幸福の政治経済学―人々の幸せを促進するものは何かダイヤモンド社このアイテムの詳細を見る
そもそも経済学の目的とは何だったのか?
-それは人々を幸せにすること、あるいは人々の苦悩を最小限に食い止めること、それに尽きる。
監訳者の佐和隆光氏は、まえがきでこう述べています。
しかし、この目的は、経済学ばかりではなかったはずです。
20世紀は、工業が目覚しく発達し、あらゆる分野が細分化され、舞台(危機的 . . . 本文を読む
ソーシャル・マネジメントの時代―関係づくりと課題解決の社会的技法第一法規このアイテムの詳細を見る
アサザ基金の飯島さんから薦められました。
金子郁容さんの「新版コミュニティ・ソリューション」と併せてオススメします。
マーケットとは何か?マーケティングが本来意味することはどんなことか?
マーケット(Market)というと商売ばかりと誤解されがちですが、マーケットとは金銭的なやりとりには必ず . . . 本文を読む
町屋と人形さまの町おこし―地域活性化成功の秘訣学芸出版社このアイテムの詳細を見る
http://murakami21.com/i2001jyouhou2/miki.htm
主人公(著者のご主人で観光カリスマの一人)の吉川(きっかわ)真嗣さんとお会いしたのは、今回で2度目でした。彼の講演を直接ナマで聞いたのですが、それは素晴らしい講演でした。
決して滑らかな口調ではないのですが、心に響いてくるもの . . . 本文を読む
貧困の克服―アジア発展の鍵は何か集英社このアイテムの詳細を見る
アジアで初のノーベル経済学賞を受賞したアマルティア・センを知る最も手頃な本で、四つの講演論文がまとめられています。冒頭には日本人に向けたメッセージが掲載されており、彼曰く、
「私自身の思想および概念は、日本経済と日本社会の経験から、さらには日本の知識人たちの学問的貢献から多大な影響を受け」
たそうで、ここに納められた論文もその影響 . . . 本文を読む
ソーシャル・キャピタル―人と組織の間にある「見えざる資産」を活用するダイヤモンド社このアイテムの詳細を見る
Social Capitalは公共インフラのことではありません。
イタリアや日本の研究を通して、こういうことが判明してきた経緯があります。このウェイン・ベーカー氏の本でも、日本という単語は登場しませんが、翻訳をした中島豊さんは、留学中に日本について質問されることが多かったと回想しています。 . . . 本文を読む
道をひらくPHP研究所このアイテムの詳細を見る
コミュニティをよりよくしたいという私達に、とっても素敵な言葉です。
「タイトル:サービスする心
与え与えられるのが、この世の理法である。すなわち、自分の持てるものを他に与えることによって、それにふさわしいものを他から受けるのである。これで世の中は成り立っている。
だから、多く受けたいと思えば多く与えればよいのであって、充分に与えもしないで、多 . . . 本文を読む
新版 コミュニティ・ソリューション―ボランタリーな問題解決に向けて岩波書店このアイテムの詳細を見る
本の帯には、次のようなコメントがあります。
「社会を見回すと、これまでの政府や企業のやり方だけではどうにもうまくいかない問題がわんさとあることに気付く。公的サービスがうまくいかないといって、では全部を民営化したらいいかというと、話はそう簡単ではない。その中で、そのような問題の少なくとも一部を、魅力 . . . 本文を読む
それでもなお、人を愛しなさい―人生の意味を見つけるための逆説の10カ条早川書房このアイテムの詳細を見るケント・M・キース著
知る人ぞ少ないですが、すごい本です。
少なくとも自分はこの本の影響で、人生が変わったように思います。
『第一章』は深く心に響きました。
ここに掲載された逆説の十ヶ条は、あのマザー・テレサも影響を受けたそうです。
周りに流され易い人や、後押しをして欲しい人、ぎりぎりのところで . . . 本文を読む
あなたが世界を変える日―12歳の少女が環境サミットで語った伝説のスピーチ学陽書房このアイテムの詳細を見る
既にいろんなものを諦めてきた「できない」「無理だよ」が口癖の、全ての人達へ捧げる一冊。
以下、本書より抜粋。
地球環境サミットで、12才のセヴァン・スズキが、大人たちにこう言いました。
「2日前ここブラジルで、家のないストリートチルドレンと出会い、私たちはショックを受けました。ひとりの子 . . . 本文を読む
沖縄文化論―忘れられた日本中央公論社このアイテムの詳細を見る
スローライフの原点ここにあり。
芸術家/岡本太郎氏は、驚くことに1959年にスローライフを唱えていた!
先見の目を持った芸術家が、沖縄に日本の原点を発見します。タイトルは堅苦しいですが、非常に読みやすく、主張も爽快です。
「日本復帰で沖縄が本土なみになるのではなく、本土がむしろ沖縄なみになるべきだ」
などの名言もあり、名著です。
. . . 本文を読む
カサンドラのジレンマ 地球の危機、希望の歌PHP研究所このアイテムの詳細を見る
昨今よく耳にする持続可能社会という概念に至るまでの経緯、世界の動きの具体事例など、活動の中心人物の一人として活動してきた著者の視点で豊富に紹介されており、今後の具体的な方策を示す入門書にして羅針盤の金字塔。
特に第7章以降が秀逸。環境問題や持続可能社会に興味のない人でも、マーケティングやコンサルティングの入門としてもお . . . 本文を読む