食洗機 導入秘話

ビルトイン食器洗濯機を購入したお話は前述の通りですが、この工事にはものすごいドラマがありました。長い話ですが、お暇な人は読んでくださいませ。

と、いうのも施工店の工事担当者一人でやってきたわけですが、大切なところを開けっ放しで荷物を取りに行った後の顛末です。

写真を見て分かる方は少ないと思いますが、排水管などが通るための床下へつながる小さなフタ。こちらは人一人分の頭しか入らない程度の穴なのですが、こちらから手を入れて工事をしていた模様。

そして・・・。

うちのきうたんは、お客さんが来るとけん制してどこかに引っ込んでしまうので私も安心していたのですが、工事担当者がいない隙に・・・。

そうです、開けっ放ししていた床下へのつながる穴の存在は確認していたようです。

週末の掃除に追われていた私たちはきうの存在がなくなるまでしばらく気づきませんでした。大体そういうときには、猫は呼んでも

「は～い♪」

なんで答えるわけがありません。

探すこと1時間ほど・・やっぱりいない。

戻ってきた工事担当者に聞いてみたところ、しばらく猫は見ていないとのこと。

やっぱり床下があやしいなぁ・・・と思っていたところ、工事を終了した担当者が

「あ、いました！」

と床下を懐中電灯で照らしながら言いました。

「ひげが見えます！！」と言いながらも、取り出せることもなく、かつ、洗濯機は大きな音を立てながら試運転を続けています。そりゃ、うちの猫もこんな状況じゃ出るわけないな。

「！！！！」

どうするんだ。。マンションの床下って？？？
一戸建てじゃないからどこまでつながってるんだろう・・・。軽くパニくりました。

それに対してオットは相変わらず冷静。

「ま～、出てくるの待つしかないんじゃないの？」

そりゃ、そうだけどさ～・・・（泣）。一生出てこれなかったらどうするのよ！！と情緒不安定な妊婦嫁。

一応、マンションの管理人に床下ってどこまでつながっているかきいてもらったところ、隣のうちにはいかないようになっているようだ。ひとまず安心。

週末で天気がいいというのに・・・いつまで待たなくてはいけないのだ。。。
呼んでも返事しないし、さっきの試運転でもっと奥に行ってしまったみたい。見えないから余計にここにいるのかどうかも分からないのが不安。でも、工事の人もそう言ってたし、まさか工事の人がこっそり持って帰れる猫でもあるまい。

仕方なく1時間後にケンタッキーのデリバリーをして、撮り溜めしていた番組見ていたところ、私の視線の右側にゆっくり動くものが・・。

「出てきたっ！！つかまえてっ！！」

2時間ほど床下を堪能した自慢の白いおなかが灰色になったきうたんがのそのそと出てきました。目をしぱしぱさせていますのできっと落ち着いて寝ていたのでしょう。

あぁ・・・猫ってやつは。最悪、ペットレスキューとか呼んじゃったりするのかなーとか色々想像しちゃいました。出てきてくれて本当に良かった。

もちろん、お仕置きは大嫌いなシャワー攻撃でした。洗っても洗ってもおなかのコンクリートの灰色は取れませんでした。

ペットを飼っている皆さん、台所のシンクの下にあるフタ、くれぐれも気をつけてくださいね。間違っても人間が入れるサイズではありませんのであしからず・・。