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季節の中で 暮らしの中で -Through the seasons and daily life-

現代の都会でプチ昔&田舎暮らし
-old & country style in modern urban life

トリマー並み

2016-09-06 21:12:25 | Weblog
工房にて。
マイドッグ羊毛フィギュア。
まだまだ作ります。

2匹目がようやく形になって来ました。飼い主の方に写真を送る。

       

この一通り形になってからが勝負です。意見を聴きながらどれだけ実現できるか。

紡ぎの講習の準備。羊毛を染める。いろんな色でやったら面白いかと思って。
染めるのは難しくないけど、時間はかかるので、こうやって作業しながらするのが一番良い。

       

次のトイプードルの頭部分。
頭(顔)が一番難しくて、時間も手間もかかるので、始めに作ることにしました。
体を先に作ってしまうと、頭を作っている間、触りすぎて羊毛が傷んでしまうので。

       

みんな同じトイプードルで家族だけど、一匹一匹毛の色も目や鼻の造作も違います。
毛は丁寧に全体に植えてからカットして仕上げて行く。
羊の毛刈りが役に立ってると思う。
動かなかったら本物もカットできるかもって思うくらい(笑)

たくさんの飼い主さんが待ってくれてるけど、手抜きはしたくないので丁寧に時間をかけて真剣に一匹一匹仕上げたい。
その合間に講習の予定が入ってくるので、その準備。

冬には小さくて良いからどこかで作品を売りたいなあと思ってるけど。
出来るのか?どうかな?

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ほっこり台風待ち

2016-09-05 21:33:50 | ハンドワーククラブ HandworkClub
ハンドワーククラブにて。

台風なかなか来ないね。
蒸し暑い一日。

いつもの仲間でいろいろ作ります。
しんどいはずが乗って来て次々片づけたのは彼女。コースターをたくさん作った。
縫い目が素敵です。

       

カバンを作ると布を切って縫い始める彼。
皮を縫い付けるのに手こずっている。

ズボンの続きを縫うんだけど、手が攣ってしかたがない。休みながら進める。

小さな修理をいくつか持って来て片づけて行く彼女。
やってみるもんだなあと。また持ってくるね!って。

先週の指編みの君は今週も参加。
休みながら少しずつ進める。話すのもリハビリだからいろいろ話す。

お茶を飲んで少しおやつも食べて。ほーっとくつろぐ彼女。
幸せだなあと言っている。
静かなんだけど濃く活動してる。何もいらない事を言わないけど繋がりが温かい。
この琥珀色の部屋の雰囲気がとても気持ち良いと。
そうだね、良かった。

みんなここに集まる事を楽しみにしてる。こうやって居る事の幸せを感じられるところと時ってとても貴重。

結局台風来ないみたいだね。
来週も楽しみにしてるねって言いながら帰って行く人たち。
涼しくなったらもっと手作業しやすくなるねって。
また来週!
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手作り市と音楽会

2016-09-04 21:18:19 | 暮らし Daily life
ちょうど行きたいところが近いところで二つ。
1つは神社で手作り市。知り合いに教えて貰って、参加出来たらなあとも思って、下見に。

       

店の数多い。人もたくさん来ています。盛況。
お店を観てみた。アクセサリーの店が多いな。あとは食べ物とか小物。
値段がお手頃なものが多いなと思う。
店の人と少し話をしたけど、「フェルトだと手間がかかるから大変ですね」って。よくわかってらっしゃる。
いくつかピアスなど買った。ちょうど髪を切ったところなので、少し大ぶりのが欲しかったから良かった。

その後は友達の音楽会。身内で楽しくと言う感じ。
ピアノやバイオリンなど。いろいろな人の演奏を聴く。
この前、オイリュトミー講座でピアノを弾いてくれた彼も発表していました。
そのピアノがとっても良かった。

私は楽器の演奏は苦手。ピアノを習った事あるけど、間違わないように引くことで緊張して全然楽しめなかった。
発表会でも大抵そうだった。先生の言った通りに楽譜通り間違えないで弾く事だけ考えてた。
そう言う演奏は弾く方も楽しくないし。聴く方はもっと楽しくないと思う。

彼の演奏はそう言うところはとっくに過ぎていて、手で鍵盤を触れると音がはじき出されるように見える。
低く、高く、強く、やさしく、早く、ゆっくりと。
音がうねって弾けてきらめく。
曲そのものがひとつの命のように舞台からうねって流れる。
繰り返されるフレーズに懐かしさを感じて、違う展開に面白みを感じて。ドキドキと聴きほれているうちに曲が終わった。
あんなふうに演奏してたら気持ち良いだろうな。
聴く方もとっても気持ち良かった。良いもの聴けたなあと。

音楽会の中でラジオ体操って言うプログラムがあって、友達がピアノで弾くのに合わせてラジオ体操をするってのをいきなりやった。
体にしみこんでるはずだったけどちょっと間違えた。
帰って動画を観ながら確認。
来年もやるそうだから、今度は間違えないように練習しよう。
これ、結構いい運動になる。体に良さそうだからやってみよう。
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アニメ映画の新時代始まる

2016-09-03 21:15:14 | 映画 movie
早速行ってきました。
『君の名は』



綺麗だと聞いていた。良いと聞いていた。
観てみて、
聞いてたよりずっと綺麗だったし良かった!

この作品で今までのアニメ映画から時代がググッと変わるのを感じる。
構図も構成も色使いも何もかも画面そのものが違う。
アニメ映画界の印象派出現。
光、空、風、この見えないものの表現がものすごい。
これは映画館の画面で観ないと。

話ももちろんSFファンタジーで男女の入れ替わりの突飛な物語なんだけど、
もしかして誰もが自分の事かと思うような要素があると思う。
それは自分の生活背景かもしれない。都会の美しさ、田舎の美しさ。学校の暮らしなど。
天災の被害に遭う運命かもしれない。
夢で見たような、忘れているけど大切で懐かしいものを思い出したい気持ちかもしれない。
それは前世の記憶とも似ているような。
そんなだれもの心をぐっと掴んで共感へと持って行く力がこの映画の画面とストーリーにはあると思う。

暮らしの仕草、日本の風景がとにかく美しい。
日本人なら心にグッとくる場面が続く。
こんなに日本の素晴らしいものをてんこ盛りにしてそれでいて嫌味はなく、世界不変の愛の物語を描くなんてすごいなあと思う。
浮世絵も富士山も出さなくて、普通のそのままの日本がこんなにも美しいんだと感じさせてくれる。その魅力。
世界中で注目されていると聞いても不思議はない。

ほんとうに美しい感動の深い映画だった。新しい日本のアニメ映画の時代が始まったと思う。
また観たいな。DVD買うかも。


食べ物。

実家から大量のスダチが我が家にもたらされた。
実家には段ボール満タンあった。
早速インド人の友達におすそ分け。そしたら「梅干し」にすると良いと言う。
なんだそれ?
良く聞いてみたらチャツネ。
塩漬けにして、温かい日には外に出したりするらしい。
やってみよう。
丸まま、てっぺんとお尻の所を石で擦るらしい。うちの乳鉢ではうまく行かなかったので、少し薬味おろしで擦った。
そして塩で漬けこむだけ。
切って付ける方法もあると言ってたので、やってみる。

       

これって塩レモンと同じだな。レモンで出来るんだからスダチで出来るはず。
どんな風になるか観察してみよう。楽しみ。

これを作ってもまだまだあるスダチ。
なんにでもかける。
塩麹をまぶしておいたサワラを焼いたのにかける。
冬瓜とナスの味噌汁に絞りいれる。
どちらも美味しかった。これからしばらくスダチ生活。       
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Holes

2016-09-02 20:43:08 | 洋書 English books
毎年暑い季節に一回は読む。
もう6年目くらいか。

Holes
Louis Sachar
Yearling


Kindleに入ってるから、いつでも読めて便利。読み上げの機能を使って聴きながら読むのも楽しい。
どうして暑い季節に読むかと言うと、この中の少年たちがとっても暑そうな砂漠みたいな所で毎日ひとつずつ穴を掘る作業をしているから。
なんだかちょうど良い。

寒くて籠ってる時には南極料理人が観たくなる(笑)

映画もある。Youtubeで探したらあったので観てみた。
興味のある方はYoutubeでHoles full movieで検索してみてください。字幕はありません。

観てみて、やっぱり本の方が良いなあと思った。日本語の本も出てて「穴」と言う題です。作家はルイス・サッカー

穴 HOLES (講談社文庫)
幸田 敦子
講談社


日本語のも面白いけど、やっぱり呼び名とか微妙なニュアンスは英語の方が面白い。
中学卒業くらいの英語力で読めるので、原作を読むのがお勧めです。

主人公のスタンリーの「ついてない」のが堂に入ってる。言われない罪で牢屋かキャンプグリーンレイクかどっちかに行けと言われて、キャンプの方を選んだから名前とは裏腹に広い砂漠のような地面を毎日掘る作業をするところだったと言う話。

そこの支配人のワーデンが探してるものを掘り当てるのが目的なんだけど、少年たちの更生を目的としていると言う名目。
そのグリーンレイクの歴史とスタンリーの先祖の歴史が折り重なってうまくつじつまが合って行く伏線が見事。

呪術の話や人種差別の話も織り交ぜて甘辛の味付けもちょうど良く、どうなるかわかってるんだけど、最後の方の頑張りをまた一緒に体験したくて読む。
すべての滞りや食い違いがスッキリして終わるから、読後感が爽快。

今回私が一番良いと思ったのは、「残念な事ばかりが続くと思っていたんだけど、どれも今のぼくに導いてくれる大切な事柄だったんだな。」ってその時の幸せを味わうところ。そう思う時ってあるなあと思う。それが人生の醍醐味。

ルイス・サッカーの本は日本語で出てるのが3冊くらい。本当はもっとたくさんあって、是非読んでほしいものばかりです。
特に小中学校くらいの子どもの話が多いので、そのくらいで家族や友達との関係に困難がある人は読んだら良いと思う。すごく元気が出ると思う。
しかも楽しい。
いろんな境遇の子どもたちに対する愛が感じられる作家だと思う。



そうそう、10年以上前に手に入れてて、ずっと吹けなかった犬笛。

       

この前、どうぶつ王国で羊飼いの人に「持ってるけど吹けない」って相談したら、ちょとしたコツを教えて貰って
それで練習したらなんとか音が出るようになった。
嬉しい!
うるさいからあんまり練習できないけど、ふけるようになりたい。
これでまた羊飼いに一歩近づいた気がする。


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カーテン洗いとセガンティーニ

2016-09-01 17:03:55 | 暮らし Daily life
何日か前から準備していた。
ゴーヤの始末。

もう水をやっても葉っぱが黄色くて実も小さいのしか成らない。
あんなにつかなかった虫もたくさん付いて、小さな実も葉っぱも食べられている。

もう生きる力が弱くなってきたな。少し涼しくなるとてきめんだ。
ベランダでプランターで育ててると言うのもあると思う。

それでも随分今年の夏も頑張ってくれた。
涼しい葉影と朝咲く花の甘い香り。そしてたくさんの実。
2日くらい水遣りを控えて軽くなった葉っぱを観ながらお礼を言う。

そしてハサミでツルを切りながら、端から剥がしてネットごとくるくると巻いて行く。
横に巻き取ってそれから縦に丸くする。そのままゴミ袋に入れてゴミに出す。
とたんにベランダが暑く明るくなる。洗濯物を干す時にこんなに直射日光を浴びた事ないなと感じる。
夏の洗濯干しで日焼けしないようにも守ってくれてたな。

それでも南側が光でいっぱいになったので、これを機にいろいろスッキリさせたいと思った。
それでまずは部屋の片付けと掃除をして、次にカーテンを順番に取り外して洗う。その間に窓を拭く。
網戸も夏中活躍してくれてたから埃だらけだ。さっと雑巾で拭く。

カーテンの洗濯はそんなにしょっちゅうやらないけど、やったらすごくスッキリする。
外したら金具を取って洗濯機で洗うだけ。そうやって洗えるのしか買わない。
金具は金具で洗ったらスッキリします。
洗い終わったら金具を取り付けて、元あった所に吊るします。そしたら乾く。何も難しくない。

       

疲れたからおやつにわらび餅。
わらび餅粉の量と水の調整が今まで適当でうまく行かなかったので、測ってみる。
コップで体積比だけど。
わらび餅コップ1に対して水コップ2.5くらい。もう少し水が少なくても良いから2.3くらいで行けそう。
この水がびっくりするほど多いのが美味しい秘訣。

水と粉を小さ目のフライパンに入れて、少し砂糖を入れて混ぜる。
火をつけてかき混ぜながら加熱。
だんだん底の方から固まってくる。葛湯のちょっと硬い感じ。
不透明な所がなくなるまでしっかりと加熱したら、水を張ったボールに落とす。
水を流しながら冷ます。やけどしないように気を付けながら手でちぎって行く。半分に、また半分にって。
ぬるぬるしてて面白い。
水を換えながらおおまかに冷めたら水を切って器に入れます。
今日は市販のわらび餅の黄な粉があったのでそのままかけた。
ない時は黒蜜を作って、その蜜と黄な粉をかけます。

       

ほとんど水みたい。水まんじゅうの舌触り。
それに黄な粉を絡めて食べます。うちでしかこれは食べられない。まだ暑いから美味しいなあと思う。


東京に行っていた友達からメール。私に似てる人見つけたって。
上野の国立西洋美術館。

       

なるほど。
羊がメリノやコリデールじゃないなあと思う。
耳が垂れてて毛がそんなに長くない。顔と足に毛がない。原種の羊に近いやつだなあと。
それで制作年と作者と地域を調べた。
1800年代後半のイタリアとオーストリアの境。シャフベルクと、その名も羊山。
女の人は羊を寝かせて毛を刈っています。これだと楽だと思う。
男の人は羊を座らせているけれど、後ろの大きな柱にもたれてる。これも楽だと思う。
仕事として羊を飼って毛を刈っている人たちの事を良く知ってる画家だと思った。

その画家に興味がわく。調べてみたら他にもたくさんの羊の絵を描いています。
それでどうしても観てみたくて古本で手に入れた図録。セガンティーニ。

       

図録を観て思い出す。何枚かは私も観てるなあと。アルプスの強い光の表現がすごいなあと思ってたんだった。
ウィーンでもドイツでもスイスでもそれからこの前の大塚美術館でもあったあった。
アルプスの風景と羊と羊飼い。自然と人間の関わり。
観れば観るほど興味がわく。引きこまれる。

2011年に滋賀県の佐川美術館で展覧会があったらしい。行ってみたかったな。
日本にはこの西洋美術館と岡山の大原美術館にある。どちらも観に行きたい。
この図録がとても詳しいのでしっかりと読みたい。楽しみ。
そしていつかスイスのセガンティーニ美術館に観に行ってみたい。



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