★パセーラにて★
何年振りかの寒さといわれた年に、
ニューヨークでクリスマスを迎えたことがありました。
マイナス十六度の日もあって、
10分ぐらい外を歩くと
店に入って温まらなければ耐えられなくなりました。
空はどんより曇り、
凍ったような空気を吸うと
肺炎になりそうな気がしました。
人々は黙々とコートの襟を立て、
帽子を深々とかぶって、
通り過ぎて行きました。
その街のウインドーに、
赤い赤いポインセチアの花がリボンと共に
飾られました。
それは、
「元気をお出し」と道行く人々を
励ましているように思いました。
クリスマスの赤い色は、
日照時間の短い寒い所に住む人々の
知恵だったのではないかと考えました。
~鈴木秀子(聖心会シスター)「愛と癒しの366日」~
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