大陸旅遊倶楽部的日記

三国志・水滸伝・史記の旅と中国茶のほかモロモロ…

黄龍〜茂県

2017年10月25日 | 中国の旅

運ちゃんお勧めの黄龍側の食堂で20:20頃夕食。
ラーメン系は麺の量が多いので、水餃子を注文。
真っ赤なスープに入った水餃子、確か24元(386円)ほど。 

ぎゃーーーーーーっっ!!!!蘇州の悪夢再び。
餃子の中身はほぼニラだった!!!(美味しくない…)

その昔、蘇州の露天販売の包子、人民が並んでいたのでさぞや美味しいのかと
購入してみた。しかも偶数販売だったので、2つも買ったのに…。
中身は真緑で、味付けが無いプレーンなニラだった。
30年前なので食事もままならず(食堂の開いてる時間が決まっていた)、
お腹を空かせていたというのに、非常に不味いという不条理。

そんな記憶が一瞬にして蘇って来た。

スープは辛いし(うーん、四川だね)。

中国人の大好きな香菜(パクチー)もトッピングされてる…。
香菜は雑巾みたいな匂いがするので個人的に大嫌いです。
友人はカメムシの匂いがするといっていたが、
カメムシの匂いが不明な私に云わせれば
牛乳を拭いて数日放置された雑巾の匂い、という感じ。 

ニラの水餃子で夕食を済ませた後、一路本日の宿泊地、茂県(もけん)へ。
まだ200km以上あるのに、既に21時近く、山道は暗く、霧も出ている。
峠にさしかかった頃、後部座席の友人から歓声が上がった。

進行方向左側、ほぼ車と同じ高度と思える位の位置にぽっかりと月が浮かんでいた。
しかも満月が雲間から出現した。
霞のように雲がたなびき、時折月を隠すが、こんな幻想的な光景は見た事がない。
感動的だった!!!残念なのは、月に見とれて写真を撮らなかったこと。

月が雲に隠れると漆黒の闇になる。そして時々真っ白な霧。

……やっぱり、山って天気変わり過ぎ

ほぼ他の車のない山道をヘッドライトを頼りに車は爆走する。
21:30ごろ街明かりが見えたと思ったら、松潘だった。
すごい、黄龍から松潘まで40分でやって来た。

▼城門がライトアップされた松潘

そして、松潘から茂県までは130km以上の道のり(百度先生の地図では137km)。

運ちゃん、いや、運転手さん頑張って〜!!!

と心の内で応援しながら、助手席で爆睡。

目覚めると、ほぼ茂県で23時すぎ。…結構寝てた。
茂県のホテル貴賓楼酒店にチェックインしたのは日付が変わる頃だった。

翌8/19は7時に朝食、8:00に出発。運転手さんは引き続き九寨溝からのお兄さん。

▼茂県から都江堰への道もやはりこんな山の合間の道が続くが、道路はちゃんと
 舗装されている。



最新の画像もっと見る

コメントを投稿