『一冊でわかる『坂の上の雲』―司馬遼太郎が伝えたもの』

一冊でわかる『坂の上の雲』―司馬遼太郎が伝えたもの
谷沢　永一【著】
ＰＨＰ研究所 （2009/07/06 出版）

司馬遼太郎の贈りもの〈３〉
の改題、加筆・修正である由。
そうか。こっちで読んだんだった。

韃靼人の踊り。
なんのこっちゃ。

「・・・いまからおもえば、ひやりとするほどの奇蹟といっていい」。その奇蹟をなしえた面々はいずれも維新動乱の鉄火場をくぐっている現実家であり、不可能を可能にする臨機応変の智恵者であった事実を忘れてはならぬであろう。

興味を引いた人物：
１．高平小五郎～評価分かれる
□「明治の偉大な外交官」
平野恵一: ニュ－ヨークに輝く高平小五郎

■司馬氏、谷沢氏は「日本外交史の重大な汚点」と
日本外交史の重大な汚点であり、我が国がほとんど常に外交官を適切に選択しえなかった通弊のあらわれである。

２．佐藤鉄太郎
後続の第二艦隊佐藤鉄太郎参謀は「スワロフ」の回頭は単なる舵の故障と見ていた