遅生の故玩館ブログ

中山道56番美江寺宿の古民家ミュージアム・故玩館(無料)です。徒然なる日々を、骨董、能楽、有機農業で語ります。

ものぐさ有機農業。モロヘイヤは王女マルガリータ。

2019年10月11日 | ものぐさ有機農業

10月に入っても、異常な暑さです。

そのためか、今年は、オクラがまだ成長中、2.5mにもなってしまいました。

 

おまけに、オクラではご法度のひこばえまで茂っています。

このひこばえにまで、花と実が。

 

 

こりゃあ、盛期の8月よりも多い。

やっぱり熱帯原産は、暑さが好きなんですね。

 

 

 

もう一つの熱帯産。モロヘイヤです。

この間、丸刈りにしたのに、もうこんなに伸びています。

 

鋸鎌で、ザッザッと刈ります。

 

3分もすれば、これこの通り。

 

もう一方も。

両方スッキリ、王女マルガリータです(笑)


実はこの方法、実戦であみ出した、数少ない有効技です(^^;)

ものの本には、モロヘイヤの若芽を摘みましょう、と書いてあります。

でも、真夏の炎天下に、何百枚もの若葉を摘んでいたら倒れてしまいます。

そこで、鎌で丸刈りにしてしまうのです。数分で終わります。


この方法の利点は3つ。

①短時間で畑仕事を終われる

②すぐに、柔らかい葉が芽吹いてくる

特に、②がすぐれています。新しく出てくる葉や茎は、本当に柔らかい。また、これまでのように、柔らかな葉を選んで摘めば、ひねた葉は残ります。花も咲く、実もなる。これはまずいのです、実には毒があります。花や実をつけるのは子孫を残すため。本体は老化します。ですから、全体を思い切って刈ってしまえば、次に出てくるのは若葉ばかり、しかもそのスピードははやいのです。

 やはり、王女マルガリータは若く、美しい少女なのですね(^.^;)


スイートバジルも同じ要領で丸刈りにすると、老けずにいつも若々しい状態に保てます。

 

刈り取った葉は、柔らかいものをしわけして取り出します、撮りためた骨董番組でも見ながら(^^;)

 

葉はゆでてから、袋に入れて冷凍します。

こうしておけば、解凍してダシ醤油をかければ、一品の出来上がり。


ちなみに、ここまで、すべて、男の作業でありました(*.*;)

 

 


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8 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Dr.kさんへ(弐) (遅生)
2019-10-11 22:10:17
いざというときのため、普段から不断の努力。平穏な環境を保つには、地道なお務めがあるのみです。もはや、ウソ、ごまかし、フェイントは通じません(^^;)
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遅生さんへ (Dr.K)
2019-10-11 19:45:59
道楽(=道を極める)のためには、耐えがたきを耐え、忍び難きを忍び、ですよね(笑)。
私も同じで、いろいろと、形は異なれど、陰ながら努力はしております(笑)。
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みゃー大工さんへ (遅生)
2019-10-11 15:44:49
恐妻家≠愛妻家▲であります(^^;)

王女マルガリータ、本当に、薄幸で薄命でしたね。それに比べれば、モロヘイヤのマルガリータは、生気に満ち満ちてます。
そのネバネバをいただいてアンチエイジング!
女性の美容にもいいそうです。
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Unknown (みゃー大工)
2019-10-11 14:02:33
ベラスケスの絵で有名な、王女マルガリータのことだと思って、、、
早婚、で21で亡くなっているんですよね。
ラヴェル「亡き王女のためのパヴァーヌ」のモデルだと思って、見に来ましたw

オクラ、西日本はこんなに元気なのかと!
モロヘイヤと言い、ねばねば食品は美味しいです。

そうですか、恐妻家✖愛妻家〇ですね。
微笑ましいでーーーーす
この調子でラブラブしてくださいねっ♡
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みことさんへ (遅生)
2019-10-11 13:43:54
スイートバジル、めちゃくちゃに育ちます。
ナメクジやカタツムリは時々見ますが、食べられる以上に生育する速度が速いです。
黒マルチを敷いた所に植えるので、隠れ場所が少なく、ナメクジなどにやられ難いかもしれません。
ビールのトラップなどで退治できるそうですので、なんなら一度試してみてください。
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Dr.Kさんへ (遅生)
2019-10-11 13:38:34
> しっかし~、冷凍にし、食べるまでにする作業は、すべて男の仕事とか(><)

そうなんです。私は隠れ恐妻家なのです(^^;
だんだん、公になってきました。それもこれも、すべては道楽のため。

道楽:道を楽しむ。
    道を極める?(^|^;)

好みにもよりますが、モロヘイヤ、結構おいしいと思います。我家では、夏場、不足する青野菜のかわりに、何にでも使います。主張が少ない野菜なので、何にでもあいます。それに、ネバネバは、体に良いそうですから、目をつぶっていただきましょう(^.^)
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スイートバジル (みこと)
2019-10-11 12:23:55
見事なオクラですね。
オクラは花も好きです。

我が家の場合、スイートバジルはカタツムリに一晩で食べ尽くされ、マルガリータどころか茎もなくなりそうな勢いで地植えができません。
カタツムリやナメクジ対策はどうされていますか?
対応万全でカタツムリがいないのでしょうか?
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遅生さんへ (Dr.K)
2019-10-11 11:19:28
あれっ、まだオクラが元気なんですか。
それも、ひこばえから、盛期の8月よりも多くの収穫が出来るとは、、、(@_@)
我が家の家庭菜園では、既に枯れ、昨日、全部抜いてきました。


モロヘイヤも、葉は既に枯れ、枯れた実だけになってしまいましたので、昨日、種を採ってきました。
先日、モロヘイヤは、途中、茎を刈り取ることを教わりましたが、そのようにすれば、若葉が出てきて、今でも、若葉の収穫ができるわけですね。
しっかし~、冷凍にし、食べるまでにする作業は、すべて男の仕事とか(><)
それに、私は、モロヘイヤは、あまり好きじゃないんです、、、(><)
この方法ですと、いつまでもモロヘイヤを食べさせられそうですね(><)
私としては、ちょっと、熟慮する必要がありそうです(笑)。
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