亥の子さん その２

亥の子餅か・・
そう・ふう子の実家・風のふるさとでも
亥の子さんがあっていたわ
同じく旧暦の最初の亥の日が男亥の日
次の亥の日が女亥の子
小学生から中学生までの子供達が
切り株みたいな奴に縄を貼り
縄を子供達が持ち
切り株？を玄関に打ち付けるのよ！
「がんがんさんがそろたら
そろそろまわそじゃないかいな・繁盛せい繁盛せい・
とろすことろすこ・すっとんとん！」

子供達が力の限り歌いながら各家を回り
お菓子やお小遣いをもらい
最上級生のお兄さんやお姉さんが
各学年に振り分けてくれ
ちょっとした臨時収入になり
子供の頃は楽しみだったわ！

生れて初めての亥の子さんの時は
その赤ん坊を切り株？の上に乗せて
「がんがんさんが・・」をするの
それは無病息災・その子が元気に育つと言われているわ！
そして、この日に火燵などの暖房道具を出すと
火事にならないと・・

幼馴染のＴちゃん曰く
今は子供の人数が少なくて
男女一緒に亥の子さんもやり・・
今年はそれでも６名・・
「がんがんさんが・・」の声にも
何だか・覇気がないんだと・・
それでも細々とでも受け継がれ
続いていって欲しいと願うわ！

「神々様がお揃いになりましたので
　そろそろ・各家に廻していきましょう！
　その家が繁盛しますように！
　トロスコトロスコ・スットントン」

りっぱな・神事でございます！