李朝の鉄絵花瓶です。
蕨のような模様が、鉄釉で描かれています。
最大径 17.4㎝、口径 11.8㎝、底径 11.4㎝。高 26.8㎝。重1.92㎏。李朝時代。
少し鉄分が含まれた土です。
内側には轆轤目が見られます。全面施釉されています。
外側の表面には、横へ引いたような跡がたくさんあります。
表面を整える時に、含まれた小石で跡がついたのでしょうか。それに対して、内側の表面は滑らかです。
この品は、元々、物を入れる容器だったのでしょうが、前所有者により、銅の落しが作ってありました。
ですから、やはり、花瓶として使ってやるのが良いと思います。
文様は何を描いたのでしょうね?
やはり、蕨でしょうか、、、?
高台仕上げがかなり綺麗ですね。
前所有者は、わざわざ、銅の落しを作ったんですか(^_^)
今では、物を入れたり、そのまま飾ったりするよりは、花生けにするのがお似合いなのかもしれませんね(^_^)
花を入れるは、ちょうどいいのかもしれません。
というのも、これは、普段、花生として使っていただいている数少ない品です(^.^)