マンション管理士日記

地域を守る:マンションと地域の融合

大規模修繕中

2009年10月30日 | マンションの管理

私が住んでいるマンションは 大規模修繕中です。 

 

 Dscn2295_3

 

人気blogランキングへ  ← クリックを御願いします!

 

工事が始まって約2ヶ月。 すっかりシートで養生されて、バルコニーへ出入りすることはもちろん、開けることもできません。

これからは、共用部の廊下や階段へのシート貼りが始まります。 住んでいる方々のストレスも溜まってきました。 皆さん、完成したときの姿を思い浮かべて我慢していただいております。

2年前から 『大規模修繕委員長』 を拝命(強制でしたが…)していました。 更に、いよいよ工事開始という直前に、理事長の役まで頂き(同じく強制…)ました。 お陰様で、一段と忙しい日々を送らせていただいております。

さて。 前述の通り、住んでいる皆さんのストレスは高まり、ピークに達しようとしております。

理事長・修繕委員長として心掛けていること。 三つあります。

ⅰ)勝手に決めない  工程会議で出た課題により、理事会や修繕委員会を開催していますが、勝手に決めないよう 自らを戒めております。 皆さんに関係すること(共用部の色彩など)は、広く意見を聴いた上でアンケートを実施して決めています。 もちろん、結果は迅速正確に告知します。

ⅱ)ストレスを減らす  長期に渡る工事で、住民の皆さんはストレスが溜まってきています。 これを少しでも減らすよう、配慮と工夫をしています。 例えば、住民から出された要望には、小さなことでも迅速に対応する。 あるいは、住民のためになることは、出来るだけ前倒しする。 等々です。

ⅲ)マナーと礼儀   工事で多くの関係者が出入りします。 密閉された中で生活して、見知らぬ人がウロウロする。 とってもストレスになります。 だから、出入りする関係者には、「自分から挨拶する」「笑顔で接する」などのマナーと礼儀を遵守するような指導の徹底を依頼しています。 今のところ、関係者のマナー・礼儀は良く出来ているので、住民の表情も和らいできました。

予定の工期は11月末まで。 残すところ1ヶ月となりました。 ベランダの荷物を大移動させて頂き、駐車場を明け渡して敷地外に移動して頂き、暗い廊下で不自由を忍んで頂き…

皆さんの御理解と御協力の お陰で、マンションは生まれ変わります!

人気blogランキングへ ← クリックを御願いします!

ブログ ランキングに参加中です


神事

2009年10月28日 | 民生委員

地域の小学校で相撲大会が開催され、お手伝いに行きました。

人気blogランキングへ  ← クリックを御願いします!

三つの小学校合同の大会です。 それぞれの小学校で行っていたものを 今年から合同にした、と伺っていました。 ところが、詳しい方に聴くと、昔は三校合同大会だった時期もあったとか。 それが二校開催になり、ついには別々になっていたのが、久々に合同になったそうです。

地域の五穀豊穣を祈願して、神社などで行われた神事だと聞きます。

  

Dscn2293_2

神事に相応しく、前日から清められた土俵。 美しいですね。

 

Dscn2294_2

 

 

古式に則り、土俵の飾り付けが進みます。 地域の育成会など多くの方々の協力で、大会が一段と盛り上がります。

 

   

Dscn2297_2

完成した土俵では、いよいよ大会の開始。 小学生1年生の女の子同士の対戦から、熱戦が始まりました。

 

小学校は地域に支えられながら、計り知れない元気を地域に還元しています。 復元された三校合同の相撲大会が いつまでも続くことを祈念いたします。


季語

2009年10月22日 | 喜働

『花火』 は、秋の季語になります。

人気blogランキングへ  ← クリックを御願いします!

線香花火は夏。 打上花火、仕掛花火は秋。 浅学な私には、詳しい知識はありません。 が、現代においては、花火が秋の季語ということには、違和感を感じますね。

秋の奉納に関係してなのか。 あるいは 8月7日頃が立秋だから、真夏にも関わらず、秋の季語になっているのでしょうか。

何故、この時期に花火の話をしているのかと言うと。 それは 先週の末に、中間市で花火大会が催されたことに関係します。 異例の 『秋祭り 前夜祭』 となった理由は、夏の花火大会が中止となって、この日に実施されたからでした。

時期外れと感じる一方で、確か花火の季語は… と朧気な記憶があって、少しだけ調べてみたのです。

 

純粋倫理では、学びの一環として 短歌が勧められます。 不肖の会員は、まったく実行しておりませんが。

この時期の花火に連想が膨らみ、『短歌に出来れば』 などと考えました。 もちろん、まったく無謀な試みです。

それで。 思いだけを書いてみます。

 

花火の色々な形状…  季節の肌寒さも加わって、尚更に人の生きざまに繋がる。 あなたと指をからめ 互いの優しさにつつまれながら、さめざめと涙をながしてみたい。

 

私の思いとは無関係に、現代の暦では 晩秋を迎えようとしています。

人気blogランキングへ ← クリックを御願いします!

ブログ ランキングに参加中です


命日

2009年10月19日 | 家族

例月の通り、豊前へ墓参りに行きました。

人気blogランキングへ  ← クリックを御願いします!

今月は、たまたまモーニング・セミナーの日と 父の命日が重なりました。

16回目となる命日でした。

ある年の出来事などを思い出すようなケース。 そのとき、子ども達の学年毎のエピソードが 拠り所になっています。 それが私の思い出し方です。 長男が あの大会で優勝した年だとか、次男は春に修学旅行に行った年だったとか、夏に三男の遠征について行ったとか etc

家庭の出来事(行事・イベント・レジャーなど)は、逝去の年と結びつけて記憶出来ていません。 近しい人であろうとも。 これは私だけでしょうか?

父親の命日は覚えていても、没年となると 子どもと関連づけなければ判りません。 あの年は長男が幼稚園年長だったから 何年前になる。 だから、平成何年だった。 そういう回路を通して思い出しています。

もちろん、仏壇で 過去帳をめくれば 全員の命日などが判るのですが、いざ思い出そうとするときには、子ども達との関連だけが頼りです。

薄情な息子だと自分でも思いますが、過去の一点で止まった命日よりも、成長を続ける子ども達の方が 記憶の回路としては有効に働くようです。 どうにも変えようがありません。

私の お粗末な回路とは関係なく、父の命日は 気持ちの良い晴天でした。 お墓を いつもより少しだけ きれいに出来たように感じました。

来月は 母の命日。

人気blogランキングへ ← クリックを御願いします!

ブログ ランキングに参加中です


親友は いますか

2009年10月14日 | 喜働

渡辺淳一さんのエッセイ集。

人気blogランキングへ  ← クリックを御願いします!

その表題作である 『親友は いますか』 の題名に興味を惹かれて読みました。

時が経つにつれて親しい友人がいなくなった気がする。 そして、親友がいないまま現在にいたった という実感から、なぜ年齢とともに親友がいなくなったのか、ということを考察しています。

年齢をとるにつれて、男は孤独になるようであると述懐。 癒す方法が一つだけある、と言って 結論にいたります。 それは、身近に何でも話せる女性をもつこと、だそうです。 妻でも彼女でもいい、好きな女性に思いきり本音を告げて、こちらの気持ちをわかってもらう。 それが男の最後の親友かもしれない。 と、最後は いかにも渡辺淳一さんらしい提言で締めています。

私が表題に惹かれたのは、身近な女性をもちたいから、ではありません (勿論、もちたく無いと言っている訳ではないのですが)

この十年間で三人の親友が逝ってしまったから。 それぞれ、中学校時代・高校時代そして大学時代の親友でした。

訃報を知り 茫然。 通夜から告別式そして火葬。 言葉に出来ないような寂寥と暗黒が押し寄せていました。

若くして逝ったことの悲しさ。 もう会えないことの辛さ。 友がいなくなったことの悲しさ。

今年も多くの友人ができ、これからも たくさんの出会いが待っています。 ただ、親友と呼べる人が現れるかと言われると大いに疑問です。 若い頃のストレートな純粋さを無くした今、新たに親友を作るのは ほぼ不可能でしょう。

鮮烈に生きた 若い時代を語り合う友がいなくなることは、心にポッカリと穴が空いてしまったようです。 もはや、この世では 思い出を話すことはできないのです。

渡辺淳一さんが勧めるように、好きな女性に思いきり本音を告げても、この寂寥感を埋めることは出来ないような気がします。

いやいや。 そういう女性が身近に いないという 厳しい現実から逃避してしまっているようで、これは いけませんね。

人気blogランキングへ ← クリックを御願いします!

ブログ ランキングに参加中です