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★☆ 愛しき時間(とき) ☆★

2007年に乳がんと肺がんを克復しました。
現在 ACTH単独欠損症(特定疾患)、糖尿病の闘病中です☆

ピンクリボンフォーラム2008

2008年10月18日 | 乳がん

今日は「ピンクリボンフォーラム2008」に参加した。

【ピンクリボンとは?】
★乳がんの早期発見、早期診断、早期治療の大切さを伝えるシンボルマーク★


乳癌を克復している私は、
10年間の闘病生活が余りに辛かったから、
『克復』を喜び、ホッとしている間に2年近くが経った
その間、検診さえ怠っていて
先日(10月9日)、2年ぶりに乳癌検診を受けた。
(この記事は10月10日に書いています)

乳癌を克服したとはいえ、
10年という年数はひとつの通過点であり、
癌という病気は、終わりがなく、
限りなく不安は続く・・・と感じる今日この頃・・・。


広島の「きらら」「乳がん患者友の会」で、
とても熱心に活動が行われている。
その「きらら」が主催となり、
乳癌の専門医(乳腺外科)に来ていただいて、
今日のフォーラムは進行された。

2008年のテーマは、
「もっと知ろう気になる乳がんのこと」

会場は、中国新聞社(本社:広島市中区)のホールだったが、
たくさんの聴講者が訪れた。
乳癌に関心をよせる人がいかに多いかを感じた。

【内容】
第1部
◇ 講演「もっと知ろう 気になる乳がんのこと」
◇ 講演「知ってほしい大切な乳癌検診」
第2部
◇ 「気になる乳がん Q&A」


参考になるよいお話しが続き、
途中で帰ろうかと思っていた私も最後までお付き合いした。

とても気になったのは、
乳癌に罹る人の割合が急増していること。
4年前は日本人女性の「30人に1人」だったのに対し、
2年前は「25人に1人」
昨年は「23人に1人」
そして、今年は「20人に1人」・・・
健康な人も他人事ではない時代になっている。

アメリカでは、女性の「8人に1人」が乳癌患者ということだが、
死亡率は年々減少し、生存率が上昇している。

それに対し、
日本では、乳癌患者は増加し、
死亡率も上昇していている、ということは深刻な問題だ。

医学は日進月歩だというのに、
死亡率が上がっているのは、何故だろう。

それは、乳癌検診に問題があるのかもしれない。

健康な人が乳癌検診を受けた場合、保険適応外になり、
費用は、約1万円(触診、エコー、マンモグラフィー)。
検診にかかる時間は、個人差があるが、
1時間前後ということだった。

どんな癌検診にも言えることだが、
誰でも気軽に検診を受けられるように、
費用の負担を少なくしたり、
乳癌検診では、
乳腺外科(乳癌専門医療機関)を増やしたり、
いろいろ工夫して、検診を受けやすくしてほしい。


女性の癌の死亡率の高いのは(今日の話の中では)、
1位・・・「胃癌」(昔と変わらず)
2位・・・「乳癌」(20年の間に2倍に増えている)
3位・・・「結腸癌」
4位・・・「子宮癌」
5位・・・「肺癌」
6位・・・「肝臓癌」
7位・・・「卵巣癌」
 ・
 ・
 ・

乳癌は年々死亡率が上昇しているが、
早期発見により治癒率の高い癌でもある。
だから、早く発見して早く治療をすることが望ましい。

今日のフォーラムでも、
何度も先生方が言われたが、
とにかく、
「早期発見、早期治療」が大切だということ。

ステージⅠ(シコリの大きさが2cm未満)だと、
95%以上、治る確率があること。

医療機関での検診は1~2年に1度
自宅での自己検診は1ヶ月に1度すること。

私のように、片側が乳癌の場合、
残っている片側の乳房が癌になる確率は、
健康な人より、3~5倍高いと話された。

私が事前に質問をしていたことがあり、
「乳癌にかかって10年無事過ごしたあとの検診は・・・」
ということに対し、
先生のお答えは「1年に1度は検診を受けてください」とのこと。

乳癌にかかる人の年齢は、
40代~50代が最も多く・・・
現代では30代の若い人も乳癌になると言われているが、
それより多いのが、80代だとか。。。
「生涯検診」とはこのことかもしれない。
怖いな。。。


皆様も、癌検診を受けてくださいね!

早期発見、早期診断、早期治療が一番大切です!



★ピンクリボンフォーラム2008★
http://www.g-town.co.jp/kirara/20081018/20081018-top.htm







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