大陸旅遊倶楽部的日記

三国志・水滸伝・史記の旅と中国茶のほかモロモロ…

九寨溝景区 その4 熊猫海

2017年03月24日 | 中国の旅

▲箭竹海瀑布▼

▼熊猫海に近づくと水がエメラルドグリーンになる

箭竹海瀑布の水が注ぎ混むのが熊猫海(ぱんだかい)。
熊猫海の由来は、その昔パンダが水を飲みに来ていたからだといわれている。
実際、 1989年頃まではパンダが来ていたらしいが、
観光客が増え始めてから姿をみせなくなったそうだ。

箭竹海から、途中箭竹海瀑布や景色を見ながらぶぶら歩いて気づけば11:30過ぎ。
中国人観光客に倣って、熊猫海を眺めながら、遊歩道の板の端に座って一休み。
始皇帝陵の参道でゲットした桃を齧りながら、しばし休憩タイム。
始皇帝陵で買った桃をこんなに綺麗な所で食べているなんて、なんと贅沢!!!

………天界の湖を見ているのではないか

そん錯覚を起こすほど、熊猫海の水色はエメラルドグリーンで本当に美しかった。

この九寨溝で唯一、熊猫海にだけ魚が生息しているそうだ。
魚の体長16~35cm。
鱗が無いように見えることから裸鱗魚(らりんぎょ)と呼ばれる。
平均5℃の冷たい九寨溝の水に適応する為、鱗を小さく退化させたとTVで言っていた。
(何故水温が低いと鱗が退化するの???)
裸鱗魚の餌は水性昆虫や藻類。

なぜ九寨溝にはこの魚しか生息していないのか?

というのも謎の一つらしい。

▼遊歩道の途中で民族衣装の貸衣装を着て写真撮影をしていた観光客。
 可愛くて便乗してしまった。

▼正午過ぎの熊猫海周囲の遊歩道は観光客でぎゅうぎゅう