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真似屋南面堂はね~述而不作

まねやなんめんどう。創業(屋号命名)1993年頃。開店2008年。長年のサラリーマン生活に区切り。述べて作らず

『秋山兄弟 好古と真之―明治の人材はいかにして生まれたか』

2010-08-24 | 読書-歴史
朝日新書
『秋山兄弟 好古と真之―明治の人材はいかにして生まれたか』瀧澤 中【著】
朝日新聞出版 (2009/11/30 出版)

瀧澤中(たきざわ・あたる)

先生やおまわりさんが自分よりも年下になったことを自覚した時のショック、というのがあるヒトはおらんか?
そういえば、安倍某が何代か前の総理大臣になった際、カイシャで少し上の先輩が、「ついに総理大臣が俺より若いやつになった」と感慨というか、嘆いていたことを思い出す。

秋山兄弟について語るのなんて、当然に自分よりも年上という感覚できたのだが、なんと本書の著者は10歳近く年下だという。

けっこうあちこちに出没されている?
いつの時代にも、経営者や経営ごっこをしている層に、この手のセンセイは一定の需要はあるわけか。

文藝春秋社(例)の編集者として辣腕をふるい、高い地位まで登った後に、作家として活躍する…というようなパターンではない若手歴史文筆家、って感じ?

私利私欲のない大政治家を目指す私の指南役にピッタリの方です
そりゃ結構でした。

おっとこれは違うか
お気軽トークを開催~滝沢中生徒会と語り合う

「エルトグロール号」は勘弁して欲しい件:
日本トルコ関係史には必ず登場するエルトゥールル号遭難事件について、「エルトグロール号」を連呼されているのは残念。
だって見た資料にそう書いてあったんだもん、はないからね。

gの上にコンタクトレンズをひょいと乗せたような文字は、gとは違うし、発音(発音しない感じ)も当然に違う。
エルトゥールルさんというトルコの方からも直接聞いたもん(笑)。

トルコ語ではyumuşak ge(ユムシャック・ゲー;「軟らかいG」)と呼ばれる Ğ

トルコの文字と発音一口メモ
ğ の発音 : 直前の母音を伸ばすか、ほとんど発音しない

トルコ語 (Türkçe)

エルトゥールル号遭難事件軍艦エルトゥールル号(Ertuğrul Fırkateyni)

オスマン帝国の軍艦エルトゥールル号の日本訪問とその後の遭難という出来事を発端とする日本とトルコの友好の歴史は、来る2010年に120年という大きな節目を刻みます

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