遅生の故玩館ブログ

中山道56番美江寺宿の古民家ミュージアム・故玩館(無料)です。徒然なる日々を、骨董、能楽、有機農業で語ります。

トイレ美術館18 加藤東一『洋梨』(日本画、色紙)

2023年12月05日 | 絵画

昭和の代表的日本画家の一人、加藤東一の小品です。

加藤東一『洋梨』、水彩? 色紙。昭和。

加藤東一(かとうとういち、大正五(1916)年ー平成八(1996)年):岐阜市生れ。日本画家。東京美術学校卒。山口蓬春に師事。日展理事長、芸術院会員、文化功労者。

独特の色使いが特徴的です。

私には水彩画のように見えます。しかし、濁りがあります。岩絵具も併用しているのでしょうか。

素人には窺い知ることができない技法で、独特の色調が作り出されているのかもしれません(^.^)


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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
遅生さんへ (Dr.K)
2023-12-05 10:54:42
柔らかな、独特な色調ですね(^_^)
瑞々しさも感じ、食べてみたくなりますね(^_^)

現代の日本画の画材は、何を使っているのか分らないところがありますよね。
それだけに、研究を重ね、努力を重ねているのでしょうけれども、、、。
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Unknown (1948219suisen)
2023-12-05 12:29:12
魅力的な色合いの洋梨の絵ですね。写真のような写実も良いですが、こういう魅力的な色合いは絵画だからこそですね。リビングに飾っていたら、心癒されそうです。
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Dr.Kさんへ (遅生)
2023-12-05 14:36:19
加藤東一の絵は、金華山や鵜飼など地元を描いた絵、非常に暗い絵、明るい絵の3グループ位に分けられると思います。
その中で、今回の品は、明るい部類に入ります。
他に、非常に少ないですが、能を描いた絵もあるので、何とか入手したいと思っています。
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1948219suisenさんへ (遅生)
2023-12-05 14:43:30
描かれたものは、画家によって再構成された洋梨ですから、色目も含めて訴えるものがありますね。
今回の品は、どこへ飾っても治まる絵だと思います。
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