本日、
「昭和天皇はA級戦犯が靖国神社に合祀されたことに
不快感を持っておられた。」
と、富田朝彦・元宮内庁長官の生前のメモがあったことを
衝撃的に飛び込んできたニュースは伝えました。
もちろん各方面にこの記事の波紋は大きく広がっているようです。
近隣諸国(主に中国韓国)とは、靖国参拝を基軸にして
摩擦が続いています。
「靖国神社にはA級戦犯が合祀されている。
そこに国家元首が参拝することは、大東亜戦争時
侵略を犯した日本が、その悔い改めを正しく行っていない
ことを象徴している。」
との主張によるもののようです。
今、にわかに問題になっているのは
●昭和天皇さえも、A級戦犯合祀に不快感をもたれていたのに
日本の総理(現在は小泉首相)そして政治家は靖国参拝を
今までのように行うのか?
ということではないでしょうか?
私は、このメモの信憑性をまず正確に確認しなければならないと
思います。
★なぜ今この時期にこのメモの存在が明かされたのか
いよいよ、退任を控えた小泉総理が8月15日に靖国参拝を
実行するのではないか。との声もささやかれる中、
また、次期総裁に名乗りを上げる候補者がどのような歴史観を
示すのか。
このように考えると、何らかの背景があるように思えてならないのです。
(私の素人考えですが・・・)
私個人の意見は、
靖国神社は『いわゆるA級戦犯』と言われる人たちの合祀は
当然であると考えています。
なぜなら、極東軍事裁判(東京裁判)が、国際法を無視した
勝利連合国の、押し付け裁判であると考えるからです。
ゆえに、その裁判の中で不当に裁かれた軍人達は、
すべからく大東亜戦争における、殉死であると思うからです。
《以下は、私が思う所を本当に勝手に書かせていただきますので
何卒お許し下さい。》
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(ここで、よくいわれるのは、東条英機をはじめとする参謀が、
無理無謀な戦略を立てたことにより、日本国民を戦渦に巻き込んだ。
との意見がでて、その戦争責任は全て指導者にあるのだから、
彼らが祀られることなどありえない。
との意見であります。
しかし、本当に戦争は『いわゆるA級戦犯』のみで始まり
激烈極まりない戦いを強いられたのでしょうか?
この部分を、戦後私達は十分な検証を行うことなく
歴史観を醸成させてしまったのではないでしょうか?
明治維新によって、近代化の波に飛び込んだ日本は
植民地支配を押し進める欧米列強の支配を免れる手段として
帝国主義をしいたのです。
そこで三国干渉が行われ、日本は辛酸をなめます。
そして避けられなかった日露戦争。
臥薪嘗胆を合言葉に、国民を巻き込んだ日本初めての
外国との戦争を行った結果、勝利の歓喜に酔いしれます。
しかし、当時の指導者東郷平八郎はこのように語るのです。
「勝って兜の緒を締めよ」
そして、多くの知識人はアメリカとだけは一戦交えてはならない
と語ります。
しかし、その思いも虚しく、ロシアに勝利した時から
アメリカは日本をターゲットにしていたのです。
国内においては軍部が暴走し、国民を挙げての戦争賛成論が
渦巻き、戦争から免れることは出来ない状況を生み出していました。
ここで、国民感情を煽ったのは他でもなく時のマスコミなのです。
開戦時の状況
日本を取り巻く環境
東京裁判の進行 など
そのどれをとっても、この裁きは不当かつ法的根拠を持たない
のではないでしょうか?
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
その当時の大日本帝国憲法下において、軍の最高責任者として
あらせられた昭和天皇が、A級戦犯について、現在の近隣国と同じような
所見で、合祀を不快とされていたとは到底私には思えないのです。
東条英機をはじめ『いわゆるA級戦犯』達は、
自らが処刑されることを、当然として受け入れています。
裁判をよく読めば、そのことが分かるように思います。
昭和天皇が『いわゆるA級戦犯』を非難することは、
陛下ご自身の完全なる自己否定であり、また自らを
戦争責任の枠外にあろうとする行為であるように
感じるのは、言いすぎでしょうか?
もし万一このメモが真実であったとしても、
そのご真意を今一度尋ねなければならないと思います。
歴史の鍵がひとつ開けられたと思えば、
大変意味のあるものになるのではないでしょうか?
皆様のご意見を頂ければ幸いです。
長文失礼しました。
「昭和天皇はA級戦犯が靖国神社に合祀されたことに
不快感を持っておられた。」
と、富田朝彦・元宮内庁長官の生前のメモがあったことを
衝撃的に飛び込んできたニュースは伝えました。
もちろん各方面にこの記事の波紋は大きく広がっているようです。
近隣諸国(主に中国韓国)とは、靖国参拝を基軸にして
摩擦が続いています。
「靖国神社にはA級戦犯が合祀されている。
そこに国家元首が参拝することは、大東亜戦争時
侵略を犯した日本が、その悔い改めを正しく行っていない
ことを象徴している。」
との主張によるもののようです。
今、にわかに問題になっているのは
●昭和天皇さえも、A級戦犯合祀に不快感をもたれていたのに
日本の総理(現在は小泉首相)そして政治家は靖国参拝を
今までのように行うのか?
ということではないでしょうか?
私は、このメモの信憑性をまず正確に確認しなければならないと
思います。
★なぜ今この時期にこのメモの存在が明かされたのか
いよいよ、退任を控えた小泉総理が8月15日に靖国参拝を
実行するのではないか。との声もささやかれる中、
また、次期総裁に名乗りを上げる候補者がどのような歴史観を
示すのか。
このように考えると、何らかの背景があるように思えてならないのです。
(私の素人考えですが・・・)
私個人の意見は、
靖国神社は『いわゆるA級戦犯』と言われる人たちの合祀は
当然であると考えています。
なぜなら、極東軍事裁判(東京裁判)が、国際法を無視した
勝利連合国の、押し付け裁判であると考えるからです。
ゆえに、その裁判の中で不当に裁かれた軍人達は、
すべからく大東亜戦争における、殉死であると思うからです。
《以下は、私が思う所を本当に勝手に書かせていただきますので
何卒お許し下さい。》
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(ここで、よくいわれるのは、東条英機をはじめとする参謀が、
無理無謀な戦略を立てたことにより、日本国民を戦渦に巻き込んだ。
との意見がでて、その戦争責任は全て指導者にあるのだから、
彼らが祀られることなどありえない。
との意見であります。
しかし、本当に戦争は『いわゆるA級戦犯』のみで始まり
激烈極まりない戦いを強いられたのでしょうか?
この部分を、戦後私達は十分な検証を行うことなく
歴史観を醸成させてしまったのではないでしょうか?
明治維新によって、近代化の波に飛び込んだ日本は
植民地支配を押し進める欧米列強の支配を免れる手段として
帝国主義をしいたのです。
そこで三国干渉が行われ、日本は辛酸をなめます。
そして避けられなかった日露戦争。
臥薪嘗胆を合言葉に、国民を巻き込んだ日本初めての
外国との戦争を行った結果、勝利の歓喜に酔いしれます。
しかし、当時の指導者東郷平八郎はこのように語るのです。
「勝って兜の緒を締めよ」
そして、多くの知識人はアメリカとだけは一戦交えてはならない
と語ります。
しかし、その思いも虚しく、ロシアに勝利した時から
アメリカは日本をターゲットにしていたのです。
国内においては軍部が暴走し、国民を挙げての戦争賛成論が
渦巻き、戦争から免れることは出来ない状況を生み出していました。
ここで、国民感情を煽ったのは他でもなく時のマスコミなのです。
開戦時の状況
日本を取り巻く環境
東京裁判の進行 など
そのどれをとっても、この裁きは不当かつ法的根拠を持たない
のではないでしょうか?
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
その当時の大日本帝国憲法下において、軍の最高責任者として
あらせられた昭和天皇が、A級戦犯について、現在の近隣国と同じような
所見で、合祀を不快とされていたとは到底私には思えないのです。
東条英機をはじめ『いわゆるA級戦犯』達は、
自らが処刑されることを、当然として受け入れています。
裁判をよく読めば、そのことが分かるように思います。
昭和天皇が『いわゆるA級戦犯』を非難することは、
陛下ご自身の完全なる自己否定であり、また自らを
戦争責任の枠外にあろうとする行為であるように
感じるのは、言いすぎでしょうか?
もし万一このメモが真実であったとしても、
そのご真意を今一度尋ねなければならないと思います。
歴史の鍵がひとつ開けられたと思えば、
大変意味のあるものになるのではないでしょうか?
皆様のご意見を頂ければ幸いです。
長文失礼しました。