クロムの備忘録的ダイアリー

定年後の日々の楽しみや関心事、具体的には写真、カメラ、観る将あるいは投資の話題などを綴っていきます。

ラグビーW杯開幕

2019年09月25日 12時58分15秒 | 日記
いよいよ始まりました。
巷では前回以上の成績を期待されているようですが、初戦のロシア戦での課題を
クリアした上で良いパフォーマンスを発揮しないと難しいでしょうね。
ロシア戦は既に各サイトで指摘されていますが、出足が固くミスが多かったです。
特に直前の南ア戦でも挙げられていたキック処理が安定していませんでした。
ここが強豪国に当たった時のキーポイントなので早急に対策して欲しいところです。
成果としてはロシア戦はチームとしての出来はそれほど良くなかったにも関わらず、
4トライを上げてボーナスポイントを得て勝てたことでしょうか。
実力を発揮できなくても大差で勝てたということは強くなったということだと思い
ます。ただ懸念もあって、キック処理もそうですが、キャプテンのリーチとスタン
ドオフの田村の調子よくなかったですね。田村は極度の緊張だったということです
ので次戦は持ち直しそうですが、リーチは気になります。
競った試合ではリーチの存在は大きいので不安を感じました。

アイルランドとスコットランドの対戦は意外な大差がつきました。6カ国対抗のメンバー
で手の内はよく知っている者同士の筈ですが、アイルランドの強さばかりが目立ちました。
ゲーム後のスコットランド関係者のコメントもかなり打ちひしがれているものでした。
日本は予選を突破するにはアイルランドはともかくこのスコットランドには勝たないと
いけないのですがどうなるでしょうか。

サモア対ロシアは前半はロシアが善戦しましたが、後半はロシアのシンビンもあり、
34-9で突き放しました。

他のグループでは注目のオールブラックスとスプリングボクス(南ア)はオールブラックスの
快勝でした。ゲーム運びの上手さとスキを逃さない攻撃はサスガでした。
やはり優勝候補筆頭かと思います。しかもチームのメンバーはゲームの前後でイベント
に引っ張りだこで、そのような状態であのパフォーマンスは驚きです。

ウェールズ対ジョージアはウェールズが強かったですね。後半ジョージアに追い上げら
れましたが、地味ながら強さを感じさせるゲーム内容でした。


日本の今後ですが、次戦は世界ランク2位のアイルランド。このゲームは正直勝つのは難しい。
ただ出来れば競ったゲームに持ち込み7点差以内の負けでボーナスポイント1点を取りたいですね。

その次のサモアは勝たねばいけないのですが、ロシア戦を見る限り調子は良さそうです。
ここも出来れば4トライを取ってのボーナスポイントを狙いたいです。

最終戦は問題のスコットランド。前回大会は南アを破ったのですが、スコットランドに
10-45で破れて、3者3勝1敗ながらボースポイントの差でグループリーグ敗退となりました。
今回はなんとか前回の借りを返したいところです。


戦場ヶ原散策

2019年09月14日 19時11分51秒 | 旅行

昨日は南米旅行に備えた買ったトレッキングシューズの履き慣らしで日光に行きました。


7時過ぎに赤沼駐車場に着いて湯川沿いを湯滝まで歩いてみました。


この時期はまだ草紅葉には早く、これといって見るものは少なかったのですが、その分ハイカーも少なくてのんびりと歩くことが出来ました。


途中出会ったカメラマンにノビタキがいるのを教えてもらい撮ってみました。


野鳥は他にカモ、エナガ、シジュウカラ、それに湯滝で名前の不明の小鳥を撮ったくらいです。


野花はシモツケソウやゴマナ(?)がまだ咲いていました。



湯滝では鮎の塩焼きを食しました。湯滝からはバスで赤沼駐車場に戻り、竜頭の滝に寄ってかなり早くに帰ってきました。
肝心の靴の履き心地は特に問題なく、これから色々と活躍してくれそうです。


旧国立公衆衛生院

2019年09月09日 13時53分16秒 | 日記



朝香宮邸を見学後、近くのゆかしの杜にある旧国立公衆衛生院に行きました。
建物の設計は旧東大建築学科教授&総長の内田氏によるもので内田ゴシックを呼ばれています。
公衆衛生院の役割終了後、耐震補強やバリアフリー化、エレベーターの設置などが行われ、郷土歴史館やがん在宅緩和ケア支援センターとして蘇りました。



外観は左右対称で重厚感があり、玄関を入ったすぐの中央ホールは吹き抜けになっており自然光が入り気持ちが良いです。


ついでなので郷土歴史館の展示も見学してきましたが、港区の歴史がわかって面白かったです。

朝香宮邸見学

2019年09月09日 13時41分12秒 | 日記

今日は東京都庭園美術館内の旧朝香宮邸が期間限定で室内公開しているということで行ってみました。






ここは日本におけるアールデコ様式の精華ともいえる建築だそうです。
なぜそういうことになったかというと、朝香宮がフランスで交通事故に会い、その治療で2年間滞在中にアールデコ様式に出会い、それに魅せられ、帰国後関東大震災で損壊していた屋敷を再建するにあたりアールデコ様式を採用したという経緯があります。




またフランス語に堪能だった允子(のぶこ)妃もフランスから届く設計書や文書類の翻訳に力を尽くしたそうです。写真の水彩画は允子妃の作ですがなかなか見事な出来のように感じました。





建築にあたりアンリ・ラパンたフランス人芸術家やデザイナーの協力を得て、内装部材はフランスから輸入したそうです。和の精神を取り込んだ部分もあり、戦後の一時期は首相公邸や白金迎賓館として使用されました。



故宮博物院

2019年09月03日 09時56分52秒 | 旅行

先週は台湾に行きました。
2日目の自由行動日には故宮博物院を見学しました。
ここは世界4大博物館の一つで、蒋介石率いる国民党の旗色が悪くなるや貴重な文物を中国本土から運び出したため中華文化の至宝が揃っています。
また見学者にとって2016/12以降写真撮影OKになったのもうれしいことです。
故宮博物院は建物自体も見応えがありました。


故宮博物院で最も有名な展示物はこの翠玉白菜です。ミュージアムショップでも白菜をモチーフにした土産が沢山並べられていました。
白菜は清の第11代皇帝光緒帝の后が嫁入り道具で白は清廉潔白を、緑葉の部分に乗っているキリギリスとイナゴは子孫繁栄と多産を象徴しているそうです。




展示物は殷、周の時代から清、近代まで様々ですが、展示物が多いので紀元前の青銅器と清の時代の精緻で美しい工芸品を重点的に見学しました。


目についた展示物で最も古い物は夏の時代の牙璋です。玉で出来たBLADEと説明がありました。


興味深かったのは文書に朱書きがあるもので、朱書き部分は皇帝の直筆が追加されたものなので希少価値が高いものとなっています。





清の乾隆帝の時代の工芸品は大量に展示されていました。いずれも精緻で美しいものでした。


中には西洋人女性が描かれた物もかなりありました。
4時間ほど見学したのですが、まだまだ見るべきものは沢山ありました。
日本語の音声ガイドと一部ですが日本語の説明もありました。機会があればまた行きたいと思います。