クロムの備忘録的ダイアリー

定年後の日々の楽しみや関心事、具体的には写真、カメラ、観る将あるいは投資の話題などを綴っていきます。

静岡旅行その4

2019年01月22日 20時12分59秒 | 旅行

2日目は最初に薩った峠(さったとうげ)に行きました。
広重の東海道五十三次の由井に描かれた地点で当時は難所だった峠です。


近年では富士山の撮影スポットとして有名です。
実際の薩た峠には、一回手前の道を曲がってしまいましたがすぐにたどり着けました。
駐車場は数台程度ですが、すんなり止まれました。そこから歩いて数分で撮影スポットに到着できました。


非常に眺めはよく、絶景と言えるかと思います。現地はハイキングコースのような木道が整備され、足元には水仙が咲き、頭上には夏みかんがなっており、暖かで気持ちの良い場所でした。
当日の唯一の不満点は、暖冬で富士山の雪が少なかったことでしょうか。



静岡旅行その3

2019年01月22日 16時51分59秒 | 旅行

最後に明治のトンネルというのに行きました。今回の旅行の事前調査中に見つけた場所で、その名の通り
明治時代に旧東海道、宇津ノ谷峠(うつのやとうげ)に作られたトンネルです。1997年に現役のトンネルとしては初の登録有形文化財に指定されました。


私が行ったときには既に夕方で暗くなっておりちょっと不気味な感じも受けましたが、趣のあるトンネルであるのは確かですね。


トンネル見学後は、近くの宇津ノ谷集落も少しだけ散策しました。
ここは旧東海道、丸子宿と岡部宿の間に位置し、街道を往来する旅人たちが休憩した静かな山あいにある集落
です。静岡市では美しいまちづくり推進地区に指定し、国交省の平成17年度都市景観大賞、美しいまちなみ賞を受賞しています。確かに風情のある道路の美しい場所でした。ただちょっと寂しいところでしたが。

静岡旅行その2

2019年01月22日 16時19分52秒 | 旅行

東照宮の後は駿府城址に行ったのですが、周りを一周しても駐車場が見当たらなかったので、登呂遺跡に向かいました。登呂遺跡は教科書に載っているのは覚えていますが、実際に見学したのは初めてです(多分)。住宅地にあるのは案外でしたが。


最初の写真は祭殿で、付近からは占いに使われた卜骨(ぼっこつ)が出土しています。
2枚目の写真の中央は米庫、他は住居です。住居には1家族5,6名が居住していました。なお米庫は一見物を入れる場所がないのですが、上部の三角部の板を上にスライドさせて外し、開け閉めしていたそうです。
米庫も1家族に一棟あったらしいです。


静岡旅行その1

2019年01月22日 16時00分06秒 | 旅行

1/20,21と静岡方面に旅行に行きました。
圏央道が東名と繋がり伊豆や静岡、名古屋方面も行きやすくなりました。
最初に清水港の魚市場によりマグロの丼物を食べました。甘エビが美味でした。


次に数十年ぶりに久能山東照宮に行きました。記憶よりも階段の段数が多くて疲れました。
上の写真は楼門で後水尾天皇の東照大権現の扁額が掲げられています(重文)。


ここは家康の遺命により建てられた日本各地にある東照宮の元祖で、平成22年に社殿が国宝指定されました。
従って国宝指定されてからは初の見学ですが、記憶よりもずっときらびやかな建物でした。
また併設の博物館には遺品が収納されており多くの重文指定が収められております。収納品の中で変わった品としてはスペイン国王から献上された豪華な時計があります。家康の死後はずっと動かさず保管されていたので、当時の部品がそのまま残っているので世界的にも貴重な品らしいです。
家康の手形もあり、比べると手のサイズは同じようでしたが、全体にがっしりしています。体格は155cm、60kgだったそうです。当時の身長としては平均的だったようです。
東照宮周辺は一面が観光イチゴ農園ですが、時間の関係で寄りませんでした。