お隣のマンションの1階にある美容室に泥棒が入った。
その美容室は、我が家のベランダから丸見え状態。
ホタル族の夫が、今朝9時ごろ、
「お隣の美容室におまわりさんが来てるね。
何かあったのかなぁ・・・」
「えっ!!私がベランダに出た時は気がつかなかったけれど・・・」
そして、すぐに、上から覗くと、
美容室の駐車場にパトカーが止まり、物々しい雰囲気が!
店内にもおまわりさんが数人いらして、
慌しく出たり入ったりされている。
10人くらいおられたと思う。
「レジのところに集まっていらっしゃるみたいね。」
「泥棒かなぁ・・・」
「怖いわね・・・」
その美容室は、3年位前にオープンして、
お洒落なガラス張りのお店。
外から、全てが見える。
私は近すぎて、そこにはあまり行かないけれど、
以前、1回だけ、利用したことがある。
おまわりさんの多さに、ただ事ではない気がした。
指紋をとったりする鑑識課の人も見えた。
「何があったのかしら・・・」
急に落ち着かなくなった。
1階が駐車場になっているのだが、
1人のおまわりさんが、
一台、一台、車のナンバーを控えておられた。
気になりながら、朝食を始めた。
すると、
「ピンポン~♪」って チャイムが鳴り、警察の方が来られた。
警察手帳を見せられて、
「昨夜、お隣の美容室に泥棒が入ったので、
ご協力をお願いします。」
私は、ぜひ協力したいと思った。
「ベランダから見えるので、心配してたのですよ。」
「昨夜9時ごろから今朝8時半までの間に
侵入したようなのですが、
何か、変わったことに気づかれませんでしたか?」
「そうですね・・・特に・・・
あ、ちょっとお待ちください。
主人がいつもベランダで煙草を吸いますから。」
そう言って、夫に助けを求めた。
若いおまわりさんは、必死で手帳に控えておられた。
「よろしくお願いします。」
のおまわりさんの言葉に、
夫は・・・記憶をたどりながら・・・
「う~ん・・・特に・・気がついたことはありませんね・・・」
「昨夜は何時に最後、煙草を吸われたのですか?」
「12時ごろでした・・・・」
そして、ベランダにも行かれ、
上からの状況を見られた。
美容室は、2面がガラス張りになっているのだが、
そこではない裏側の窓から侵入したらしい。
あまり協力できなかったけれど、
ちょっとでも、捜査に関わった者として、
犯人が捕まってほしい。
毎日のように起こる事件。
今・・・人間の「ココロ」がおかしい。