竹紫館剣道

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冬合宿二日目(道場編)

2007-12-09 | 行事



『2日目、朝6時半。キーンと冷え、シーンと寝静まった館内・・・。
『眠っている子どもたちを起こしては行けない!』と思い、抜き足差し足のつもりが
「ピシっ! ミシっ! ギーっ!」と、階段や廊下が私の歩みに合わせて
目覚まし時計のように鳴り響く・・・。
夏も朝の担当だったが、夏よりも寝やすく、暖か~い寝袋が恋しいのか
7時の声を合図にボーっとしながら起きた子ども達だった。

朝のメニューは、目玉焼き、ウインナー、サラダ、和風だしスープにパン。
迷子のきゅうり探し、電気とばし、数回の味のチェックなどを乗り越えた
5人のママパワーの結集作?を 食べ方いろいろ、個性いろいろで食べている子ども達に
『みんな今日も一日がんばってね!』と願わずにはいられない。

今回、中学2年を筆頭に 館生ひとりひとりの成長ぶりが目についた。
1度声をかけてお願いすると、年上の子は、下の子の面倒を良く見てくれ、
寝袋の片付けの手伝いや 荷物の整理整頓のチェック、食事の配膳等を進んでしてくれている。
下の子たちも 机拭きや、机運びの手伝いなど、自分の出来る事を頑張ってくれ、
「これ誰の~?」「きちんと○○しなさ~い!!」などの
私たち大人が言う言葉が、めっきり少なくなっていた。

ほんのり・じんわり暖かな気持ちにさせてくれた子ども達は、
時間になると、自分達から凛々しい剣士に変身し ていき
またひとつ成長するために稽古場へと向かって行った』 (記事 スマイリー)

遅い朝食をお母さん達が済ませ、しばしの休息の後
さあ、今日もガンガン飛ばします。

三種類のおにぎりを炊飯器フル回転で炊いて握るも、時間に追われます。

『おにぎり作りが人手が足りず、間に合わない…
 豚汁のダシがない…
 コンニャクがない…
 おにぎり用のノリがない…
 とっても焦りましたが、お母さん方のパワーフル回転で何とか間に合いました。
 また、戸塚西中、蕨二中、戸田東中の子供達は、豚汁を1滴残さず食べてくれて
 とても嬉しかったです』(記事 シュナ)


合宿参加中学生へさし入れの豚汁作り。
この後好評なのを聞いて、大鍋に移して沢山作り直しました。
味付けの仕上げはベテランママさんが。頼りにしています!

戻ってきた子供達が着替え、席に着いた頃には何事もなかったかのように支度を終了。
昼食のメニューは「おにぎり、豚汁、コロッケ、唐揚げ」に、水島先生がさし入れて下さった
蜜たっぷりの林檎がデザートに添えられました。


食べ終わった子供達には疲れも出始めています。
昨日よりは若干静かに休憩時間を過ごしている子が多かったようです。
それぞれの体調を観察しながら、午後の稽古で気を付けた方がよい子を
さり気なくチェックしています。
体育館で子供達の面倒を見てくれているベテランのお母さん方は、本当に凄いんです。

乙女の恥じらいは忘れても、自分の食事は絶対忘れない私達。
少し遅い昼食を、手早くたっぷり済ませます。
途中子供達が準備を始めて体育館に向っても、動じない。ひるまない。残さない…

さあ、残したのは後片付けだけとなりました。
途中、体育館の館内大会を見学に行ったりと抜け出す事もありましたが
手の空いたお母さん方で手早く用具の後片付けや洗い物を済ませていきます。

「今、稽古を終えてそちらに向いました」
子供達と共に体育館で使用した大量の荷物も運び入れ、静かだった道場が
にわかな活気と終わった安堵感の入り混じった、独特の雰囲気を漂わせています。
間もなく先生方も帰ってきて、子供達は沖田先生を囲み、合宿での総括をお話いただきます。

館内大会表彰式を終え、記念の撮影。
この後、子供達は保護者の方に向きなおり、2日間のお礼を言い、合宿は終了したのです。
ご指導いただいた諸先生方に、厚くお礼を申し上げます。ありがとうございました。
最後に残ったおにぎりや豚汁をみんなで平らげ、荷物を持ってそれぞれの帰路につきました。

体育館でお手伝いいただいたお父さん方です。ありがとうございます。
写真には写らなかったお母さん方にも、2日間のご協力を感謝いたします。
これにて、冬合宿(道場編)、幕引きとさせていただきます。
読んで下さって、どうもありがとうございました。

(補足記事 かりんこ)



12月8、9二日間の合宿も夏季合宿同様、…道場組…も無事終える事が出来ました。
四部のお当番制だったのですが、お当番以外の時にも快くお手伝いをいただきました。
また、時間に追われながらも和気藹々とした雰囲気での作業は
気持ちが和み、有り難いものでした。

最後になりましたが、ご協力ありがとうございました。

(会計 安藤)

冬合宿二日目(体育館編)

2007-12-09 | 行事
やわらかい日差しが差し込むものの、今日も床は冷たい体育館で
冬合宿2日目がスタートしました。
怪我のないよう気をつけて、今日も精一杯頑張ってください。


今日もお忙しい中、多くの先生方が子供達の為に合宿に参加して下さいました。

昨日ご指導していただいた注意点は、意識して稽古に取り組む事ができたでしょうか。
他の人が注意されている所は、自分自身も気をつけながらできたでしょうか。
本気で何かを掴もうと思えば、順番を待っている時でさえ得るものはあるのです。
人より多く稽古をしよう、人より多くの事を気にかけようという気持ちが大事です。
人よりも楽な方にいよう、人の事などどうでもいい、そんな人は、
どんな物事においても、実力を伸ばすことも、発揮することもできません。
稽古の質は、自分自身で高める事ができるものなんです。



体育館での稽古をサポートしてくれる、頼もしいベテランのお母さん達です。
休憩を挟み、水分を摂りながら頑張ります。


今日は基本組に混じって、婦人部の方も一部参加しています。
頑張りますね~。


そろそろ午前中の稽古が終わりに近づきました。
注意点を反芻しながら、もう一踏ん張り。




ここで一旦お昼を挟みます。

『2日目お昼、他校の中学生へさし入れの豚汁、大鍋を見事に完食!!
 1人3~4杯も食べる子もいて、父母会の温かいさし入れに感謝していまた。
 汁が1滴も残らなかった事にもびっくりです。
 美味しかったよね!』(記事 どんぐり)

さし入れの豚汁を毎回楽しみにしてくれているとお聞きし、嬉しくなりました。
冬の体育館は本当に寒いですから、つかの間でも豚汁で体を温めていただければ幸いです。


午後の稽古が始まりました。


小学生はしばらく稽古をした後、高学年・低学年に分かれて館内大会を行います。

高学年は病欠で人数が少なかったのが残念でしたが
低学年の試合はなかなか見応えがありました。

【館内大会結果】

水島杯(高学年)
  優勝   松下純平
  準優勝  萬徳伸之

内田杯(低学年)
  優勝   安藤 玲
  準優勝  水島昴平
  第三位  武田 響


館内大会が終わると、冬合宿もいよいよクライマックスに突入です。
小学生も中学生も、先生方や先輩方の胸をお借りして、力の限り飛び込んで行きました。





2日に渡って行われた今年の冬合宿も、こうして無事終えることができました。
お忙しい中子供達のご指導をしていただきました先生方に、心より御礼申し上げます。
ありがとうございました。


『「今まで指導していただいたことを、しっかりやろう。夏の合宿の時と同じ事を
 注意されないようにしよう」こう話をして竹紫館道場の冬合宿に参加しまた。
 しかし午前の基本練習の開始早々、七条先生、神戸先生からいただいたご指導は
 やはり、声・腕の振り・さばきなど、前回受けた注意と同じものでした。
 普段の稽古とは、嘘をつかないものですね。
 小学生の元気な、そして気合の入った声を聞きながら中学生の皆も気持ちを
 切り替えて頑張っていました。この中から1人でも多く、来年の学総で
 成果を上げてくれる選手が出ることを期待しています。
 竹紫館の皆さん、ありがとうございました』(蕨市立第一中学校 剣道部顧問)

『今回、竹紫館合宿に参加させていただきまして、ありがとうございました。
 声・足さばき・すり足など基本を、できるまでくり返し教えていただきまた。
 一日中剣道をすることが、はじめての生徒が多かったのですが、苦しい稽古を
 みんなで乗り越える充実感を味わうことができたと思います。
 今後の部活動に、それぞれが感じたこと・学んだことを、ぜひ、
 生かしていってくれればと思います』(戸田東中剣道部顧問 島崎先生)

『合宿に参加させていただき、ありがとうございました。
 放課後に部活動として練習するのとは違い、気合の入った練習を
 一日にわたってすることができました。また、稽古に対する姿勢も
 教えていただくことができ、明日から新たな気持ちで練習に臨めそうです。
 東中としての課題も見つかり、今後ますます真剣に本気で練習に取り組んで
 ほしいと思います。最後になりましたが、2日間にわたり、ご指導いただき
 本当にありがとうございました』(戸田東中剣道部顧問 久保田先生)


(補足記事 かりんこ)