オレンジ色のカリメロ.

美甘の新たなる旅立ちのために・・・

DATA確認

2010-11-26 23:39:54 | T-Light
さてDATAはできたもののこれで本当に合ってるかってのが問題ですよね。
そこで、簡単な確認方法をご紹介いたします。
(写真の順番が???ですがその辺は突っ込まないでください(汗))

まずは適当に2D化し、原寸でプリントアウトしちゃいましょう。
CADですから正確に原寸で打ち出されるはずですね。

こんな感じ、
紙は、画用紙など少し腰があるほうが良いでしょう。

そしたら部品の部分を切り取っちゃいましょう。

こんな感じ。

で次に、切り取ったところに部品をはめていきます。

正面から


上面から


レンズ

ひっくり返して

レンズガードの確認


帯の部分は


帯の根元は同だ

とこんな感じに重ね合わせてみますと。正しくDATA化されていれば、ぴったりとはまるはずです。

おっと発見!

もし間違っていたらこんな感じでずれてしまいます。

定規やノギスなどでは採寸の難しい複雑な形状の場合は、このようにして、ずれを修正しながら正しいDATAにしていきます。

若干の違いはありますが、今回ご依頼物件の設計のためには十分なDATAができたと思います。
部分的に部品を省略したり、特に今回は、レンズ部分に関しては、後の作業に大きな影響は有りませんので、ぴったり同じ形状になるように書くのではなく、作図のしやすい形状にしてあります。
このように必要に応じてどこまで正確に再現するかを判断するのも、実際の業務においては重要になってきます。

DATA化は正確にできましたが、実はかなり困った問題がおきております。
先日、T様からいただいたDATAを、今回ご製作させていただいたものと重ね合わせたところ、大きく寸法が違っていることが判明いたしました。
重ね合わせをした画像です。(クリックで拡大します)

左側の絵で、青く透き通って見えているものがT様がご作成されたDATAです。
特に取り付け部分から先の長さが大幅に違っているのが解ると思います。

ちなみに右側の絵は、以前T様のブログにご掲載されていた写真(無断流用お許しください)とそちらから採寸して私がDATA化したもの(黒くすき透き通って見えているもの)を重ね合わせたものです。
このときは円筒形の重ね合わせの形状としてDATA化しています。
こちらはほぼ今回のDATAに重なります。

大変失礼では有りますが、T様のご採寸の間違いではないかと思います。
ですが、今回のライトにつきまして当方で確認できている範囲で、W数の違い、レンズカラーの違い等、幾つかのバリエーションが存在していることがわかっております。
掲載サイト等の写真を見る限りでは、バリエーションによる寸法の違いは無いと認識しておりますが、もしかしますと何種類か寸法違いが存在しているのかもしれません。
大変お手数ですが、今回私のほうでご製作させていただきましたDATAを後ほどメールにて送らせていただきますので、T様の方で、お持ちのライトに対して上記の方法をお試しいただけませんでしょうか?
お手数をおかけいたしますが、よろしくお願いいたします。

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4 コメント

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Unknown (tahhy)
2010-11-28 14:48:40
十中八九、採寸ミスかCADデータ作成ミスですね(汗)公開ダメ出しですね爆)

自宅では確認ができないんで、今しばらくお待ち下さいませ~
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Unknown (美甘@ケンタッキー)
2010-11-28 16:30:27
CAD講座の美甘先生は大変厳しいのです。
最前線で活躍する、プロを育てる気で教えていますので(爆)
そな大げさなことはありませんが(笑)
こいうこともあるので、当社にお任せくだされば、安心ですという宣伝です(爆)
しかも格安1コイン、¥500円でお受けしますよ・・・・・。

もちろん治具設計とかの場合のワークDATAはご支給いただかないと困りますけどね(笑)。
返信する
Unknown (tahhy)
2010-12-03 00:13:16
たぁ~~~~~いへん遅くなりましたが
本日確認の方ができました。

して結果ですが・・・

美甘先生の図で合っております!
(できの悪い生徒でモウシワケアリマセンw)

と言うことで、美甘DATAで製作を継続願いますです。
返信する
Unknown (美甘@ケンタッキー)
2010-12-03 01:55:54
了解しました。
それでは週末より作業を再開させていただきます。

DATAのできはいかがでしたでしょうか?
面のつながりとか、ロフトの徐変とかかなり高度で制御が難しいところですが、ここが上手くできる用になりますと、複雑な形状まで自由自在に作画できるようになりますよ。
サーフェースを使うという方法もあるのですが、個人的にあまりサーフェースを多用することはお勧めしません。
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