木工芸・漆・道具        

 木肌の美しさに惹かれ、指物の伝統技術と道具に魅せられて・・・・・ 木工芸 市川 (宇治市炭山)

桐箱の制作

2018-05-18 21:51:27 | 木工
このところ多い桐箱の制作です。

天板、底板と側板は留付三枚組接ぎ。
簡単なようで、桐でこれをきちっと作るのはなかなか厄介です。


仮組みしたのですが、底板と側板に留めを付けるのを忘れました。(>_<) 底板の作り直しです。


組み立てには木釘を使います。卯木を使い、太さは板の厚みに合わせて削ります。


天板、側板、底板の組み立て完了。

ところで、工房で使っていた流し台、中古で手に入れ18年程使い底板が落ちてしまうなどそろそろ限界に近づいたので買い換えました。

きれいになりました。

ところが、流し台をどけてびっくり、床や雑巾摺の一部にシロアリにやられた痕が・・・

床板をめくってみると、床下から上がってきたのではなく隣に置いた自作の棚の台輪の材についていたようです。
もうシロアリ自体はいないようです。


シロアリにやられた部分を切り取り、別の材に取り替えました。これで一安心。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 日本伝統工芸近畿展 | トップ | 全国煎茶道大会 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

木工」カテゴリの最新記事