大陸旅遊倶楽部的日記

三国志・水滸伝・史記の旅と中国茶のほかモロモロ…

剣門関2016 その参

2017年03月08日 | 三国志・水滸伝・史記の旅

テクテクテクテク歩いて、関楼到着。

剣門関は、

一夫関に当たれば、万夫も開く莫し
(いっぷかんにあたれば、ばんぷもひらくなし) 

といわれる要害。
平たく言うと、剣門関は1人が守っていれば、大軍で攻めかかっても
陥とせないという程の難所。

諸葛亮により設置され、1700年に渡り破壊と修築を繰り替えしてきた
剣門関は、古来100回以上の戦が起こったが、
正面から攻め落とされたことは一度も無かったという。

………黒い

四川大地震で城楼が倒壊したということで、再建されたらしいが
色使いがあまり中国らしくない。侘び寂び的な?感じ。

関楼前の道幅も観光客向けに広げてくれて、観光地としては良いと
思うが、剣門関の険しさが偲ばれず…趣が無くなった。 
旧剣門関は明日上げるので、比較してみてください。 

険しさ、荒々しさ共になし。空がきれいだ。この日も暑かった。

関楼下から来た道(関の内側)を振り返るとこんな感じ。
ここは風の通り道になるので、超涼しい。
天然のクーラーは気持ちよかった~。

外側は相変わらず切り立っているが、石の階段は幅広に整備された感じ。 

▼外側から見上げる関楼

泰山もかくや、という急階段。



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