水彩画の題材探しに、春にも行ったことがある福島県いわき市にある四時川渓谷に車を使い日帰りでまた行ってきました。春に行った時は泥のあるところで大分車が汚れてしまい、もう行かないと
決めていたのに紅葉の時期はどうなんだろうと気になり、前日いわき市に電話し紅葉の様子を聞き良ければ明日行こうと決めたのですが、この時は雨だったので明日の天気はどうなんだろうと天気
予報を調べたら晴れとのことでもう行くしかないと出てきました。
常磐高速道の柏インターから入って降りたのはいわき勿来インターです。インターを出るとそこは国道２８９号でそこを左に曲がりしばらく行くとトンネルがあります。そこを出て少しで左側に
四時川の案内板が。春に来た時はそこを見逃し次の案内板の入り口から入ったようです。ところが入ってすぐ近くにいた夫婦らしき人に「四時川渓谷はこちらですか？」と聞いてみたら、こちらは
地震で土砂崩れがあって行けないとのことで別な道を教えてくれたのです。行こうとしたらその夫婦の車が先に走ってくれて四時川渓谷の入り口を手を振って教えてくれたのです。そしてその車も
そこを入っていきました。なんとそこは春に来た時に入ったところと同じ所でした。夫婦の車に付いてやっと１台が通れる道をしばらく進み、ある開けた部分で案内板があるのですが、夫婦の車は
尚も進んで行くではありませんか。私を紅葉のきれいなところまで案内するつもりなのか、それとも夫婦がたまたま帰る道がこちらなのか迷って、後者の方と解釈しここで一旦車を停めてしまった
のです。でも後で考えるとそのまま夫婦の車に付いて行き、もし後者の方だったら違うよと教えてくれただろうと思い付いて行けば良かったと後悔しました。帰る方向とは違うこの道をわざわざ
走ってくれたのかもしれませんね。一旦車を停めた場所には１台の車が停まっていて、渓谷はこちらで良いのか聞いてみたら案内板を見てと言われてしまいました。地元の人ではなかったようです。
そこからしばらく走って行くとだんだん紅葉が見えてきました。でも車を停めて見ることは出来ません。車のすれ違いの時に使うスペースが所々にあるのでそこで車を停めました。紅葉は道の近く
でも見れるのですが、藪をかき分け川に降りていかなければ川と紅葉の良い写真が撮れません。３回か４回ぐらい車を停め、その度に道から２ｍぐらい下の川付近まで藪をかき分けて降りて行き
ました。折角の紅葉なのにもう少し見せる配慮をしても良いのではないかと思いました。でもその為には駐車場などの整備が先かもしれません。土砂崩れで行けなかったところに駐車場があるの
かもしれませんが。トレッキングコースは幾つか用意されているようで、約１１ｋｍを歩く約３時間コースや約１６ｋｍを歩く約５時間コースなどもあるようです。
今回車にも歩く人にも車を走らせている時はあわなかったのですが、川に降りている時に道を歩いている人がちらっと見えたのと、途中で車を停めた所に戻ってみると私の車の後ろにもう１台の
車が停めてあったこと、でも車の人の姿は見えませんでした。そして前記した開けたところで車の人に話しかけたことぐらいしかなく、紅葉の時期にしては人がいなかったですね。もっともやや
紅葉の時期は若干過ぎていたような感じでした。１１月初めぐらいが１番の見頃だったかもしれませんね。ただこの時期に来ていたら車のすれ違いをするのが大変だったかもしれません。
四時川渓谷の途中には春に行った時に写真に撮ってきた場所があるだろうと探したのですが判りませんでした。ここは水彩画にした場所です。山道になっている所など道が幾つかあって春とは
別な道を通ったようです。秋の写真を同じ場所で撮り比較しようとしたのですが残念。
四時川渓谷を出て国道２８９号に戻り、しばらく走ると「おふくろの宿」というところで昼食。昼食を摂るところは２８９号沿い付近に何カ所かあるのですが、ネーミングが良いので寄ってみま
した。日帰り入浴と食事が出来、食事をすると入浴券２００円分がもらえます。「これで入浴出来るんですか？」と聞いたら「あと２００円出して下さい」とのこと。汗をかいたりして身体を
洗いたいなと思う時は入りたくなるのでしょうが、今回は洗面道具は持ってこなかったし、特に入りたい気持ちにはなっていなかったので入ってきませんでした。トレッキングした後は良いかも
しれませんね。
