まちづくりはFeel-Do Work!考えるより感じよう、みずから動き、汗をかこう!(旧“まちづくり”便利帳)

まちづくりの支援者から当事者へ。立ち位置の変化に応じて、実践で培った学びの記録。もう一人の自分へのメッセージ。

◎清流の街がよみがえった~地域力を結集--グラウンドワーク三島の挑戦

2006-08-06 14:40:01 | おすすめ書籍など
清流の街がよみがえった―地域力を結集 グラウンドワーク三島の挑戦

渡辺豊博著 中央法規出版

このアイテムの詳細を見る

   目  次
 第1章 グラウンドワーク活動で「水の都・三島」の環境再生に挑戦
 第2章 源兵衛川に始まった組織
 第3章 グラウンドワーク三島の先駆的・発展的取り組み
 第4章 パートナーシップの形成
 第5章 パートナーシップ構築のためのQ&A

本書は、富士山麓の湧水で知られる三島の、数十年に亘るこれまでの活動の集大成であると同時に、三島の今を形づくってきた無数の人々の生き様を垣間見ることができる読み応えのある作品です。
三島の活動に大きく貢献した100人以上の人物が、実名で登場する前半は圧巻です。 しかしその無数の努力もそれぞれが個々に完結していたら、現在の三島は決して実現することはなかったでしょう。それは恐らく三島に限らず全国各地のまちづくり活動が行われる地域に言えることだと思います。

では何故、三島では数々の成果を排出し、他の地域ではそうなっていないのか?

この疑問こそ本書の核であり、単なる事例紹介におさまらない所以です。
地縁組織(町会・自治会等)とNPOは、お互い非営利組織でありながら、対立してしまうことが多いですし、NPO同士でさえ、ライバル心やプライドが邪魔して協働することは難しいのが現状です。ところが、この三島では地縁組織・GW三島・他のNPO・行政・企業といった地域の構成員が、がっちりと手を組んで目標を共有しているところが、本当に素晴らしいです。

NPO単体として成し遂げるパフォーマンスの限界、他組織との「連携・協働」によって得られる可能性とその方法論、体現者ならではの実感のこもった言葉の数々に触れることができます。
地域社会の未来の姿に向けて、如何に効率よく持続的に成果の最大化を追求するか?
この点に触れた実践的なNPO論・まちづくり論がほとんど存在しない中、教科書と呼ぶに相応しいでしょう。

著者の渡辺さん(通称:ジャンボさん)には、私が所属するNPO地域経営支援ネットワークComPusの月例セミナーでも講師をしてもらいましたが、過去最も印象深いセミナーの一つとなりました。

(特活)グラウンドワーク三島(個人会員1口3,000円~)
http://www.gwmishima.jp
(財)日本グラウンドワーク協会
http://www.groundwork.or.jp/main.htm
事務局長のつぶやき
http://www.gwmishima.jp/jimukyoku/diary1.htm
環境gooインタビュー記事
http://eco.goo.ne.jp/business/csr/ecologue/wave41.html
コメント (1)   この記事についてブログを書く
« まちづくりにもイノベーショ... | トップ | 世界から見た日本の幸福度… »
最近の画像もっと見る

1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
本、購入しました (西本です)
2007-01-17 14:13:50
昨年は大変お世話になりありがとうございました。今年もどうぞよろしくお願い致します
この本、斉藤さんのブログをみて
昨日購入しました!早速読みます楽しみです。

コメントを投稿

おすすめ書籍など」カテゴリの最新記事

関連するみんなの記事