真似屋南面堂はね~述而不作

まねやなんめんどう。創業(屋号命名)1993年頃。開店2008年。長年のサラリーマン生活に区切り。述べて作らず

人生に効く かもしれない先人の知恵が詰まった「きまり文句」~日めくりカレンダーにすれば?

2008-10-15 | 読書-2008
巨匠佐野眞一氏の沖縄でのインタビューのテープ起しをアルバイトでやったという国文学徒(10/5参照)による労作、ですね。
『人生に効く!話芸のきまり文句』松井高志2005年

本日現在では「1件のカスタマーレビュー」がある。
よく見ると著者のご挨拶である、と。

あちこちのサイトにご挨拶に顔出しする、まめな著者!
~他人のふりをして適当なハンドル名で激賞することだってできるだろうに、「著者です」と名乗って堂々とお勧めポイントを示す。
誠実なお人柄がにじみ出る。

しぶい。深い。広い。
欄外の豆辞典も侮れない。

昔々はラジオで落語をよくやっていた気がするのだが、最近(一部で放送してはいるのだろうが)とんと聞く機会がない。
南面堂は寄席というところに行ったことは1度しかなくて、それも35年くらい昔なんだけど。
でもラジオではよく聞いていた。過去形ね。
落語で聞いて知っているフレーズが登場すると嬉しくなるが、知らなかった言い回し(数多いのだが)はじっくり噛み締める必要がありそう。
日めくりカレンダーにして、トイレに掛けたりすると良いのかもしれない。
ま、新書をそのまま置きゃあいいんだけどさ。

そういえば、御教訓カレンダー、ビックリハウス亡き後もずっと出ていたのね。
http://www.gokyokun.com/

本の話に戻るぞ:
あとがきも面白かった。
小学校の卒業文集で、著者は「ことわざは面白い」との主張を展開したという。
(ちょっと変わったヤツ、に親近感!!)
大学での専攻は、近世文学なのでしょうね、たぶん。
でもって、就職した出版社で女子中高生向けファッション雑誌?の編集。
今はなき『mcシスター』、わたしゃマクドナルドのような感じで「まくシスター」だとばかり思ってたわ。
「エムシーシスター」なのだと初めて知った!
ワシだけ?あっはっは。


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