鄭容順の直言!

日頃気が付いたこと徒然に。

マンションのインターホンが新しくなった。

2008-02-19 12:30:16 | 直言!
そのうちに外の人の声が聞こえなくなった。
まあ。いいか。聞こえなかったら外で大きい声で名乗るとわかるからいいか。そんなふうにして過ごすこと大方1年半、郵便局や宅急便の人は渡さないといけないのでドアをドンドン叩かれるので私が自宅にいればこれで事はすんだ。
そしたら昨年秋ごろから新聞の集金人が替わった新聞の販売局員、何度も外でインターホンを鳴らされるが私が家にいても聞こえない。それなのに部屋で人の気配いがする。思いあまって「こんにちは」「こんにちは」と大きい声で呼びかけられる。近年物騒なことが多い世の中になったので私は「どちらさんですか」と必ず聞いてからしかドアを開けない。これでこの集金人、困り果てたのか翌月から冬の寒さに玄関の立ちんぼうに考えられたのが電話をかけることだった。
「今、玄関の前に立っています」という。さすが2回続いたときは「インターホン直します」と私は言っていた。
そして2月に入ってまた集金にこられて電話をかけてこられて集金人の人のよさそうな40代の男性にこれはあかん。迷惑をかけていると思い「インターホンの会社に電話をします」と言っていた。
さてこのマンションの1室を買い取ったのは29年前、約30年築のマンションである。管理人にきけば分かるがまた迷惑をかけることになる。面倒だとも思った。
インターネットで取り付けてあるインターホンの会社を検索してメールをすると工事をしていないという。したかがない。タウンページの電話帳を開いた。電気で探すとでてきた。目に着くのは「窓」形式になっている広告が目につく。この中で自宅から近い電機工事の会社に電話をした。
取り次いだ女性は若い女性の声である。娘さんかなと思った。来られた人は若い。まだ30歳いくかどうかと思った。夫婦でがんばっているのだろう。
そして見積もりをして帰られた。インターホンはカメラ付きにした。5千円高いだけである。工事込みの料金で5千円高いだけだった。顔を見ないとドアがあけられないこのごろの世間にカメラ付きをした。
昨日、取り付けにきてくれた若い人、じっと見ると30歳半ばかな。40歳手前かな。髪をキムタクのように長くしていたので若く見えたのである。
工事が終わって説明書と領収書を頂く時にあれほど黙って仕事をしていたが帰るときはきちんと営業の話をした。
「うちも家電販売もしていろいろな仕事をしています。後3年もするとテレビはデジタル化に変わりますから」と話す。若くても男は生活がかかっている。黙っていたので最初は仕事ができるのかと不安だったがきっちりと仕事をしてくれたのでやはり仕事人と思った。そしてきっちり営業の話もした。
そんなことで近いところの電機工事店に電話してよかった。いずれテレビの買い替えもある。近くの人に来ていただくことで夫ももっと細かく教えてもらうこともできる。インターホンでまた1つの出会いをした。

そして昨日は2件も荷物が届く。インターホンが新しくなったことは郵便局の人もすぐ分かったようだ。何度もインターホンを鳴らす。今までのようにドアを叩かなくなった。それがそのとき私は早い目のお風呂に入って髪をあらっていた。今度はインターホンが聞こえているけれど出られない。
お風呂からでて郵便局に電話をすると女子職員が出た。
「インターホンが鳴っていたのですがお風呂で頭を洗っていたのでいくらなんでも裸ではでられませんでしたから」と言うと電話の向こうで職員はケラケラと笑っていた。久しぶりに笑う会話になった。
インターホンが直って見るとうれしい。外から帰った夫は鍵をあけないでインターホンを鳴らしている。カメラにははっきりと映像が映る。
なんとも私の子どものころ考えられなかったことが一般庶民の生活に入っている。文明はどんどん発達していく。電気工事をしてくれた若い人は「データーが残せるものもあるのですよ」と言う。
なんかもう私はついていかれへん。ついていかれん世代がパソコンを置いていることに怪訝な顔をしてみていた。仕事のことを話すと納得された。
インターホンをやっと取り替えることができた。当分大丈夫である。それこそまたブレーカーを増やすことも聞いてみなければならない。電機の容量が多くなるとブレーカーが落ちる。それでも冬はさむいので気をつけながら暖房器具をつけている。

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