★☆ 愛しき時間(とき) ☆★

2007年に乳がんと肺がんを克復しました。
現在 ACTH単独欠損症(特定疾患)、糖尿病の闘病中です☆

突発性難聴(発症18日目・19日目)

2008年04月21日 | 突発性難聴(右耳)

【突発性難聴☆闘病記録】(8)

★2008年4月20日()★
 <治療開始9日>
今日の広島は快晴だった。
最高気温も25度近くまで上がり、初夏のようなお天気。

突発性難聴の治療は、
初期の段階が大切なので、
今は、お出かけもガマン、ガマン・・・

・・・といいながら、
夕方から、夫と、ちょっと外出。
ご飯(イタリアン)を食べて、お買い物して帰宅。

毎日、家の中で過ごしていたためか、
外出時に、ちょっと異様な感覚に襲われた。
太陽光線に目がかすみ、頭がボーっとして、
長期の入院などで、久しぶりに外に出たときみたい。

これって・・・他の神経まで侵されているのでは?って心配になった。
22日が次の受診予定なので、その時に先生に尋ねてみよう。

右耳の耳鳴りは相変わらず続いている。

安静時には、
「ジ~ン、ジ~ン」「「キ~ン、キ~ン」とゆっくりした耳鳴りで、
会話したり、動いたりすると、
「ジン、ジン」「キン、キン」と耳鳴りが激しくなる。
音も大きくなり、
自分でその音をうるさく感じ、手で耳をふさいでしまう。

「ねぇ、この音、あなたに聞こえないの?」
「全然、聞こえないよ・・・」
「こんなにうるさく響いているのに?」
「全然、わからない・・・」
「不思議・・・」

今日は、鈴のような「リン、リン、リン」という高音も混じり、
ますます、複雑になった。

1週間前、外出中に、
右側から夫が声をかけると周りの雑音で聞こえくかった。
この1週間、ステロイド治療を続けてきて、
少しは効果が出ているかなーと期待していたのに、
今日も、外出中は、やはり聞こえにくかった。

何度も聞き返した。

1週間前と比べ、ぜんぜん、回復していない。
ショック!!

家の中での会話はほとんど支障ないのに、
外で聞こえにくいのは何故?
そして、電話の声が聞こえないのは何故?

4月3日、突然聴こえなくなったのだから、
ある日、突然聴こえ始めたらいいなぁ・・・



★2008年4月21日(月)★
 <治療開始10日>
今日の最高気温も24、5度で、昨日と同じ初夏の陽気。
休日明けは、お掃除やお洗濯が待っている。
それを完全にやりたいのが私。
手抜きすることができない。

お布団を干したり、シーツを洗ったり、
マット類も全部洗った。
耳鳴りがガンガンしているのに・・・。

どうして、自分の体を酷使するのだろう。

昨日ごろから、
私のこの病気は治らないような気がしてきた。
少しずつでも良くなっていれば、希望がもてるのに。

11時過ぎから、近所の内科(家庭医)受診。
先日(8日)、耳鳴りのことを一番にこの先生に訴えて、
診察の上、薬(抗生物質)を処方されたので、
その後の経過(耳鼻科受診)と、診断された病名、
耳鼻科でもらっている薬名を伝えておこうと思った。

「12日に森山耳鼻科(仮名)に行き、
聴覚検査の結果、『突発性難聴』と診断されました」

「えっ・・・・・そうですか」(かなり驚かれた)

私が、最初に、この症状を話したとき、
この内科の先生は、
「突発性難聴」を推測できなかったのか・・・?
私は、そのことに驚く。

あの日、抗生物質を出されたけれど、
あれで、治ったと思っておられたのか・・・?

ま、耳鼻科の症状がありながら、
早く、耳鼻科受診しなかった私が一番悪いのだけど・・・。


「森山先生から、突発性難聴は、
ストレス、寝不足、過労に注意するようにと言われているのですが、
夜、眠れなくて・・・困って、
以前いただいていた『セルシン』を2錠飲んだのですが・・・」

「あ、そうですか・・・」(先生はまだ動揺している)

「耳鼻科の先生は、
眠りが浅くなるような薬が入っているからでしょう、と言われるのですが、
どのお薬が該当するのですか?」

「この中からでしたら・・・プレドニンだと思います」

「そうですか・・・」

「セルシン2mgは、安定剤の中では弱い薬なので、
1回に2錠飲まれてもいいですよ。
ただ、集中的に飲まれて、
あとあと、それが習慣になると困りますねー」

「セルシンを飲むと、調子がいいようなので、
しばらく服用したいのですが」

私にとっては、今が大事。
夜、しっかり睡眠を取るためにもお願いした。

「では、今日は、追加でセルシンをお出ししましょう」


≪今日処方された薬≫
★セルシン錠2mg 1日1回 就寝前2錠
 (安定剤)



夫の花粉症のお薬も処方していただき、帰宅。 

内科の先生に事情を報告して安心した。

先生は、私が突発性難聴になるなんて
思ってもおられなかったのかもしれない。
だから、「すぐに耳鼻科に」と勧められなかった。

耳鳴り、難聴という症状はあなどれない。
これからは、そういう症状の患者さんには、
「すぐに耳鼻科に・・・」と言われるだろう。
今回の私のことが先生の教訓になりそうだ。

そういえば、6、7年前、食欲がなくて通院していた時も、
毎日点滴ばかりで、
「ACTH単独欠損症」を見抜いていただけなかった。
そのことを、また、思い出した。

午後は、ゆっくり横になっていた。

 




 


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