鄭容順の直言!

日頃気が付いたこと徒然に。

遠いな。ほんま遠い。

2008-02-20 22:06:47 | 直言!
3時に京都造形芸術大学に入らなければならない。
京都駅について市バスに乗ったのが2時1・2分前である。目的のバス停まて京都駅から23停留所である。奈良市の市内循環のバス停は16停留所をグルグルとまわっている。自宅から近鉄奈良駅まで7駅、約15分もあれば着くと考えて京都市バスの23停留所は3倍の時間があれば40分もあれば着くと思った。
それが計算間違いだった。
京都駅を出てから烏丸七条、六条、五条そして烏丸松原、四条烏丸、四条高倉に四条河原町、河原町三条とまあこのへん似たような名前、どんなふうにして烏丸と河原町を使い分けているのかよく似ている停留所がそれぞれにある。京都の町を知らないとなかなか覚えられない。
そしてずっと渋滞である。
阪急百貨店と高島屋のあたりをバスは通り過ぎていく。阪急百貨店に向こうには昔からある韓国料理、焼肉店がある。先日韓国で焼失した門の名前と同じ店の建物が見える。
三条京阪を通り過ぎると少しバスは走り出した。
東山三条、神宮道に来るとまあ懐かしい。平安神宮の鳥居がある。京都会館美術館前を過ぎるとバスは渋滞しないで走るが停留所のたびにバスは止まる。降りる人がいる。法勝寺町、南禅寺・永観道道からずっと各駅停車のようにとまる。この辺は住宅街である。
京都造形芸術大学に着いたのが3時5分前、駐車場にまわるとエスカレーターがあるがその場所がわからない。前に来た時と同じように約60段ほどの階段をハアハアと息を切らしながら上った。
韓国側の人も車の渋滞で10分遅れた。
よかった。その間にトイレにダッシュッ----。間に合った。よかった。
さてここで現場のイベントが終わって急いでトイレをしてエスカレーターで地下に降りて駐車場にいく。出口を教えてもらって外にでると京都行きのバスが止まっている。扉が閉まったばかりだが走った。そしたらバックミラーで見えていたのかもう1度、扉を開けてくれた。とびのってから運転手にやっぱり確認している。「京都行きのバスですか」と。案内にはそうかいてあっても不安で聞いている。「そうです」といってくれたので安心して開いている席に座った。
また南禅寺あたりからたくさん乗ってくる。観光客のようだ。
話している会話が聞こえる。
「河原町三条か、三条京阪かさっぱりわからないわ。みんな同じように思えるバス停の名前。何が何か分からない」と言っている。そして降りる目印は三条京阪のバス停前にある石の人物像だった。「あれ。あれ。あった。あれのあるところから乗ったわよ」と2人連れの若い女性があわてて降りて行った。
みんな思うこと同じ。よく似たバス停はなかなか覚えられない。
4時半にバスに乗って京都駅に着いたのが5時18分、急いで降りて京都駅のコンコースを走りながら歩いた。またこのコンコースが長い。また多くの人があっちにこっちにと歩いている。それをくぐり抜けて走った。
近鉄京都駅についてと5時半の特急券を買う時は5時24分。まにあった。前の方の車両であわてて今開いたドアに割り込んでのった。あわててトイレに駆け込んでから指定席にいく。
若い親子が私の席に座っている。
「そこは私です」というとすぐ席をあけてくれた親子だったが前の席にはご主人が座っている。子どもは窓際に座りたいので私の番号の席にすわっていたが私が座ったので窓から景色が見えない。
そのご主人、知らん顔している。やっと奥さんに言われて窓際の自分の席をあけた。
なんと気がつかない男性だろうと一瞬、不愉快な気分になった。
そして私の通路を隔てた隣に母子が座るとその女の子、4歳前後ぐらいだろう。
「あの席、座ってしまった」という。なんとう。ここは私の指定席券のあるところ。年端も行かない子どもよりも大人の母親に不愉快に気分になった。4歳前後の子どもでもゆっくり人が座る指定席だということ2.・3回話すと子どもなりに理解をしていく。日頃の生活でこんなこと話すことをしていないのだろう。やたらに子どもは駄々をこねている。それでもお父さんは知らん顔している。
こんなとき、お父さんがゆっくりと説明してあげると子どもはいうことをきくものである。家で説明もしないで怒ってばかりしているのだろう。
子どもが話す言葉に耳を傾けていない。お母さんが先にしゃべりすぎている。そりゃそれでは子どもはいうことなんか聞かないだろう。
子どもも生まれたときから自分の心をもった人格者である。
どんなに小さくても子どもが話そうとするときは子どもの話をとらないで子どもが話すまで待ってやるぐらいの気持ちになってほしい。
親が自分の話に耳を傾けてくれたということで子どもはまた親の話をじっと聞く子どもに育っていくのである
子どもの言葉は単語かもしれないが単語でも話させることが大切である。
そんな家庭の垣間みた電車の中の親子だった。
私はずっと知らん顔して本を読んでいた。女の子は私に話しかけて欲しくて後ろを向いて私の顔ばかり見ていたがあえて知らん顔した。子どもには罪がない。子どもには笑顔で話してあげないといけないと思ったがあえて知らん顔した。両親とも子育ての品格がわかっていなくてお父さんのほうは自分本位、こんな人、奥さんも疲れるだろうな。と思った。うちの息子は何もそこまでしはなくてもいいのに私は心の中で「アホカ-----」なんて思っていても知らん顔しているが子どもにせっせっと世話を焼いている。この私と言うお袋がいる前で---。そんなときは心の中で「なにしてんのアホ」といっているが、今日の電車の中の
親の姿に子どもに世話をやいている男性のほうが気持ちよく見られるということに気がついた。子どものことはほったらかしで自分は知らん顔して窓際の景色を見ている。
こんなおとうさん。私は若いおとうさんの姿にあけにとられていた。

奈良に着くと6時すぎ、スーパーで買物して帰ると自宅の時計は6時45分、もう遅くなった。名古屋のきしめんうどんセットでうどんを作って刺身とソーセージを焼いて昨日の残り、ごぼうと肉の煮込みに卵をはって夕食にした。
忙しかった。今日も1日暮れて行く。

それにしても1時間のバス、往復2時間、遠いのとしんどかった。もう休もう。見たいテレビもあるがもう休むことにしよう。
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