韓国は今、熱い熱風が吹いているだろう。

もうマフラーをして真冬の服装でソウルの町を歩いているだろう。
韓国の冬は冷たい。外にでている手は冷たい。手袋をはめないと冷たい。
それが男性は両手をポケットに入れて歩いている。器用な歩き方である。
私は子どもの頃から父親に言われていた。
両手をポケットに入れて歩いてはいけない。
もし転んだ時に大ケガをするからということであった。
だから両手をポケットに入れるということはしない。
韓国の人は平気である。
韓国の外気は冷たくて両手をポケットに入れて歩いているソウルの町の男性、
それが政治論議になると2人からもう政治論議が始まる。
口角泡を飛ばして論議する。これが3人以上になると口角泡どころではない。
論議が激しくなると「ヤッヤッ（アノアノという意味）」とだんだん膝が詰まっていって話しをしている。
彼らたちの論争はどんな風になっているのだろうか。
そろそろそんなことが気になる大統領選挙が近づいてきた。
在日韓国人の私は黙って見ているだけ----。
誰がとも言えない。
なった人が大統領として見ていく。
在日韓国人の私は何も言えない。
韓国の外気の冷たさと反比例して政治論争はもっと熱くなっているだろう。
国民が選ぶ大統領、民主主義選挙、先人たちの多くの犠牲の上に成り立っている。そんなことも踏まえて民主主義、民主化した先人の歴史を無駄にしないでほしいと願うばかりである。

ソウルの町は政治論争から離れると町は華やかなクリスマスツリーなどのイルミネーション、若者たちの心は浮き足たつ。そして清渓川のほとりにも趣向をこらした12月の風物で彩られているだろう。寒いソウルの町によく似合っているだろう。
だけど私は冬のソウルは寒くて苦手、この時のソウル行きは控えている。12月のソウルでひどい風邪になり高熱で苦労したので冬のソウルは行かないようにしている。