『道具置合 天然宗左口授』を読む25 2013年03月12日 | 茶書を読む 手燭の事 手燭は、いつもの所へ置きます。 茶を茶碗へ掃くとき、水指の方へ置き直すこともあり、手燭を図の所に出すこともあります。 初めは勝手に準備しておき、茶を茶碗に入れる時に、立って勝手から持ち出し置き付けることもあります。 宗匠(如心斎)は、始め置き付けたままで、ほとんど置き直すことはありません。 茶を入れる前に、手燭を動かせば、もし蝋燭がゆがんだ時は直さなければならないので、置き直すのは一般的によくはありません。 « 『道具置合 天然宗左口授』... | トップ | 『道具置合 天然宗左口授』... »