竹花入れも一段落ところが、ところが、年末になり、大掃除を仰せつかって納戸を開けたところ、この品が掃除道具の間に鎮座しておられました。
高 55.3㎝、底径(最大) 18.7㎝、口径(最大) 11.4㎝、重 2.0㎏。明治―大正。
先に紹介した巨大竹花生けとよく似ています。
高 73.7㎝、底径(最大) 25.2㎝、口径(最大) 16.7㎝、重 3.75㎏。明治―大正。
今回の品は、先日の物より一回り以上小さいです。なので、名称を、『大花活け』としました(^^;
竹の風格や味わいは、先の巨大花活けと遜色ありません。
今回の品の特徴はその形です。基本的には先の品と同じく、2つの口が開いています。しかし、今回の品では、二つの花入れ部分が上側が非常に大きく、下側が小さいのです。
こんなに異なった大きさの口、特に下側にどうやって花を入れたらいいのでしょうか。上と下とで使い分けがありそうですが、私には全くわかりません(^^;
ということですので、今回も花はパス。かわりに、その肢体を眺めて遊ぶより外ありません。
何か言いたげな・・・・
しかし、誰も聞いてくれないので
寂しそう(^.^)
私も見立てが好きです。
今は何の役にたたないガラクタも、見立ててやれば、それなりに価値が出るかと(^.^)
尺八か、と思うような竹花生け?がありましたので、ありましたので、またブログで紹介します。
下部は、宮島・厳島神社の海上に立つ赤い鳥居の下部もそんな感じでしたょ。小さくて広大なる印象です。^^
古民家ミュージアム・故玩館には、ブログに飽きることなく公開するほどたくさんの小道具があるのですね。
いちどに見物したいと思わせます。
一応素人なりに考えてみました。
下側に、もこもことした茂みをつくり、上側にすっと上品な花を挿す(^.^)
でも、寂しそうなので、話しかけてあげたくなりますね。また、話かけると何か返事してくれそうにも感じますね。たまには、すねてみたり、、、。
やっぱり、花を入れてほしいのでしょうか。
再発見されて嬉しくてもスネてる、とか?