本日 【裏千家茶道文化検定】 受けてきました
(財)茶道文化振興財団 主催
日本の綜合文化・伝統文化である茶道に親しみ、理解を深めるために、
幅広い知識を身につけて文化の習得を図り、その普及と次代を担う
人材の育成を行うことが目的。
出題範囲は、茶の歴史、茶事・茶会、茶道具、茶室・露地、
などの分野から出題される。本試験を受験されることで、
“茶道文化”を様々な角度から体系的に知ることができます。
・・・ と、謳われている試験です。国内6都市と中国・北京など3都市で
約9000人!が受験したそうです。
今回は、なんと記念すべき、第1回目の実施!
1級~4級まであり、初回は4級と3級のみ。
来年以降 2級・1級 と実施予定だそうです。
私は ≪3級≫ を受験しました。
私の場合、これを 「きっかけ」 に勉強する事で、
茶道全般の基礎知識を頭に入れる為に受験しました
元来、私の脳は怠け者(or 究極の合理主義者)だと思うので
こうでもして勉強しないと、きっちり正しい知識を修める事は難しいと思ったので。
実際、勉強してみると楽しくて・楽しくて♪
歴史や由来を知ると、『納得感』が深まる。
もしも茶の湯が【禅】と出会わなかったらここまで継承・発展することは
なかっただろうと思う。やっぱり人間形成の【道】と定めた先人達の偉大さ、
日本人が本来もつ【精神性】の高さには感じ入るものがある。
私は、東京・国立(くにたち)の一橋大学が受験会場でした。
レトロな校舎でなんだか「教室」ってものが懐かしい♪
広いキャンパス内は銀杏や照葉の紅葉が美しくて、思わずしばらく散歩する
遠かったけど、来たかいがあった♪ 青空に映える本当に見事な紅葉だった!
結果発表は来年1月
自己採点では、ほぼ満点 ・・・ “合格” だと思います♪
今回こうして勉強できたことで、茶道の「基本」について
総合的な理解が飛躍的に深まったように感じます。
もっともっと深遠な【日本】の姿を知りたい・・・
2004年の5月、大相撲を国技館で観戦しました!
安治川部屋 改め 伊勢ケ濱部屋 後援会会長さんと
ご縁があり、ご招待いただきました。
初めて本場・日本で相撲観戦!
(実は、まだ千代の富士(現・九重親方)が横綱だった頃、ブラジル場所を
“砂かぶり ⇒ 最前列!” で観戦した事がある)
今回、「升席」というところに座ると、なんだかお弁当やら焼鳥やらあんみつやら
たくさん食べ物やお土産が出てきて感激♪
テンションは上がりっぱなし!
満員御礼の札がかかっていた。
後ろに琴欧州関の姿が。
勝負審判席には貴乃花親方。
花道には武蔵丸親方がぴちぴち気味のスーツで座っていらっしゃいました。
安治川部屋の安美錦関、安馬関を応援しました!
安美錦 ☆ 安馬 ★
そして、観戦後は、安治川部屋へお邪魔してちゃんこをご馳走になりました
写真では元横綱旭富士・伊勢ヶ濱親方はすでに食べ終わり、席を立たれています。
端にいる力士は安馬関、向かいには安美錦関が座っています。
上下関係は厳しく、まず親方が箸をつけてから、順に食事を始める。
いきなりちゃんこではなくて、お刺身や天ぷら、煮物、麻婆豆腐、お漬物、お味噌汁
などが低いテーブルの上にずらりと並び、一切の給仕を若いお弟子さんがする。
ビールが空になる直前に速攻ついでくれたり、本当に至れり尽くせりで恐縮する
期待の鶏ちゃんこ鍋も、とってもいいお出汁がでていて美味だった!
親方や、上位力士、ゲストがすべて食べ終わってからやっと
若いお弟子さんがむさぼるようにご飯食べてました。おつかれさまです
記念撮影
安馬関に抱っこされて暴れているのは私の姪っこ(笑)。
安美錦関もご機嫌の笑顔♪
安馬 改め 日馬富士(はるまふじ)
大関昇進
おめでとうございます!!!
茶道に ≪正座≫ はつきもの。
正座が苦手な方は、ちょっと辛いものがあるのも事実。
幸い、私は正座でしびれることがほぼない。なぜだろう???
これは前々から不思議に思っていて、いろいろ原因なども調べてみたけど
イマイチ納得できていない。【慣れ】 もあるというけれど、私は最初から
正座でしびれた記憶がないし、共に茶道の稽古をする社中(弟子仲間)も
何年たっても、しびれる人はいつまでもしびれている。
【体重が軽いとしびれにくい】という説も、物理的に圧迫が少ないという点では
理解できる。確かに私は重い方ではない。だけど、同じように細い人も
やっぱりしびれて、お点前の後しばらく立ち上がれないでいる。
かといって、体格の立派な社中が必ずしびれるかというとそうでもない。
この説からすると、重い人程しびれるはず。でも、普通の体格の社中が
毎回しびれて退出できない様を見ると、????となる。
座り方も大いに関係があるとは思うけど、師匠から
しびれにくい座り方を皆教わっているはず。しかも見ている限り
座り方にそんなに大きな違いはない。にも関わらず、この差はなんだろう?
本当に正座に【慣れ】はあるのだろうか?
この個人差は何? もしかして「才能」の一種??!
そして、万人に共通の正座でしびれないコツはないものだろうか?
うちの社中には幸い大・中・小の様々な体格の男女がおり、
観察と検証には事欠かないではいるのだけれど、謎はいまも解けない・・・
正座をしなくていいお手前は、椅子に座って行う立礼(りゅうれい)以外にも
裏千家ではこんなお点前もあるようです。
千 宗室 家元、「座礼棚」 を考案
~ 安座(あぐら)での手前を発表 ~
裏千家の現在の家元が昨年(2007年)の5月に発表された新しいお点前。
「座礼棚」は、安座(あぐら)での点前です。
畳の無い家が増え正座をする機会も少なくなった現代の日本の住環境に鑑み、
和室は勿論、絨毯やフローリングの洋間でも点前ができるよう考慮されています。
また、日常生活の様々なシーンで「足に負担をかけず楽に座って点前を楽しむ」
ことを通じて、世代を超えたあらゆる方々に対し、茶の湯という
日本の伝統文化への興味・関心を一層高めるものと期待されています。
あぐらで点前をする「座礼棚」を考案した裏千家の千宗室家元 =中央=
(京都市上京区・裏千家センター)
なるほど。でもこれって女性はどうなるのかしら
それから新しいお棚・お点前の発表に【記者会見】を
開くという事、初めて知りました!
↑ 記者会見に応じられる家元 ↑
記者会見には、約30人近くの記者・カメラマンが詰めかけ、まず、
家元が、今回の「座礼」について考案までの経緯や意図などを説明された後、
実際に座礼棚を使ったデモンストレーションが行われたそうです。
裏千家ホームページ より抜粋
個人的には正座をすると、気持ちがシャンとして好きですけどね♪
ブラジルで生活していた頃
周りの人達からは、ずっと ≪日本代表≫ として見られていた私。
ブラジルで生まれ育った日系人と違い、日本から来た
≪ japonesa verdadeira = 本物のジャポネーザ≫
と呼ばれた私。
なのに、実は日本のことをちっとも知らない ≪偽者のジャポネーザ≫!?
情けないと感じました。
まだ日本にいた中学生の頃などは、外国映画なんかを観て
イメージだけで、“あ~、海外は明るくて面白そう!いいな~♪”と
意味もなく思ったりして。まさに井の中の蛙状態
でも、日本を一歩出ると現状は違っていた。
ブラジルは、先人移民の方達の大変な努力のお陰で
親日家が多く、「ジャポネース」のイメージはおおむね良好。
驚くほどブラジルの人々は親切で温かい人が多い。
私は現地の学校で高校、大学を出たけど、
学友達にどれだけ助けられたか!
彼らがいなければ私はきっと挫折していたに違いない。
彼らと進級したい一心で勉強し、留年もせずに無事卒業できた。
そんな彼らと過ごしていて、常に感じたのが
彼らの 【ブラジル人として】 の誇りとアイデンティティー。
彼らは当然のように自然にそれを持っている。自国を大切に思っている。
彼らは【日本人】に対して、礼儀正しい、真面目、勤勉、優秀などといった
良いイメージを持っている人達が多かった。日本(系)人社会の閉鎖的傾向をも、
伝統を守ろうとする為の正当な行為として理解できると言った人もいた。
彼らの信じる 【日本の良いイメージ】 はなるべく壊したくなかった。
だからといって無理に優等生でいようという気はさらさらなくて、
友達と時には悪戯もしてみたり、授業を抜け出したりした事もあった。
だけど、ブラジル社会や文化に敬意を表し、「私は学びたい」という姿勢は
常に崩さずにいたつもり。つまり、【興味をしめす】ということ。
私がイチイチ質問することに対して丁寧に答えてくれたブラジル人。
そうすると、向こうも日本のことに興味を示し、いろいろ尋ねられる。
そこで痛感する、自分の勉強不足
言葉の問題だけではない。例え日本語であろうと知識そのものがない。
≪偽者のジャポネーザ≫ では申し訳ない!
だから・・・日本でもう一度勉強したい!
と心に誓って、5年前に日本に来ました。
今、日本文化を学ぶことが楽しくて仕方ありません
何百年の伝統がある茶道や華道、着物を始め、
各地に伝わる伝統工芸品や食品、ありとあらゆる【日本】を
吸収して、発展と継承につとめていきたいと考える今日この頃です。
ブラジルと日本は地理的には遠いけど、人々の交流の歴史やつながりは
決して浅いものではありません。移民もちょうど100周年を迎えているし、
これからも、もっともっと両国の絆が深まるように
微力ながら【考動】していきたいと思っています。
Mas, Como??? どうやって???
そこがこれからの課題です
ブラジル・サンパウロに住んでいた頃
しょっちゅう家族で食べに行っていた、お気に入りのピザ屋さん Pizzaria MONTE VERDE
Monte = 山 Verde = 緑
≪緑山ピザ≫ です!?
エントランスには暖炉やソファがあります。
バーでドリンクを軽く飲みながらウェイティング。
この日は私のブラジルの親戚と久しぶりに集まる日だったのです♪
↑ 写真はテーブル席側。 ↑
あまりの空腹で手元がちょっとブレちゃいました(笑)。
大きな窯で焼かれる pizza 達
必ず目線をくれる、ブラジル人
ブラジルは、ご存知の通り、大移民国家
イタリアからの移民も多く、イタリア料理やピザはしっかり根付いていて
ブラジル人の大好物★ パスタ類はラザニア、ニョッキなども含めて、
massa (マッサ) と呼ばれており、
本国をしのぐほどのクオリティーがあるところ多し。
だけど、町中の安いバールなんかで出てくるスパゲティーはなぜか
まったくコシのない、やわらかい歯ごたえの麺が出てくること多し。
ついでに、どこの日系人家庭のスパゲティーもなぜか
ふにゃふにゃになるまで茹でまくる家が多し・・・これは謎
ここの pizzaria (ピッツァリーア)は
1956年創業の老舗で、最近リフォームをしたばかり。
久しぶりに里帰りしても、懐かしいお店が健在なのは嬉しい♪
味も全然落ちていない。変わらず美味しかった!
ちなみにブラジルでのピザの食べ方は、ナイフとフォークを使う事が多いです。
手づかみで食べることはあまりありません。
ここのpizzaは、生地が薄く、外側はパリパリと香ばしい。
自然素材のみで作る。スパイス類はほとんど使わない。
シンプルで飽きが来ず、いくらでも食べられる感じ★
写真は Pizza Marguerita (マルガリータ)と
アセロラ&オレンジの搾りたてフレッシュジュース
ブラジルにいる親戚は皆、パワフル!明るい!
年齢を感じさせない! ← 年齢は聞かない約束(マナー)
小さかったいとこ達も今ではすっかり大人になって・・・
16年間共に過ごし、世代が移り変わる様を見ると時が経ったと感じるけど、
40代以上の親の世代もまだまだ元気。活動的でイキイキしていて嬉しい限り。
日本にいる同年代の方々とはやはり雲泥の差があると思う。
年を重ねてなお輝き続けられるパワーがここブラジルにはあるのだと感じる。
海や山のレジャーですっかり日焼けしているサンパウロの親戚。
久しぶりに会う私を見て
「Nossa !!! QUE BRANCA !!!! O que aconteceu?」
「うわっ! 白っ! どうしちゃったの?」
とみんなに言われる始末。
いえ、皆さん方が黒いだけですってばぁ~!!!!
私の癖のひとつ
それは ・・・・ 換気
動きのない空気があまり好きではない
ほんの少しでいいから、どこかの窓を開けておきたい
朝起きて、すぐに窓を開ける
新鮮な空気を吸って水を飲む
帰宅してすぐに窓を開ける
キリリとした冬の空気も気持ちよい ( ただし短時間
)
よどんだ空気の中では頭もどんより
空気も水も流れていれば、いつも新鮮
そして今日も私は窓を開ける
ブラジルは7年連続でアルミ缶リサイクル率
世界ナンバー1になりました
ブラジルにおけるリサイクル網は、法律によって整備されたのではなく、
「貧しさ」が出発点であり、それは現在でも変わらないと言われています。
ちなみに2位は日本。
ブラジル国内の公式集計機関といえる
ブラジル缶製造会社協会(Abralatas)が今年発表した
2007年のデータによれば、ブラジルのアルミ缶の
リサイクル率は 96、5%!7年連続トップの座です。
それに比べて、プラスチックのリサイクルはイマイチで
わずか18%・・・・
これにはワケがあって・・・・
アルミ缶を集める時には簡単に圧縮して嵩(かさ)を減らして
持ち運べるのに対し、プラスチックはかさばって
拾い集めていたのでは換金効率がとても悪いから。
ブラジル国内で資源ゴミの回収に従事する人はおよそ70万人(政府推計)。
国内で分別回収が実施されているのはわずか6%
市民レベルでの分別はほとんど行われていないに等しいです
写真はサンパウロの空の玄関、グァルーリョス国際空港の分別ゴミ箱。
紙、アルミ、プラスチック、生ゴミ用などに分かれていて
内側のビニール袋の色も全部違う。
なのに・・・中身はぜ~んぶ、いっしょくた! 残 念
BONES ~骨は語る~
アメリカで今人気が高いクライム(犯罪)・サスペンスドラマ
法人類学者とFBI捜査官がコンビを組んで数々の難事件を
解決していくこの『BONES』のテーマはそのタイトル通り、ズバリ ≪骨≫。
損傷が激しく身元確認の困難な 遺体が発見されると、法人類学者
ブレナン率いるジェファソニアン法医学研究所のラボのメンバーが
身元確定に全力を尽くす。あくまで骨にこだわったユニークな視点からは、
想像以上に多様なドラマが生まれ、骨の欠片からどれほどの情報が
引き出せるのか、その多彩さには目を見張るばかり。 法医学
法律の運用の際に重要な事項について、医学的に研究・鑑定などを行う学問で、
死因・死亡時刻・血液型・親子鑑定などを扱っている。
なぜか私は法医学に興味があって・・・
元東京都監察医務院長で法医学博士の上野正彦氏の著書
『死体は語る』ほか「死体」シリーズは興味深く読みました。
人体は小宇宙
何年か前に東京国際フォーラム展示場で開催され、見学しました。
【人体の不思議展】
『プラストミック標本』という新技術で作られた本物の人体標本は
匂いもなく、また弾力性に富み、直に触れて観察でき、
常温で半永久的に保存できる画期的な人体標本。
人体の構造や巧妙な仕組みはとても感動的
展覧会の主旨通り、「人間とは」「命とは」「からだとは」「健康とは」
という事を考えさせられましたね。
現在は川崎で、来年2009年3月1日まで展示会をしている模様。
機会があればぜひ見学をおすすめします
ブラジルでのお話
実は本物の人体標本に触れ、観察したことがあります。
医大に通う友人に頼んで、授業に紛れ込みました。
白衣と手術用のゴム手袋を借りて。
その日は『消化器官』についてでした。
ホルマリンに漬かっていた、中年男女の開腹上半身や
縦にまっぷたつに割ってある頭部など数体が台に乗っていて、
各自、自由に触れて観察していくスタイルの授業でした。
納得するまで存分に観察できて満足だったけど、
冷たいおじさんの胃袋の中を見たら、未消化のフェイジョン豆や
小さな肉のかけらが残っていて、とてもせつなくなった・・・・
ちょっとだけ涙が出たのはホルマリンが目にしみたせいばかりではなかった。
でも本当に衝撃的だったのは・・・
壁に沿った大きな扉をなにげなく開けるとそこはプールだった。
ホルマリンに漬かっている大量の死体のプール
大学のこうした検体用の死体は、身元不明者や引取り手のない死体を
買い取って、未来のお医者さん達のお役に立てているとの事。
なんだか私、医者だった前世があるような気がする(笑)。
子供の頃、≪家庭の医学≫ 愛読書だったし♪
人体への興味は命の興味
大切にしようと思うのです
『 私は今まで1度も胃腸薬を飲んだことがありません 』
こう言うと、日本では結構驚かれます。
今日に至るまで幸いなことに必要としたことがないからです。
私の場合、胃が痛くなるという思いはほとんど経験がありません。
(ちなみに虫歯の痛みも知りません)
日本に来てから気がついた事のひとつですが、
テレビで【胃腸薬】のコマーシャルを見ない日はありません。
薬局に行っても結構なスペースの中、実にたくさんの種類が売られていて・・・
それだけ需要があるということなのでしょう
特にこれからの時期、クリスマスやら忘年会でお酒を飲む機会が増えると
必要になる方も多くなるのでしょう
東京 新丸ビル musmus の秋田・庄内家庭料理
一方、ブラジルでは胃腸薬のコマーシャルを見た記憶がありません。
もちろんブラジル人も胃は痛くなるでしょうから薬は存在しています。
だけど日本ほど薬界の花形スターではありません。
自分が使う事がないから目にしていても記憶に残らないかも
という仮説を差し引いても、やっぱりブラジルは胃腸薬が
日本ほどメジャーではないと思います。
薬、結構$高いし・・・
(ちなみに薬によっては1錠単位でも売られています)
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胃腸薬のうたい文句、不思議に思う事があります。
胃薬飲んでまで脂っこい食事しなくてもいいのに・・・。
体が必要としていないから具合悪くなるんじゃないの??
薬に頼るよりも ≪自分の体の声≫ を聞いた方がよくない??!
精神的な胃の痛みも、いまいちど自分の【思い】が適切か
見直すひとつの良い機会かもしれない。
過度な心配も自責も必要ない。 リラックス♪
リラックス♪
体は実に心に正直です
ブラジルには piada (ピアーダ)という小噺があります。
どこの誰が言い出したかは不明。
だけど、いつのまにか広まっている面白おかしいお話。
時には難解な政治や経済を比喩的にユーモアたっぷりに
的確に言い表しているピアーダもあって意外に侮れない。
ピアーダは町中だけでなく、ビジネスの場においても
粋な使われ方をすることが多々あります。
ブラジル人のユーモア精神は本当に感心!
ピアーダにはいくつかのパターンとお約束があります。
基本、ブラックユーモアで、よく揶揄されるのがポルトガル人。
ジョゼ、マノエル、ジョアキンというような典型的な名前で
マヌケでお人よしなキャラを担当しています。
その他、お金にうるさい倹約家のユダヤ人、
大雑把でオレ様的なアメリカ人、流行大好きなフランス人、
真面目でちゃっかり者の日本人、いい加減で悪賢い中国人などなど
どことなく国民性のイメージを表しているキャラで登場します(笑)。
下ネタも特に多いです。おそらく一番多いんじゃないかな?!
あとは、ちゃっかりした子供のネタ、自虐ネタ、かかあ天下の夫婦ネタなど。
だけど正直言って、どこが面白いのかさっぱり分からない
“ユーモアセンスの違い”を感じるネタもいっぱいあるんですけどね(笑)
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■ 頭のイイ大統領? ■
セスナ機にローマ法王、アメリカ大統領、ブラジル大統領、
そして若いバックパッカーが乗っていた。
順調だったフライトが悪夢に変わるのに、時間はかからなかった。
パイロットはこの珍客グループに向かって
「ただいまエンジン・トラブル発生!大変残念な事に当機はあと数分で墜落します!」
そう言うやいなや、パイロットはさっさとパラシュートを背負って飛び降りてしまった。
飛び降りる間際、彼はこう残した。
「皆さんの座席近くにもパラシュートがあります。しかし残念ながら3個だけです。
どう分配するかは適当に決めて助かってください。グッド・ラック!」
「そ、そ、そんなご無体な!」 一同は一瞬、顔を見合わせた。
が、次の瞬間、すかさずパラシュートを手にした男がいた。
アメリカ大統領だ。
「私は世界で最も重要な国の大統領だ!世界は私を必要としている、
ここで死ぬわけにはいかないのだ!諸君、失礼!」
と言い残すと飛んでいってしまった。
そして、ブラジル大統領も、
「私は自分が大統領という重要な地位にあるというだけではなく、
私はブラジルで最もインテリジェントな(頭のイイ)男でもある。
当然生き延びる必要があるのだ~!」と叫んで
アメリカ大統領のあとに続いてしまった。
・・・機内には二人だけが残された。
ローマ法王はバックパッカーの青年に優しく言った。
「青年よ、私はこの通り老いぼれだ。こんな事故があろうとなかろうと、
そう長くはあるまい。でも君は若い・・・。残った最後のパラシュートは
君が使いなさい。私はこのまま祈り続けます・・・。」
その言葉に青年は、大層感動した。
そして感動の涙でグシャグシャになりながら、法王にこう告げた。
「法王様。その優しいお心遣い、心から感謝いたします。
でも、あなただけがここで犠牲になる必要はありません!
神のご加護は平等に私達へ、もたらされるでしょう・・・。
法王様、パラシュートはあと二人分、残っているのです!」
「何と・・・!」
その言葉に驚いた法王に、青年はさらに続けた。
「ブラジルで一番頭のイイ男が、
俺のリュックサックを担いで飛んで行ってしまったんです!」
ニュースでご覧になった方も多いと思われます。
世界一のおしり
そのおしりの持ち主は、ブラジル人のモデル
「世界一美しいお尻」を男女ともに競い合うコンテストが12日、パリで開かれ、
女性はブラジル代表の大学生、メラニー・ヌネス・フロンコビアクさん(20)、
男性はフランス代表の銀行員、サイバ・ボンボテさん(27)がそれぞれ優勝した。
コンテストは下着メーカーのトリンプ・インターナショナル(本社・スイス)の主催。
コンテストには世界26カ国で予選を通過した女性26人、男性19人の
“精鋭”が集い、最終選考で競い合った。
優勝賞金は男女とも1万5000ユーロ(約180万円)で、
優勝者は同社とモデル契約を結び、お尻にも保険がかけられるという。
(ロイターパリ支局)
・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
ブラジル人女性のヒップには世界中にファンがいます。
本人達もそれはよく分かっていて、ヒップにかける情熱たるや
ものスゴイものがあります!
ブラジルは男女共に 『おしりフェチ』 が大量にいます。
女性は胸よりおしり。大きなおしりはモテます
ブラジルで見たビックリ商品 = おしりサポーター
売られてました。ヒップを丸く、大きく見せるために作られたクッション!
日本では 『小尻』 に見せたい人だらけなのに(苦笑)
日本人の目から見たら、完全に太りすぎのデカ尻の女性も
本人は、グラマーでセクシーだと信じきって堂々としてます
・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
さて、一躍有名人になった彼女、メラニーはブラジル本国でも
今話題の人で、マスコミも彼女の話題でもちきり!
それによると、彼女はブラジル南部の出身で、
すでにモデルとして何本もテレビコマーシャル等に出ており、
去年の準ミス・ブラジルに選出されています。
身長175cmで、大学ではジャーナリズムを勉強しています。 おしり王国 ブラジル
さすがです
かたつむり
殻がなければナメクジさん
今日のお花のお稽古では白玉椿が花材でした。
思わぬお客さんが! 小さな デンデンムシ♪
家に連れて帰ろうか? でも一体なにを食べるんだろう?
ちょっと興味が出てきた・・・。 で、ちょっと調べてみました。
まず、かたつむりが食べるもの
野菜ならだいたい何でも食べるそう。
キャベツ、にんじん、かぼちゃ、さつまいも、キュウリなど。
卵のカラや貝をあげると殻の栄養になるそうです。
飼育はそんなに難しくなさそう。でも飼う気はないな~
かたつむりにはオス♂とメス♀の区別がなく、
1匹でオスとメスのどちらの働きもする。
だけど2匹いなければ卵は生まれない。
そして、かたつむりが食べられる方
フランス料理として有名なエスカルゴは専用のブドウ畑
(高級品ならワイン用の品種のブドウを用いる)で寄生虫がつかないよう
衛生的に養殖されたリンゴマイマイ科のカタツムリの一種であり、
主にヨーロッパとヨーロッパ系人種が多いアメリカで食用にされ、
養殖も盛んに行われている。スペイン・バレンシア地方では、
パエリアの具材として欠かすことのできない食材である。
ギリシャでも広く食用にされている。
日本でもカタツムリを食べる文化は古くからあり、
子供がおやつに焼いて食べたほか、喉や喘息の薬になると信じられ、
殻を割って生食することも昭和時代まで一部で行われていた。
しかし、かたつむりは寄生虫の宿主である事が多く、
衛生的に養殖された物を除き、生食する行為は危険とされている。
かたつむりについて、ちょっとだけ詳しくなりました(笑)
お稽古に現れた小さなお客さんは、
近所のあじさいの葉っぱの上に置いておきました。
トンボが幼虫から成長して、自由に空を飛ぶ姿に変わるように、心も脱皮します。
ただし、この変化は、一瞬のうちに起こるわけではありません。
また、その過程は楽しくもありませんし、痛みを伴うかもしれません。
自然界は、成長の代償として、努力と忍耐を要求します。
成長の過程に必要な様々な克服の体験は、多くの場合、
もがきと痛みのとの闘いになるでしょう。
しかし、一つ一つの克服が、必ず成長をもたらします。
そして、克服するごとに、成長のレベルを維持する事ができるのです。
闘いは必ず終わります。痛みも一時的なものにすぎません。
自分にとりついた悪い習慣を断ち、無意識に働いていた
心の良くない傾向を正していくことは、純度の高い特性を呼び覚まし、
気高い長所を洗練させていきます。
痛みを伴う変化の過程は、そのために必要なのです。
そして、暗い過渡期を通り抜けるには、忍耐と粘り強さが要求されます。
痛み ・ 忍耐 ・ 粘り強さ
ほとんどの人が、変化の過程を乗り越えられない理由がここにあります。
過渡期の辛さと厳しさにセルフコントロールを投げ出し、
楽な習慣に逆戻りしてしまいます。
そうして、幸せに手を伸ばさないまま、人生の勝利からも
目をそらし続けることになるのです。
セルフコントロールを覚えたあなたが得るものは、
幸せな結末を実現するために欠かせない、純度の高い豊かな精神です。
ジェームズ・アレン(James Allen) The Life Triumphant
葉月イオ訳 PHP文庫
あらゆる先入観を排除して、機会があればぜひ!
ブラジル・サンパウロ市の朝市 (feira)
以前4回に渡ってご紹介しました。
2008年9月24日 → ★ 2008年10月2日 → ★
2008年10月22日 → ★ 2008年10月24日 → ★
今日は蜂蜜屋さんのご紹介
結構ワイルド & 放置気味で売っています。
自家製だそうで、いろんな空瓶にラベルもつけずに販売
蜂の巣ごと売ってもいて、本物のミツバチが周りを
ブンブン飛んでいたりします。
ブラジル人も蜂蜜をとっても愛用しています。
ブラジル産のプロポリスは日本でも有名ですしね! 【ハチミツの効能】
高血圧、神経衰弱、貧血、細菌性の下痢、便秘、発疹のかゆみ、胃潰瘍、
十二指腸潰瘍(1日3回、食前に10~30ccほどをお湯にとかして飲む)
などに効果があるそうです。
その他、胃のつかえ感、冷えによる腹痛、咳、精神不安や不眠、
めまい、立ちくらみ、視力低下などにも効果的。
ゆっくりおだやかな効き目なので、特に虚弱体質の方にはオススメの食材。
だけど、1歳未満の乳児には与えてはいけないそうです。
蜂蜜はほとんど非加熱なため、天然の酵素が残っている一方で、
ボツリヌス菌がまれに眠った状態で含まれている場合があり、
まだ腸内の抵抗力が弱い乳児にはリスクがあるとの事です。
あと、蜂蜜屋さんに教えてもらった裏技
蜂蜜をすくう時、スプーンをお湯で濡らしてからすくうと
ベタつかずにきれいに使えるそうな
その高い防腐効果からミイラ作りにも使われていたそうだし
蜂蜜は遠い昔から世界中で役に立っているんですね~
ちびくろ・さんぼの絵本
1899年にイギリスの作家ヘレン・ワトソン・バンナーマンによって書かれました。
日本では1953年に出版され、およそ120万部のベストセラーになりました。
フランク・ドビアス挿絵の岩波書店版が有名です。
その後1988年に黒人差別をなくす会などの圧力を受けて、
日本では1988年以降、絶版になりましたが、
2005年4月に瑞雲社から17年ぶりに復刊されました。
幼い頃、私はこの絵本が大~好きでした
家に自分のを持っていたにもかかわらず、幼稚園の図書室からも
わざわざ同じ絵本を借りてきて愛読していました(笑)。
あれから約十年 ・・・
私は日本の反対側、ブラジルに住むようになりました。
サンパウロの日本人・日系人が集う
日本文化協会主催の古本市を手伝ったことがあります。
日本から寄贈された古本が安く提供されるので、とても人気があります。
そこで懐かしい絵本 『ちびくろ・さんぼ』 に出会いました♪
すでにぼろぼろに近い状態だったけど
嬉しくてページをめくっていくと ・・・・
あれ!見覚えがある ・・・・
どこをどうめぐって、ここまでたどり着いたのか ・・・・
絵を描くのが大好きだった子供の頃、
当然自分の絵本には、私のオリジナルな絵(落書き)が
サインのように描き加えられていたのです
何十年の時を超えて、海を渡って、大好きだった自分の絵本が
奇跡的に私の手に戻ってきたのです!
★
・・・・・ 驚きと感動で鳥肌がたちました ・・・・・