鄭容順の直言!

日頃気が付いたこと徒然に。

さっきまで「やしきたかじんけ」のテレビを見ていた。

2007-12-02 15:30:51 | 直言!
テレビを消して休養しょうと思うが興味のある内容につい最後まで見てしまった。在日コリアンが2人もでていた。
1人はもうどこでも誰でも知られている大阪市立大学の教授Pさん、もう1人は親が朝鮮総連活動家というYさん。Pさんは2世、Yさんは3世なのだろうか。
私とはずいぶん世代の開きがあるのでこれが正しいとか何が悪いとは言えない。
Pさんはいろんな論文を書いて認められての教授、Yさんは在日コリアンのそのまま、親の朝鮮総連、本人の韓国籍しかしテレビでは私は鶴橋で生まれている。「日本人と何も変わらない」という。
寒い言葉ですね。
これをみていて私は複雑な気持ちになった。
「日本人と変わらい」
それならなぜ総連で活動する親の映画を作るのか。
「日本人と変わらない」ということが間違っている。
また日本人たちに「何も変わらない。一緒や」と言わせる言葉尻を作っている。3世の考えはみんなこんな考えなのだろうか。
しかし先日、京都の在日韓国人の団体とあったときは違う。ほとんど3世たちである。
「在日コリアンを素材にしたもので私たちを通して子どもたちに提唱できるものをしたい」
それは何か。1世という親から3・4・5世までつないできた命、在日コリアンの歴史を今もつないでいるということだった。
在日コリアンの中でいろんな考えがあるというのはわかっているが少なくとも本名を名乗ってそれなりの社会的地位を得たときは「在日コリアン」の位置に立って将来の子どもたちにどうあるべきか。それには子どもたちに自身を持たせる発言をしてほしい。
Pさんはテレビ出演しても激しい論争を繰り返している。
Pさんにすれば大学教授だけで十分な生活ができるのにもかかわらず論議の違う出演者と激しい意見交換しながらも在日コリアンとしての立場を曲げないで論争しておられる。
2世が本名を名乗り著名人としての立場を覚悟してテレビ出演をしておられる。
Pさんから「日本人と変わらない」といことば聞いた記憶がない。
この言葉を使ってほしくない。しかも今日は公の公共放送、関西地域の多くはテレビを見ている。
鶴橋で生まれて鶴橋で生きた在日コリアン、日本文化の中で生きていてもコリアンの素地があるとどこかで言ってほしかった。
3世になると民族というものはこんなふうに変えていくのだろか。
時代のうつりかわり、在日コリアンの気質も早いスピードで変化していると今日は実感した。
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