季節の中で 暮らしの中で -Through the seasons and daily life-

現代の都会でプチ昔&田舎暮らし
-old & country style in modern urban life

再び タダオ氏に会いに

2011-06-05 17:17:28 | 暮らし Daily life
飽きずにまた行ってきました。万博。
ウメサオ タダオ展。

今回は万博オールパスポートを入手。写真入り。これで一年間自然文化園と日本庭園にフリーパス。その上、民博や他の施設、それとミュージアムショップの割引などいろいろ。
天気が良くて暇さえあればチャリでシューッと行こうかと思っています。
なんせ平日の万博はパラダイス!広くて緑で静かで。本や弁当を持って行こう。
今日はバラ園がきれいでしたよ!香りもすばらしい!

       

2回目でも見落としていたところなどじっくり見たら随分時間が経っていた。本も少し買った。
本当は著作集が読みたいけど一冊8,000円以上する。図書館で借りて読みたい。

梅棹氏は高校3年生から樺太の犬ぞり探検などに参加して、京都大学理学部生の時もモンゴルなど出かけている。
モンゴルの資料にもちろんのようだけどフェルトの記述あり。

       

       

前から文献で知ってたけどほんとだ、石鹸使わないで水かけて丸めて馬で引っ張るんだ。それで一日に4~5枚も作るんだから、そしてそれを本当にパオに使うんだからすごいなあ。羊毛は古い布の上に載せるらしい。

イタリア行きの珍道中に関する講演も聞いた。

今回はいろいろ興味あるものをメモしながら回った。

一つとりわけ印象的だったのが「教育と文化」と言う箇所だ。(著作集21巻、「都市と文化開発」より)
教育とは「わかい国民になにごとかの能力を身につけさせるための仕事」=チャージ・充電
文化とは「大人があそぶこと」=ディスチャージ・放電
なのだそうだ。
私は学生の時にたいへんよく勉強した(充電)、そしてその後は人から見たら「遊んでいるとしか見えないお仕事」に日々勤しんでいたが、それは「文化」(放電)だったか!!となんだか自己肯定できた。これからも文化活動に勤しみたい。そして教育の方も並行してぼつぼつして行こう。(しばらく放電しすぎの感もある…。)
 遊びをせんとや うまれけむ
 おもしろきこともなき世を おもしろく

理学部でその後民俗学に発展したところがやっぱり共感する。
フィールドワーク重視の所も、仕事には一貫して自然科学的な視点を通す所も。
それは私の好きなパターン。南方熊楠しかり、ルドルフ・シュタイナーしかり。
この頃ゲーテの本を読んでいるけど彼も。

ゲーテは「先人に学べ」と言う。タダオ氏の著作集、借りて読みたい。



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