新型フォルクスワーゲン・GOLFに試乗した。今回の乗り換え検討にあたって、ついに本命登場というところ。私が信頼している自動車評論家からの評価もまあまあで、自動車雑誌各紙の誌面では隙がない評判だが、実際に乗って見たところ、確かに隙が無かった。
試乗したのは1.4リッターにターボチャージャー+DSGのHighlineというグレード。ポロGTIで気になったDSGの発進時にクラッチをつなぐ音やノッキング感はほとんどなく、実にスムーズ。1.4リッターのエンジンは、通常走行ではパワーおよびトルクに問題なし。ギアをスポーツモードにすれば、より力強さを感じることができる。スポーティに走ろうと思えば、それなりに走れるが、敢えて言えば、もう少しパワーがあっても良いと思う。
シャシーについては、振り回して走った訳ではないので分からないが、剛性感を強く感じさせないが、逆に意識をさせないほど自然な仕上がり。足回りも同様で、カッチリ感を主張していないが、段差を乗り越える時のダンパーの動きが非常にマイルドだった。タイヤが225/45R17ということを考えると、やはりサスペンションの質が高いのだろうと想像できる。
ハイラインということもあり、内装としてはプレミアム感が演出されていて、走りと共にそのベクトルは明確である。ゴルフは第4世代あたりからプレミアムカー路線にシフトしたと言われているが、このクルマに関して言えば、運転席に座った時の感覚はアウディA3(下手をするとA4と)あたりとほとんど変わらないのではないか。ゴルフというクルマがそれでいいのかという疑問がないわけではないが、いずれにしろこのモデルは、他のCセグメントの車種を引っ張るものでり、北極星としてのポジションを確保したと言える。
試乗する前からそうではないかと思っていたが、総合的に良いクルマに乗りたいならゴルフが一番だろう。過去のモデルと比べても角が取れていて、文句の付けようが無いが、逆にそれ以外に主張はない。結果的にこのクルマを選ぶこともあるかもしれないが、結局のところ、自分はどんなクルマに乗りたいのか、自分の価値観をどう表現したいのか、カーライフをどう楽しみたいのか、そもそも何で乗り換えたいのか・・・という点に収斂するのである。
そうするとやはり、秋には出るというGTIが、この優秀な車両をベースにどのように尖った形で表現されるのかが興味の的で、それを試してみないことには、決めることができない。
試乗したのは1.4リッターにターボチャージャー+DSGのHighlineというグレード。ポロGTIで気になったDSGの発進時にクラッチをつなぐ音やノッキング感はほとんどなく、実にスムーズ。1.4リッターのエンジンは、通常走行ではパワーおよびトルクに問題なし。ギアをスポーツモードにすれば、より力強さを感じることができる。スポーティに走ろうと思えば、それなりに走れるが、敢えて言えば、もう少しパワーがあっても良いと思う。
シャシーについては、振り回して走った訳ではないので分からないが、剛性感を強く感じさせないが、逆に意識をさせないほど自然な仕上がり。足回りも同様で、カッチリ感を主張していないが、段差を乗り越える時のダンパーの動きが非常にマイルドだった。タイヤが225/45R17ということを考えると、やはりサスペンションの質が高いのだろうと想像できる。
ハイラインということもあり、内装としてはプレミアム感が演出されていて、走りと共にそのベクトルは明確である。ゴルフは第4世代あたりからプレミアムカー路線にシフトしたと言われているが、このクルマに関して言えば、運転席に座った時の感覚はアウディA3(下手をするとA4と)あたりとほとんど変わらないのではないか。ゴルフというクルマがそれでいいのかという疑問がないわけではないが、いずれにしろこのモデルは、他のCセグメントの車種を引っ張るものでり、北極星としてのポジションを確保したと言える。
試乗する前からそうではないかと思っていたが、総合的に良いクルマに乗りたいならゴルフが一番だろう。過去のモデルと比べても角が取れていて、文句の付けようが無いが、逆にそれ以外に主張はない。結果的にこのクルマを選ぶこともあるかもしれないが、結局のところ、自分はどんなクルマに乗りたいのか、自分の価値観をどう表現したいのか、カーライフをどう楽しみたいのか、そもそも何で乗り換えたいのか・・・という点に収斂するのである。
そうするとやはり、秋には出るというGTIが、この優秀な車両をベースにどのように尖った形で表現されるのかが興味の的で、それを試してみないことには、決めることができない。
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