木工芸・漆・道具        

 木肌の美しさに惹かれ、指物の伝統技術と道具に魅せられて・・・・・ 木工芸 市川 (宇治市炭山)

もう3月

2010-03-03 20:33:26 | 木工
時間の経つのは速く、気がつけばもう3月。
今日から椅子の制作に取りかかりました。


作るのは、定番のアームチェア。Mさんの浜松のご実家からの注文です。1脚ですが今回は拭漆で仕上げます。


タモを用い、部材の木作りをしました。座板は幅50cmの1枚板を使います。


この荒削りで活躍するのが自動鉋盤。取り付けたインバータもちゃんと作動してくれています。
当初の設定は、60Hzの通常の速度。


ダイヤルを回すと周波数が変わり速度が落ちます。
今のところ半分の速度の30Hzまで無段階に落とせるようにセットしています。
このくらいでほぼ逆目を止めることができます。

ところで先日、日本伝統工芸近畿展に搬入した「栃拭漆重箱」、今日入選通知が届きました。 「ホッ!」
展覧会はちょっと先ですが、京都が5月下旬高島屋で、大阪が前期6月中旬から京阪百貨店守口店で開催されます。
コメント (2)
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