between us

but what stands before us

We close the divide because we know, to put our future first,

we must first put our differences aside

We lay down our arms

so we can reach out our arms

to one another

We seek harm to none and harmony for all

Let the globe, if nothing else, say this is true:

That even as we grieved, we grew

That even as we hurt, we hoped

That even as we tired, we tried

That we’ll forever be tied together, victorious

Not because we will never again know defeat

but because we will never again sow division

Scripture tells us to envision

that everyone shall sit under their own vine and fig tree

And no one shall make them afraid

If we’re to live up to our own time

Then victory won’t lie in the blade

But in all the bridges we’ve made

That is the promise to glade

The hill we climb

If only we dare

It’s because being American is more than a pride we inherit,

it’s the past we step into

and how we repair it

We’ve seen a force that would shatter our nation

rather than share it

Would destroy our country if it meant delaying democracy

And this effort very nearly succeeded

But while democracy can be periodically delayed

it can never be permanently defeated

In this truth

in this faith we trust

For while we have our eyes on the future

history has its eyes on us

This is the era of just redemption

We feared at its inception

We did not feel prepared to be the heirs

of such a terrifying hour

but within it we found the power

to author a new chapter

To offer hope and laughter to ourselves

So while once we asked,

how could we possibly prevail over catastrophe?

Now we assert

How could catastrophe possibly prevail over us?

We will not march back to what was

but move to what shall be

A country that is bruised but whole,

benevolent but bold,

fierce and free

We will not be turned around

or interrupted by intimidation

because we know our inaction and inertia

will be the inheritance of the next generation

Our blunders become their burdens

But one thing is certain:

If we merge mercy with might,

and might with right,

then love becomes our legacy

and change our children’s birthright

So let us leave behind a country

better than the one we were left with

Every breath from my bronze-pounded chest,

we will raise this wounded world into a wondrous one

We will rise from the gold-limbed hills of the west,

we will rise from the windswept northeast

where our forefathers first realized revolution

We will rise from the lake-rimmed cities of the midwestern states,

we will rise from the sunbaked south

We will rebuild, reconcile and recover

and every known nook of our nation and

every corner called our country,

our people diverse and beautiful will emerge,

battered and beautiful

When day comes we step out of the shade,

aflame and unafraid

The new dawn blooms as we free it

For there is always light,

if only we’re brave enough to see it

If only we’re brave enough to be it

 

 

 

【全文和訳】「分断を終わらせよう」全米に語りかけた女性詩人。就任式で未来への結束を呼びかけ (buzzfeed.com)

今回ゴーマンさんが朗読した「The Hill We Climb(私たちがのぼる丘)」の全文和訳を、以下に紹介する。

※和訳の表現は、原文の表現や解釈と厳密には異なる場合がある。

 

夜が明ける時、私たちは自分に問いかける。決して終わらないように見える陰の中、一体どこに光があるのかと。

私たちは、失なったものを背負い、海を渡らねばならない。

私たちは、窮地に立ち向かい、学んできた。静けさが平和だとは限らないことを。そして「正義」を定義する規範や概念が、必ずしも常に正しいとは限らないことを。

それでも、私たちが気づく前に、夜明けはやってくる。

なんとかして、私たちはやり遂げるのだ。

なんとかして、私たちは乗り越え、そして目にした。この国は崩壊したわけではなく、ただ未完成だったのだと。

奴隷の子孫で、シングルマザーに育てられた痩せっぽちの黒人の女の子が、大統領になるのを夢見ることができる。その子が、ひとりのために詩を朗読する。

私たちは、そんな国と時代の継承者なのだ。

確かに、私たちは洗練されたものとは程遠く、純粋で無傷なものともほど遠い。しかし、私たちは完璧な共同体を目指しているわけではない。

私たちは、目的のある共同体を目指しているのだ。

あらゆる人の文化、肌の色、性格、状況を受け止められる国を作るために。

だからこそ、私たちの間に立ちはだかるものではなく、私たちの前に立ちはだかるものに目を向けよう。

分断を終わらせよう。なぜなら私たちは、未来を第一に考えるから。まずは、それぞれの違いに執着するのをやめなければならない。

武器を置いて両手を広げよう。互いの手と手が届くように。

私たちは誰にも危害を加えない。すべての人のために、調和を求める。

せめて、これは真実だと世界に知らしめたい。

嘆きながらも、私たちは成長した。

傷つきながらも、希望を抱いた。

疲弊しながらも、挑戦した。

私たちは永遠に結ばれ、勝利を手にするだろう。

これから先、もう二度と敗北しないからではない。もう二度と、分断の種をまかないからだ。

それぞれが自分のブドウの木やイチジクの木の下に座り、誰も恐れる必要のない世界を描くようにと、聖書は私たちに説いている。

私たちの時代に適うとすれば、刃の中に勝利はない。私たちが架けてきた全ての橋にこそ、勝利がある。

それが約束の地、私たちが恐れずにのぼろうとする丘だ。

アメリカ人であるというのは、私たちが引き継ぐ誇り以上の意味がある。

アメリカ人であるというのは、私たちが足を踏み入れた過去と、それをどう修復するかだ。

国を共有するどころか、粉砕してしまった力を私たちは見てきた。

それが民主主義を遅らせるものなら、私たちの国は滅びてしまう。あと少しで、滅びてしまうところだった。

しかし、民主主義は一時的に止まることがあれど、永遠に敗北することはない。

この真実と信念をもってして、私たちは信じている。私たちが未来を見ているその時、歴史は私たちを見ているから。

今はまさに、償いの時代だ。はじめ、私たちは恐れていた。

そんな恐ろしい時代を引き継ぐ覚悟は、できていないように感じていたから。

そんな中でも、私たちは新たな章を書き上げ、希望と笑いを届ける力を見つけた。

この破滅的な状況に、一体どう打ち勝てるのか。かつて私たちはそう思っていた。でも今、こう宣誓できる。この壊滅的な状況は、果たして私たちに打ち勝てるか?

私たちは過去に戻るのではなく、未来に進む。傷つきながらも一体となっていて、優しくも大胆で、力強く自由な国へと。

私たちは脅しによって引き戻されたり、邪魔されたりはしない。なぜなら、私たちの不実行性や惰性が次の世代に引き継がれ、それが未来になることを知っているから。

私たちの失敗は、次の世代の重荷になる。でもひとつ、確かなことがある。

慈悲と権力を、権力と権利を私たちが融合させれば、愛が私たちの遺産になる。そして、私たちの子どもたちが生まれ持って得るものが変わるだろう。

だから、私たちに残された国よりも良い国を残そうではないか。

ブロンズ色の私の胸が呼吸をするたび、私たちは傷ついたこの世界を素晴らしいものへと変えていく。

黄金の丘がある西の地から、私たちは立ち上がる。

私たちの祖先が最初に革命を実現させたあの吹きさらしの北東の地から、私たちは立ち上がる。

湖畔の街に囲まれた中西部の地から、私たちは立ち上がる。

日が照る南の地から、私たちは立ち上がる。

私たちは再建し、和解し、回復する。

そして、私たちの国の隅という隅まで、多様で美しい国民が現れるだろう。打ちのめされて、それでも美しい姿で。

夜が明ける時、私たちは臆することなく、炎の影から一歩踏み出す。

私たちが解放すれば、夜明けはどんどん膨らんでいく。

光はいつもそこにある。私たちに、光を見る勇気があれば。

私たちが、光になる勇気があれば。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

札幌国際芸術祭

 札幌市では、文化芸術が市民に親しまれ、心豊かな暮らしを支えるとともに、札幌の歴史・文化、自然環境、IT、デザインなど様々な資源をフルに活かした次代の新たな産業やライフスタイルを創出し、その魅力を世界へ強く発信していくために、「創造都市さっぽろ」の象徴的な事業として、2014年7月~9月に札幌国際芸術祭を開催いたします。 http://www.sapporo-internationalartfestival.jp/about-siaf