季節の中で 暮らしの中で -Through the seasons and daily life-

現代の都会でプチ昔&田舎暮らし
-old & country style in modern urban life

カフェ

2009-03-13 19:30:58 | 暮らし Daily life
友達とランチ&お茶。

素敵なカフェに連れて行ってくれる。
オノハラのライライ亭の前。
ココアを頼んだらこんなに素敵なのが出てきた。

甘くない。そして美味しい。
大人の味だ。

       

気持ちのいい空間で丁寧に淹れられたココアを飲みながら、仲良しさんとゆっくり話す。
幸せだなあ。

カフェってただ飲物を飲むだけの所じゃない。
名古屋には喫茶店がすごく多いって聞いたことがあるけど、わかる気がする。
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マーマレード

2009-03-12 19:37:39 | 食べ物 Eat
有機無農薬栽培の甘夏が来たので、マーマレードを作る。
なんだか見かけはあまり美しくない。でもそれが安全の証か。

       

よく洗って外皮を剥く。丁寧に薄くスライスする。
それを2回茹でこぼす。毎回洗ってぎゅっと絞る。
2回目は箸で切れるほど柔らかくなるまで煮る。

       

中の実を剥く。延々と剥き続ける。
丁寧に実が残らないように皮と種も取っておく。

       

外皮が茹で上がったら中のむいた実を鍋に入れて煮る。水は入れない。
実から水がどんどん出てきて実がほぐれてジュースのようになる。
この様子が面白い。
セルロースの加水分解か。

       

そこに甘夏3つにつき250gの砂糖を入れる。
しばらく煮て外皮を加えて、とろみがつくまで煮る。
この火を止める瞬間の見極めが緊張する。

もう一つのコンロでペクチン液を作る。
マーマレードを作るもう一つの目的だ。
他のジャムを作る時に要るのだ。

皮と種をよく洗って刻んで煮て漉す。それだけ。
捨てるようなもので作ったものでも私には宝。

       

出来上がったばかりのマーマレードを食べてみた。
クラッカーにクリームチーズとマーマレードを乗せたカナッペ。
あっさりとして美味しいです。

       

出来上がったジャムを瓶に入れて煮沸消毒する。
瓶は愛用のWECK社製。
これでキッチンストッカーに保存できます。

       

ここまで殆ど一日かかった。
一仕事やり終えた感じ。

「売ってるのってどうやって作ってるんだろう?こんなにめんどくさい事してるとは考えられない。」って言ったら、息子が
「ジュース作った残りの皮かなんかで作ってるんとちゃう?」って言った。
なるほど、そうかも。それだったら簡単かも。
頭いいな。

丁寧に手をかけて作ったマーマレードはうちでしか食べられないよ!


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小さな私へ

2009-03-09 22:40:40 | ハンドワーククラブ HandworkClub
ハンドワーククラブにて。

コースターを作りたい。おそろいで4枚。
大きく作って切ることにした。
模様はチェックがいい。
(チェックか…。大丈夫かな?)と思いながら見ている。
丁寧にベースを作って丁寧に羊毛を裂いて紐を作って、丁寧に乗せている。
丁寧にネットをかけて丁寧に石鹸水で固定させる。

そう、チェックをしたい人って丁寧な人が多いんです!
そしてちょっとでも歪むのが耐えられない。
だから気になった。

案の定、縮絨してると歪んでくる。
まっすぐに置いたはずの紐が波打ってくる。
軽い悲鳴。

「大丈夫、こうなるもんなんです。この波は原毛で作らないと出来ないので特別な美しい模様だと思いますよ!」
「はみ出た所は切ってもいいです。」
などと助け舟を出す。

出来上がってきたらまんざらでもない。
オランダの陶器の模様みたいになってきた。
縁の処理も丁寧できれいだ。
皆で見て素敵と言う。

彼女はいろいろ考えながら作っているらしい。
色あわせが難しいとかきれいに作れないとか。
とても丁寧だし美しいし仕上がりもしっかりしていると皆でまた言う。

そこで彼女は納得した。
今目の前にあるこの作品を私は好きだ。

良かった。私もそう思います。とても素敵です。
作品作りへのこだわり。それも素敵です。

      

流行っているテディーベア作り。

一番初めに作った彼が、クマにズボンを履かせたいと言った。
フェルトで作った。
ピッタリに作れるからいいなあ。
あと、サスペンダーとボタンを付けます。

         
     
「私はうさぎちゃんが作りたい!!」
型紙を描いて切り抜いて、羊毛を乗せて複雑な形でもねを上げないで作業を続けた。
目や鼻を付けて、手足やお腹に綿を詰める。
それを見てうれしさも膨らんでくる。
鈴や笛も入れて音も出るようにする。

耳と頬にピンクの羊毛で色を注す。
そうなるともうかわいさがはちきれんばかり。

最後の仕上げを丁寧にしている彼女を見ているとキラキラと輝いている。
彼女もうさぎさんのようにかわいらしいく、まるで姉妹か親子のようだ。
うれしくてうれしくて彼女の頬もバラ色に上気する。

       

それを見て、周りの人たちも幸せな気分になる。

大人がぬいぐるみを作って持つって特別な働きがあるんだと思った。
柔らかくて温かくて抱きしめてあげられるかわいいもの。

「そんなん誰が持つねん!」とちゃちゃを入れる輩もいるが
「自分の中の小さな私にプレゼント」と言った。

冗談みたいに言ったけど、本当だ。

自分の中の小さな私に、特別のかわいらしい温かいものを与える。
その小さな自分が悲しいとき、傷ついた時、つらい時、慰めてくれるだろう。
自分の心の真ん中から温める。大事にする。
それって大きな意味があると思う。




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都会へ

2009-03-05 20:48:39 | 暮らし Daily life
毎年行っている知人の写真展。
いつも心斎橋であるので、都会を楽しみに行く。
ちょうど娘が休みに入ったので一緒に。
まずは腹ごしらえ。ナザールと言うトルコ料理屋で食べる。

娘はサンドウィッチ。ピタパンにローストビーフとサラダがたっぷり詰まっている。持つとずっしりと重い。

       

私はベジメニュー(菜食)。
コースで言ったら前菜に出てくるやつだ。
いろんな料理が少しずつ乗っていて楽しめる。
基本的にヨーグルトとトマト味だ。
スパイスはきつくない。あっさりまろやか。
ちょっと冷たかったかな?夏だといいんだけど。

       

お腹が膨れたら、あちこち雑貨店などに寄りながら目的地に向かう。

写真はハッセルブラッドと言う箱型のカメラで撮ったものだ。
日本や世界のいろんな所、いろんな瞬間を切り取って見せて貰う。
心が動かされる。

見終わったら、織姫さんに聞いて前々から行きたかったラ・ドログリーに行く。

           

糸やボタン、ビーズなど小さなかわいい美しい物たちでいっぱい。
心浮き立つ。
この前、使いもしないものを買い込む事を反省したばかりなので
今回は見て情報をインプット。
いる時に買えるように。
アクセサリーや編み物の本がすばらしかったけど、フランス語だ。
なんと一言もわからない。
娘にフランス語を勉強するように言う。

たくさん歩いたのでちょっとスウィーツでも頂こうとデパ地下に寄る。
デパ地下ってすごいな!美味しそうな物がたくさんたくさんあります。

悩んだ末に決めたのはジェラート。イタリアの。
何と言っても私の大好きなピスタチオのジェラートがあったから。

過去数年間、一年365日、毎日アイスを食べ続け「ランチの女王」ならぬ「アイスの女王」と呼ばれた(かどうかはわからないけど)、ほどの私である。
高校への通学途中のサーティーワンでロッキーロードを食べる事を苦しいクラブや勉強のよりどころとし、
大学の頃には、南にハーゲンダッツが出来たと聞けば行ってラムレーズンとクッキークリームにクッキークランチのトッピングを頼み。
北にフレスコというジェラートショップが出来たと知れば、行ってロイヤルミルクティーを食べに通いつめると言うほどのマニアぶりだ。

その私が愛してやまないのがピスタチオのジェラートである。
オーストリアに行った時に食べた。
緑だけど抹茶じゃない。ナッツだけどナッツ臭くない。
驚愕のアイスである。
爽やかな香りとコクが私の好みである。

が、いかんせん日本ではめったにお目にかかることがない。
だから、毎日食べる事をやめた今でも、見たら必ず食べる事にしている。

レモンのジェラートと一緒に頼んだ。それがこれです。

           

なんとこのアイスは730円もする。高い!高すぎる!
でも値段にふさわしくリッチなお味でした。
ピスタチオもしっかりと濃い。もうちょっと街角のアイス屋さんっぽくあっさりでも大丈夫だったな。

あー、アイスで熱くなりすぎました。失礼!

写真を観に行ったのか、食べに行ったのかって言われたらつらいけど
都会を久しぶりに楽しんでゴキゲンな春の日でした。






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ひな祭り

2009-03-03 21:50:34 | 季節 Season
昨年の家内大移動によって、今年はお雛様を飾る場所が見つからない。
ようやく見つけた、私の作業台。
とにかくお雛様たちはお出ししないといけないので、屏風やぼんぼりはひとまずそのまま。
市場に買い物に行ったら、肉屋の女将にチューリップを貰って、八百屋の女将に菜の花を貰った。それを飾る。美しいな。

       

娘はこの雛人形がとても好きなので、観に来て「雅よの~!」などと言っている。
今勉強している大好きな古典の世界に通じる物があるのか。

娘はしっかりと元気な気立ての良い子に育ったなあと、感慨深い。

あまり長く飾っていると嫁に行き遅れるらしいので、しばらくしたら仕舞わないと。
まあ、そんなに急がなくてもいいけど、幸せに暮らして欲しい。将来。
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春色を選ぶ

2009-03-02 22:36:43 | ハンドワーククラブ HandworkClub
ハンドワーククラブにて。

今日もそれぞれに作品を作る。
相変わらずクマのぬいぐるみが流行っています。
お腹を押したらキューと鳴る。振れば鈴の音。

作品の色も春らしく。
菜の花畑のよう。みんなできれい!と言う。

       

紐を作るのが面白い。
他の日に作った栞に付ける紐をたくさん作った。

       

大作に挑戦する人たちは自分で机を持ってくる。
カバンとルームシューズ。

この頃美味しい物をもってくる人たちがいるので、なんだか豊か。
つまみながら、美味しい!と声を上げながら作業をする。

今日も楽しく一日が過ぎた。
窓際はお日様が当たってホカホカ温泉のようだけど、外に出たらまだまだ寒い!
みんな気をつけて帰ってね!と声をかける。
また来週!
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