菅総理が、日本学術会議の会員候補6人の任命を拒否したという。
理由は明かにされていません。
ん!ここは日本ではなく、中華人民共和国か、それとも朝鮮民主主義人民共和国か?
昨今、菅総理大臣の人物像が盛んに流されています。
「叩き上げの苦労人。貧しい農家の息子が、集団就職で田舎から上京し、苦学した末、政治家への道を志し、努力に努力を重ねて、ついにトップへ上り詰めた」
・・・・いかにもよくできた話ですが、どうやら、マスコミとぐるになって流布したサクセスストーリーであることが明らかになってきました。
大体、魑魅魍魎たちが蠢く政界で、このような美談があろうはずがない。「権謀術数をめぐらし、ついにトップへ上り詰めた」にすぎません。
ところで、今日のTV『ひるおび!』、面白かったです。
いつも、思わず苦笑するような屁理屈をならべて、政府を擁護しているコメンテーター田崎史郎が、珍しく筋論をのべていました。
「任命権者は総理にあるとしても、拒否する場合はその理由をきちんと言うべきです」
いつもの田崎スシローさんからすると、耳を疑う発言でした。なんと、菅総理が行った学術会議会員の任命拒否には問題がある、とおっしゃったのです(^^;
田崎のオジサン、心を入れかえたのか?
思い当たるふしがあります。
数日前、共同通信の柿崎明二が、菅内閣の首相補佐官に就任することが報道されました。
田崎のオジサンにしてみれば寝耳に水、「何でアイツが!!!!!」
それまで、『ひるおび!』などTVでしばしば二人は同席し、必死で安倍内閣の愚策を擁護する田崎オジサンに対して、コメンテーター柿崎は利いた風な物言いで、筋論を展開していたからです。
しかし、もうすでにこの時、共同通信柿崎明二の内閣入りは決まっていたのです。フェイントをかけていたのですね。
田崎のオジサン、してやられました。トンビにアブラゲをさらわれたのです。
散々尽くしてきた安倍内閣。その官房長官であった菅総理に袖にされたのですから、怒り心頭。世間的には、ピエロ以下の哀れさ(^^;
改心して、少しはまともな事も言おうと思うようになったのでしょうか。
今後に注目です。
さて、ここで疑問が。
田崎のオジサンにまで問題といわれる任命拒否を、菅総理はなぜ行ったのでしょうか?
「政府に逆らってばかりいる奴らは気に喰わん。オマエらの任命は拒否だ。問答無用!」
というのが、一般に言われている理由です。
安倍前総理がやろうとしてやら(れ)なかったことを、白昼堂々と・・・・さすがに叩き上げ、どんなことでもやる。
しかし、これは、菅という男に似つかわしくありません。
裏で隠蔽や改竄をおこない、後は知らぬ存ぜぬ。これが、陰の主役の役所です。
よく見ると、それに相応しい容貌をしていらっしゃる。
女性と違って、男は化けることができません。年齢がいくと、これまでの人生が貌に溜まってくるのです(^^;
では、裏役のはずの菅総理が、あえて表に出てまで、日本学術会議会員の任命を拒否したのはなぜでしょうか。
その謎は、コンプレックスにあると思われます。
安倍前総理と同じく、学術(歴?)コンプレックスです。日本学術会議などというもの自体がお気に召さないのでしょう。おまけに、自分たちの意のままにならない。
人間は神ではありません。誰しも、コンプレックスをもっています。コンプレックスから逃れることはできません。問題は、コンプレックスをかかえてどう生きるかです。その生き方によって、人間性が決まってきます。
コンプレックスをバネに、自分を向上させる人がいる一方、逆に、コンプレックスを外へむける人間も。コンプレックスが外に転嫁されると、妬み、恨み、怒りの感情が、騙しや強圧などのかたちをとって表れます。画家志望が叶わなかったヒットラーが、芸術を弾圧したことはよく知られています。
こういう類の人間が、政治家となって権力を握ると非常に危険です。
人々のコンプレックスや欲望知りつくしているがゆえに、それらを逆手に取り、扇動して対立をあおります。その際、論理より情緒、多様化よりも単一化が優先されるのはいつの時代も同じです。その結果、薄ら寒い世の中が到来し、政治家はその野望(多くは戦争)を遂げることができるのです。
コロナのどさくさに紛れて、トンデモ政治家が本性を表しはじめたようです。
恥ずかしいほどチープなサクセスストーリーは、おそらく政府の世論操作に暗躍する電通がつくったものでしょう。
こういうブラック企業が、大学生の就職ランキングで上位にあるとは驚きです。
しかし、今や、電通を押さえて、日本政府がブラックのトップで電しょう。
国家公務員を志望するのは、毒を喰らわば皿までの学生だけ?(^^;
少し知恵がはたらく者なら、この6人だけではなく目くらましに3人くらいを水増しして、9人をアウトにして、カモフラージュするでしょう。
共同通信から内閣補佐官になった柿崎も含めて、取り巻き官僚たちのオツムの程度がしれますね。菅総理本人は言わずもがな(苦笑)。
”雪深い秋田の出、集団就職、苦学”
は決して恥ずかしいことではありません。
でも、これを自ら看板にかかげて宣伝する態度は初めから不愉快でした。
こういう人は他人にやさしくなるか、反対に劣等感を持ち、闘争心で意に沿わない相手を攻撃し、策を弄してやりこめようとするかの正反対の人格になると思われます。
彼は後者のようですね。
当時高校生の集団就職なんてありましたか?
金の卵は中学生だったような気がします。
今後が心配ですね。
(注)
[2015年9月に成立。集団的自衛権の行使を可能にすることなどが盛り込まれ、戦後日本の安全保障政策が大きく転換することになりました。政府は「平和安全法制」と呼んでいます。自衛隊の活動範囲も拡大され、翌2016年3月の施行後、これまでに、南スーダンに派遣した陸上自衛隊の部隊に「駆け付け警護」などの任務が付与されたほか、海上自衛隊による「米艦防護」や北朝鮮のミサイル警戒にあたるアメリカ軍のイージス艦への燃料の提供といった新たな任務が行われています](NHK)
に強烈に反対していることですね。
これは外敵を利する行為と首相は判断したのでしょう。
出だしでこうですから、先はもっと酷くなりそうです。
権力という刃物は、それを使う人間によっては致命的な凶器となります。
政治家には、人間性のチェックが必要です。
残念ながら、一発でアウトになりそうな人物ばかり(^^;
おっしゃる通りと思います。
この首相の下で、どんな日本になるのか空恐ろしい。
大学の二部は苦学ではなくて、他に問題が・・・とも言われてますよね。
木で鼻をくくったようなものの言い方にすべてが顕れています。恵まれない人への共感はなさそう。まず自助とか言われそう。
懐の狭い人間だけは願い下げですね。
こういう人間が図に乗ると、何を仕出かすかわかりません。
目的のためには手段を選ばない世界に住んでいる者たちですから。
今回はちょっとびっくり。なるほどコンプレックスが随所に現れていたんですね。
小池都知事との確執も、どこか情緒的で懐の狭さを感じます。
ケータイ値下げは正論なんでしょうが、何かやり方に怖さを。。。。
「国民」をバックに、やたら強権をふるいそうな気がします。すり替えが恐ろしい。
歳をとっていいことは何一つとしてありませんが、こういう知恵は例外(^.^)
その点、役者は演じるプロです。
小泉新次郎なぞ、大根役者にもなれません。
それでも、小泉サーン、安部サーンとキャアキャア叫ぶオバサマたちがいるんですね。菅総理の場合は、その可能性だけはゼロでしょう(^^;
ここは、冷静に、注視していく必要がありそうですね。
かなりコンプレック持っていると感じておりました
顔つきに現れていますよ