明後日から読書週間です。
福島県矢祭町には図書館がありませんでした。 図書館を望む声は多かったのですが、厳しい町財政では困難でした。
本を買わずに図書館をつくるための、苦肉の策として、ネットで本を募集しました。
すると、全国から3千人近い人たちが送料自己負担で本を送ってきたのです。 その総数は約23万冊。
亡くなった夫の蔵書4,300冊を送ってきた女性もいました。 ほとんどがきれいな本で、高価なものも多いそうです。
ボランティアで仕分け作業をしていますが、なかなか整理が進まないようです。 送られた中から、3万5千冊は来年1月に開館する図書館に並べ、残りは小中学校や収蔵庫に置く予定です。
図書館ができることで、子育てにも役立ちますね。 とても良い話しで、ホッとさせられます。
福島県は、一方で前知事による汚職の実態が次々と明るみに出ています。 そこで動いた巨額の金(税金)で幾つの図書館がつくれるのでしょうか? 行政府が国民の善意に甘えて、税金の不法流用をすることは、絶対に許されません。
「本屋も無かった町を、本の町に変える」。 町長のキャッチフレーズです。
人気blogランキングへ ← クリックを御願いします。
ブログランキングに参加中です