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静寂はあなたへの恩恵

人生の途中で聴覚障害となった私。
でも代わりに心の声が聞こえるように・・・
そんな私の思いを綴っていきます。

お父さんに会いたい

2011-03-04 12:37:41 | インナーチャイルド
先日お友達にサポートしてもらって、インナーチャイルドの癒しのワークをしました。
もう何度もやっているけれど、これで終わり、すべて癒された!ってことはなくて、
次から次へと出てきます。

もちろん、まったく変わらないということはなく、少しずつ変化はしているのですけれどね。
そして少しずつ癒されて、知らないところで変化して、それが現実を変えてくれているのです。

インナーチャイルドの癒しというのは、自分らしく生きる、本質で生きる、ために
とても重要なものだと思っています。

だから自分でも来てくださるクライアントさんにもたくさんさせていただく、セラピーなのです。

私がいつもやっているインナーチャイルドワークは、最初はただ体を動かしてきます。
目を閉じて、頭をからっぽにして、ただ体が思うままに動かしていく。
もちろん動かしたくなければ動かしたくなくってもOK。
そして指先だけ動かすのでもOK。

先日の私も、最初は適当に体を動かすことから始めて、くるくるまわったり、
体をゆらゆら動かしたり、そしてもう、私の体全部を預けるような感じで、
かなり時間をとって、体を動かしていました。

そうしたらだんだんと苦しい気持ちが出てきて、私の口から出てきた言葉は
「お父さんに会いたい」だったの。
そのときは、もやもや、イライラした気持ちを抱えていたけれど、
特に親のことについて取り組もうと思ったわけではなかったので、
その気持ちが出てきてびっくり。

今回ワークしていて初めてお父さんとハグしたくなって、サポートしてくれているAちゃんに
お父さん役になってもらい、しばらく固く抱き合っていました。
(今までワークしたときは、ハグどころか握手もできなかった)
でもなんとなく違和感があって、一体感というか溶けあう感じがしないの。

それは何かな?と見ていったら、
「もっとわがまま言いたかった。自分のやりたいこと、言いたいことしたかった」
っていう思いだったので、その子を取り出して、その役をもう一人のBちゃんに
やってもらいました。

Bちゃんが演じてくれた「小さい私」はすごく怒っていて、拳で思いっきり自分の体を叩いていました。
ものすごい怒りを感じました。
こんなに苦しめちゃっていたんだなって、我慢させちゃっていたんだなって思って、
一生懸命謝ったの。

そのときに感じたのは、「お父さん、本当に怖かった」っていう思い。
「怖くて自分の言いたいこと、やりたいことができなかった」とその時の気持ちを思い出したの。
「怖かったよね」っていう気持ちもその子と一緒に共感しあいました。
「怖かったからわがまま言うことができなかった」って。
いい子で親の顔色を伺いながら過ごしてきてしまったと思い出しました。

でも今は自分の好きなことできるし、言いたいことも言える。
お父さんがどんなに怒っても、ちゃんと怖がらずに説得もできる。
今は自分の思うように生きてる、っていうことも思いました。

そして小さいころ、自由がなかったから、今は自由がとても大切、と感じているし。
いつも自由だったら、その大切さもわからなったと思う。

そんな思いをいっぱい抱えてきた私のこと「大好きだよ」って言ったら、
「小さい私」の怒りも治まったみたいでした。

そして次の日の朝、ぼーっとしていたときに、突然こみ上げてくるものがあって、それは感動でした。

これは両親への気持ちに違いない、と思って、先週送ってもらっていたのに、
まだ見ていなかった赤ちゃんの時のアルバムを見たの。
(両親との思い出の中で、「つらいことばかり思い出すのではなくて、
楽しかったことも思い出すといいよ」って、スクールの先生にアドバイスをもらっていたので、
赤ちゃんのころのアルバムがすごく好きだったことを思い出し、母親に頼んで送ってもらっていた)

そうしたら、お父さんの愛をいっぱい感じて、「私は確かにお父さんとお母さんに愛されていた」
って思えました。
そんな思い出もあるのに、いつの間にか溝ができちゃったなって。
でもお父さんもお母さんもつらいこと、いっぱいあったんだろうなって、それも思いました。
だからお父さんはいつも怒って怖かったし、お母さんはそれにびくびくしたり、イライラしたり。。。

私を止めていたものの一つは、「お父さんに怒られるから、自分のやりたいことができない、
言いたいことが言えない」っていう制限だったんだなって感じて、
そうしたら、それが少しずつ溶けて行くような感覚を味わいました。

「怖い」と感じても、「今の私はもう大人だから大丈夫。自分の好きなことができるんだよ」って
言うと、安心することができる感じ。

これからまた少し変化できるのかなって思います





自己治癒力

2011-02-13 21:27:29 | インナーチャイルド
昨日、インナーチャイルドのことについて書いたのですが、今日ある雑誌を読んでいたら、
カレッジ・オブ・ホリスティックホメオパシー(CHhom)学長の由井寅子先生が、インナーチャイルドについて書いてみえました。

これからは、自分が自分を治す時代です。人は誰かが代わりに健康になることはできません。
自己治癒力こそが自分を癒します。
それを働かせるためには、徹底的にインナーチャイルドを癒すことが重要です。

(中略)

そして親や社会、道徳の刷り込みなど多くの抑圧から自由になり、自分らしく生きていただきたいと思います。
男だって泣きたいときには泣けばいい。思考で感情を抑圧すると、行き場のない悲しみの感情が
潜在意識に入り、悲しみの涙は最終的に体液に戻っていきます。
こうした感情が落としこまれた体液のままでいると、いろいろな病気が出てきてしまいます。
だから自分に対してやさしく正直に生きて、もっと自分の魂を喜ばせてやってほしいと思います。


感情を押し込めたままでいると、病気にもなりやすいのですよね。

自己治癒力をあげるためにも、インナーチャイルドを癒してあげることが大事なんだなって
改めて思ったのです。

大人だから、男だから、泣いちゃだめ、弱音を吐いちゃだめってことはないですよね。

今までどんなにがんばってきたかっていうことに気づいてあげて、
たまには、自分を、自分の中のインナーチャイルドをよしよししてあげる時間を取ってあげてくださいね


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変わるということ

2011-02-12 23:29:33 | インナーチャイルド
最近、インナーチャイルドのワークをさせていただくことが多くて、
また自分自身でも事あるごとに、インナーチャイルドを癒しています。

前から書いていることだけれど、この「インナーチャイルドの癒し」って
すごく大きな変化をもたらすものだと思っています。

でもね、一度ワークをしたら、すぐにそんなに変われるかと言ったら、そうでもなくて、
積み重ねが大事なのです。

すぐに大きな変化が現れる訳じゃないけれど、ある方が言われた言葉が忘れられません。
彼女は知り合いの方だったのだけれどね。

ワークが終わってから、「お茶を入れてくるね」と言ったら
彼女が「温かいお茶じゃなくて、冷たい飲みものがいいんだけれど」って言われたんです。

これって別にたいした会話じゃないし、当たり前にすることだと思うのだけれど、
彼女にとっては、大きな意味を持っていたみたいなんです。

彼女の要望通りにお水を持っていくと、
うれしそうにこう言ってくれました。
「まりりん、今まで私って“こうしてください”って自分の希望を伝えることができなかったんだ。
 いつも相手の言われることをそのまま“はい”って受け入れることしかできなかったんだよ」って。

だからこの時、「お茶じゃなくて、冷たいものに」という言葉は彼女にとって、
「私がこんなことを言えるなんて!!」って自分でもびっくりするような一言だったんですね。

彼女はいつも言いたいことを我慢しているようでした。

それが1回のワークで、こんな変化があったんですね。

これってそんなにたいしたことじゃないかもしれない。
でもね、こういうことの積み重ねで、自分を縛っていたものから自由になって楽に生きられるんじゃないかって思ってね、
そうすると、自分の思うように生きられるようになるって思うんですよね


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怖い、という思い

2011-02-09 22:50:03 | インナーチャイルド
昨日は、私が通うヒーリングスクールのワークショップがありました。
主に、自分の中のインナーチャイルドを癒していく、ワークをするんですが、
昨日の私はいつもと違い、ワークを始めても、妙に覚めている自分がいたんです。

いつもなら結構感情が出てきて、ワンワン泣いたりもするのに、
昨日はあまりというかほとんど感情が出てこなくて、
みんながやっているワークを覚めた目で見て、
「馬鹿じゃないの、あんなことして。。。」
「全部壊してやりたい」
「人間なんて、同じことを繰り返して、ばかみたい」って思っているのです。

私の中の闇の部分、悪魔のような部分が出てきたようで、自分でもちょっと怖かった。
でもそういう部分もある、と知っているし、そういう部分が出てきてもいいから、と
今はそんなにびっくりはしないのだけれど。

でもその悪魔のような自分っていうのは、逆に「自分にはできなかった」というような罪悪感が隠されているようで、
それを「許す」ことが必要なんだってアドバイスをもらいました。

わ~~~ん、また出てきた「許す」ということ。

今まで何度も言われてきたことで、まだまだ私の中に残っているんだな~って実感。

そのあとは、そのことについてまたワークをしたのだけれど、
過去生の情景が出てきて、「みんなに申し訳ない」とか「みんな怒っているから、顔向けできいない」って
いう思いが湧いてきました。
そしてすごく怖かったのです。
そのときに、迫害された記憶が残っていました。
火あぶりとか、石を投げつけられた、とか。

昨日はあまりうまく感情を解放できなくて、ちょっともやもやしたまま帰ったのです。
で、疲れてすぐ寝ちゃって。

今日になったら、突然「怖い。。。」って思いが湧いてきて、
昨日の続きみたいで。。。
しばらく「怖いよ~」という思いを感じていました。
ただ感じていたんです。
これをどうしようとか思わずに。

その後、その怖さが収まったあとも、その思いを感じようとすると、
すぐに「怖い」という思いが蘇ってくるので、まだまだ私の中にずっしりと居座っているよう。

でもこれも浮上してきたということだから、手放せるのはもうすぐかな。
しばらくつきあって、癒していこうと思います。


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親との関係

2010-12-20 11:53:59 | インナーチャイルド
先週、不定期で行われている、ヒーリングスクールのワークショップに参加してきました。

ここでは、今自分が抱えていることや悩みについてワークを通して向き合う時間になります。
インナーチャイルドを癒す、という感じでしょうか。

私はずっと前から「親との関係性」について、ちゃんと見ていかなければいけないものがある、
とわかっていたので、そのことについて取り組みました。
そしてもう前から何度も取り組んでいることでもあり、ここでなんとかしていきたいと思っていたのです。

そういうことに取り組む時、自分一人では苦しくなったり、なかなかうまくいかないときも、
仲間の助けがあれば、とても心強いのです。

私のワークでは、他の仲間が私の父と母を演じてくれました。

その父と母を見ていると、苦しくなってきて、自然と体が動いていきました。
最初は立って腕を振り回す、という感じだったのですが、
次第に立っていられなくなり、座り込んで足で床を叩きつけ、
次には寝転んで、手足をバタバタさせていました。
まるで小さな子が、大の字になって「やだやだ!!」と、駄々をこねているような感じです。

大人になった今、そんな態度をとるなんて、子供じみているのかもしれません。
でも私は子供のころ、そんなふうな態度を両親の前でとってこなかったのかもしれないな、と思いました。

「いい子でいなければ。。。」とか「駄々をこねたら両親に嫌われる、叱られる」と
思って、そういうことをしてこなかったのかもしれない、と。

そんな感じで、体で思いっきり自分の感じていることを表現していったら、
気持ちが落ち着き、「あきらめ」の気持ちが出てきました。
「あきらめ」って悪いようにとられるかもしれないけれど、それは「許し」と同じような
ことなのかもしれないな、とも思います。

でもまだまだそれだけでは終わらなくて、
実は父親はとても苦しい思いを味わっている、ということがわかってきました。

父を感じてみると、「誰にも愛されない、孤独感」がすごく伝わってきて、
とてもつらくなりました。

父の両親(私の祖母)はとても厳しい人だった記憶があり、
そして兄弟が多くて(たぶん10人くらい)、父はその中でも下のほうで、
きっとあまり目をかけてもらえなかったとか、愛情を十分もらっていなかったと感じました。

だから十分に愛された記憶がないから、自分の家族にもどうやって愛したらよいのかわからずに、
特に自分の考えを否定されると、ものすごい勢いで怒っていたのだなと理解できました。

子供のころはそんなことがわからないので、「なんでお父さんはあんなに怒るのだろう」と
「ちょっとしたことであんなに怒らなくてもいいのに」と
とても悲しい思いをしていました。

今、父のそうした「誰にも愛されない、孤独感」を感じてみると、
かわいそうで、癒しがとても必要だと感じます。

私は生まれたばかりの赤ちゃんのころ、「両親を助けたい」と思っていたそうです。
生まれる前にそういうふうに決めてきて、赤ちゃんのころは「助けてあげたい」と
思っているけれど、赤ちゃんは無力で結局助けてあげることができなくて、
挫折感、罪悪感を背負っているのだそう。
(これはどんな子供でもそうみたいです)

でもヒーリングスクールの先生はこんなふうに教えてくれました。

「子供が親を癒そうとするのはしょせん無理なことなのだから、あきらめるしかない。
親を助けられなかったのは私の力が足りなかったからではないし、
私が悪かったのではない。
親はちゃんと自分で自分を癒すことができるのだから、
自分がどうにかしようとする必要はないのだ。
親は、ちゃんと学びながら必要な人生を歩んでいる素晴らしい存在なのだから、
その人生をもっと尊重して見守ればよい。それで大丈夫。
自分はただ存在しているだけでよいのだ。それが一番の親孝行だし、それしかできない」と
ある意味悟って、親を助けようとする気持ちを手放すことが大切だ、と。

今まで、両親のことについては、父は先に書いたように、
ちょっとしたことで怒り散らす人だったし、母はそんな父を嫌悪しながらも依存しているところがあって、
どちらも私にとってはつきあいにくい人でした。

二人に対する感情は、子供のころから積っていたものがあって、苦しいものだったけれど、
それでも私のところに来てくれたのは、私にとってベストな両親だと思うし、
私がこうして私の本質に帰るためには、なくてはならなかった人。

それを思い出して、親を助けられなかった、という罪悪感を手放していくことで、
関係性は変わってくるのかな、と思います。

親との関係性が変わっていけば、いろんなことが変化していくような気がします。

このことについては、もう少し取り組む必要があるかな、と思っています。
でもこうしたワークを何度か続けたおかげで、だいぶ楽になりました

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