大陸旅遊倶楽部的日記

三国志・水滸伝・史記の旅と中国茶のほかモロモロ…

麦積山 その陸

2019年05月23日 | 中国の旅

第4窟左側の力士の脇に第5窟への入口があるが、仕切りの壁を
くりぬいた穴のようで、屈まないと通れない。

▼写真左下の穴を抜けた向こうが第5窟

▼第4窟(右側)と第5窟(左側)

第5窟には三つの仏龕(ぶつがん)があり、隋代に開削し
初唐に完成したそうだ。
龕(ちゅうがん/中央の仏龕)脇の天王像が牛を踏んでいる為、
「牛児堂(ぎゅうじどう)」とも言われている。

▼向かって右側の仏龕

▼この天王像が牛を踏んでる

天王像は胸の下辺りを鉄の帯で固定されているが、
何だか縛られている感が半端ない…。

中龕は開放されていなかったが、内部には隋代の代表的な塑像
一仏、二弟子、四菩薩があるそうだ。
2017年秋の麦積山…いい窟はだいたい非公開です。

左右の仏龕にある一仏二菩薩は初唐の作らしい。

▼左側の仏龕 初唐の仏様らしい感じ

▼第五窟から下に降りるにはこんな階段を下るしかない…



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