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あまりにも書くことがないので(その2)

2005年06月29日 | 書籍
最近読んだ本、その②

「頭がいい人、悪い人の話し方」
樋口裕一著

本のタイトルは「頭がいい人」と書いているが、頭の良い話し方には触れておらず、「こんな話し方をしているヤツはダメだ」という実例を挙げて解説している本である。
とにかくまあ、何かにつけてコメントをしているといった感じで、正直これを全部まともに解釈すると「無口なヤツが一番頭がいい人」という結論になるのではないかな・・・。
なので「いるいる、こんな事言うヤツ!」的に読むと結構ハマル本であった。
挿絵に、しりあがり寿のイラストを載せているのが、実はこの本で一番面白いところだったりして・・w
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あまりにも書くことがないので

2005年06月28日 | 書籍
最近読んだ本、その①

「機長の一万日」
田口美貴夫著

元JALの機長が現役時代のエピソードを綴ったエッセイ。
今では不可能となったコクピット見学での出来事やVIPを乗せた体験記など、さすが長年に渡って従事しただけのことはある様々な出来事を丁寧に面白く書いてあって、あっという間に読了してしまった。
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元スッチーのエッセイ

2005年05月10日 | 書籍
先日、飛行機内で読もうと思って書店に文庫本を買いに行った際、どの本にしようか選んでいる時に、目に付いたのがkeikoという著者の「スッチー道」「スッチー魂」という本であった。
2冊とも元ANAの国内線客室乗務員であった著者が、勤務時代の様々なエピソードを綴っていて、現在は本職がイラストレーターである彼女のイラストも織り交ぜた本である。

何も考えさせられる事も無く肩肘張らずに読める本なので、すーっと読むことが出来た。
著者はサイトも持っていたので、ついでに閲覧したのだが、やはりBBSには「空の人」らしき書き込みもチラホラあって結構面白かった。

keiko氏のサイト
http://www.keiko-web.com/top.html
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読み直してみた本②

2005年03月09日 | 書籍
電車で通勤する際にと購入した文庫本「ニッポン全国酒紀行(江口まゆみ著2004年文春文庫)」を読み直す。

彼女は1995年に東南アジアで頻繁に作られている地酒を飲み歩き「タイ・ラオス・ベトナム酒紀行」という本を学生時代の後輩でもある、小のもとこ氏と出版したのだが、今回の作品は日本で飲まれている販売酒の製造元へ訪れ、製造の過程等を面白おかしく綴ったエッセイである。

軽いタッチで読みやすい文章であることもさることながら、取材先では必ず実体験をして途中の原液に近い酒も試飲するというジャーナリスト(彼女自身は「酔っぱライター」と言っている)としての行動をしっかり実行している姿勢がとても良い。

日本酒やビールの製造過程は勿論のこと、ホッピーやデンキプラン、泡盛に至るまで様々な日本の酒を取り扱っているので、自分が飲んでいる酒に少しでも興味を持っている方にはお勧めな一冊である。
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読み直してみた本

2005年03月02日 | 書籍
先週大掃除を行った際に読み直してみたかった本の整理をした。
早速読み直した本は「世界のポップス1991(いとうせいこう著・JICC)」である。

表題通り世界の歌謡曲を紹介・解説している本なのだが、当時「宝島」に連載していたコラムらしく、1991年に発表された超B級の曲を紹介しているのだ。
例えば湾岸戦争時のイラクで発表されたフセインを皮肉った物など、政治色が割と出ている曲が中心になっている。

因みにタイからはヌーという歌手の「僕の父さんは○○○」といった題名の「僕の父さんシリーズ」を紹介していた。
確かタイでは翌年軍事クーデターがあったっけ。
丁度タイに行っていた記憶が甦った。
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神保町

2005年02月19日 | 書籍
昼から会社の催事があったため冷たい雨の中を外出。
終了した頃には雨も小降りになっていたので、帰り道がてら神保町の本屋を探索する。
神保町の徘徊は前回も丁度今頃だったような気がする。
たしかいわき探検の帰り道に寄ったんだっけ。

アジア文庫に行って本を閲覧。
昔に比べてビルマやラオスに関する書籍が多くなったのは嬉しい。
タイの書籍も種類は多くなったのだが反面、薄っぺらな内容の本も実に多くて購入する気にはなれなかった。

ということで以下の文庫本を購入する。
「アジアラーメン紀行 森枝卓士・著(徳間文庫1990年)」

初版が15年前なので丁度バブル期に出版された本であるが多少の古さは感じるものの、内容も面白く直ぐに読み切れてしまった。
東南アジアを中心にした各国の麺料理を紹介していて写真も豊富。
著者も学者ではないので学術的な難しい話は一切なくて読みやすいのだが、話があちこちに脱線したり今ひとつ勉強不足な面も感じた箇所もあったのが残念だった。

ただ当時としては、今東南アジアの注目度は今に比べたた格段に低かったしエスニック料理と言えば印度料理だったので、事態背景を考慮すれば十分に楽しめる本であった。
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読了

2005年02月15日 | 書籍
「ジャンボ旅客機99の謎(二見文庫・600円)」を一気に読んでしまった。

これはタイ航空の整備士が旅客機に関する素朴な疑問に答えてくれているといった本で、例えばエンジンの内部のしくみのような専門的な事から機内食のおかわりはできるか?とかいった、なかこー掲示板でも叩かれそうなネタまで簡潔に記されていて、興味深くあっという間に読みきってしまえた。

恐らくP氏、B氏、U氏のような航空ヲタの方達にとっては、既に知っている事ばかりなので少し物足りないと思うが、ワシのような初心者君や多少の興味を持っている方にはうってつけの1冊だと思う。

著者も訳者もタイ人というところもミソであるw
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考現学

2005年01月27日 | 書籍
昨日から今和次郎の「考現学」の本を読み直す。
この本は以前古本巡りをしていた会社の後輩に頼んで買って来てもらったものだが、何度読み返してみても実に面白い。

今で言うとホリケンのコラムでよく書いている「ディズニーランドの客層チェック」みたいなものなのだが、これを大正末期の1925年に実践していたのであるから興味深い。

時間と地域を絞り込んで通行人の数は勿論の事、洋服・髪型・髭の形のチェックまでしているから笑える。しかも数だけでは飽き足らず大学周辺の商店や下宿所のチェック、歓楽街の店チェックなど実に多岐に渡って調査しているのだ。

また本にはイラストも数多く書かれていて、その辺りは妹尾河童のトイレマンダラにも相通じるものもあるところは、さすが「考現学者」というよりも東京美術学校出の「芸術家」という感がある。

興味のある人は是非!!
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読了

2004年11月01日 | 書籍
最近自宅で本を読む事が多くなってきた。以前にも書いたがワシは小説は殆ど読まないのだが、元来活字が好きなので本もそれなりにもっている。ただくだらないものが多いがw

今回読了したのは「天才伝説 横山やすし」(小林信彦著:文藝春秋1998年)で、この本は発行当時に購入・読了した後は、暫らく読んでいなかったので今回読み直してみた。

内容はタイトル通り故・横山やすしの事を綴った本なのだが、作者が直に接した「人間・やすし」を忠実に表現している。特に西川やすしとのコンビ解消や、仕事やプライベートにおける数々の事件などを極めて客観的に綴っている。特に事あるごとに当時の異才新鋭漫才師ビートたけしを引き合いに出しているところが面白い。

さすが演芸関連の事を書かせると彼の横に出るものはいない、と思わせる位、改めて読んでも新鮮に感じた。
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読書の秋②

2004年10月07日 | 書籍
2冊目は、「虫の味」八坂書房(1800円)という本をご紹介。
題名の通り、研究職につく方々が虫を調理して実際に食べてみるという内容の本。
イナゴやハチノコ等は日本でも割と珍味と称されて食されていますが、この方たち半端ではなく、カマキリやミノムシさらにはゴキブリまでチャレンジしているという兵です。
タイでもイサーン地方や北部の田舎等でも虫を調理して食べていますが・・・。
結構面白いので是非ご一読を!調理方法も唐揚げや天麩羅などバリエーションも豊富です(笑)
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読書の秋①

2004年10月06日 | 書籍
今回と次回は読書の秋ということで、タイ以外の本で結構気に入っている本を2冊ほど紹介。
因みにワシは小説の部類は殆ど読まない。
最後に読んだのは学生時代か?と忘れるほど読んでいない。
文章を読むのは好きなのだが小説を読むのなら映画を観てしまうタイプである。

と言う事で、今回は「永井荷風の愛した東京下町」日本交通公社(1600円)をご紹介。
永井荷風というと明治から昭和初期にかけて活躍した小説家だが、この本は彼の私生活における下町放浪をメインに、浅草や銀座、上野など彼の遊んだ足跡を時系列的に紹介されている。
う~ん、日アジ探検に相通ずるものがあるなぁ・・(笑)
写真も豊富で読みやすいので興味のある方は是非ご一読を!
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真の愛だと~??

2004年09月03日 | 書籍
朝から喉の痛みと微熱があったため、これは疲労やストレスから来る体調の変化(最近の体調が崩れるのはいつもこのパターンなのだ)と感じ、仕事を終えた後は大人しく帰宅して静養する。

いつものように喉スプレーをして、部屋でうだうだしているとフト本棚の「図解・密教のすべて(花山勝友:監修)」という本が目に入った。

購入した記憶も無いくらいな本で、内容も日本密教を易しく解説したものだが、何故かついつい熟読してしまう。

詳細はここでは省略するが「真の愛」という項目があったのだが、この項の結びとして
「不安を消し願いまでかなえる、つまり自分の利益など求めず、徹底的に相手のことを考えるのが「いつくしみと思いやりの心」、それが真の愛なのです」(同書より28頁)
と書いてあった。

う~む、自分の利益というコトは別にして、その他のコトを実行している人ってワシの周辺にも結構いるような気が・・・・!?。
でも自分の利益を求めるからこそ、ここに書かれている他のコトを実行している人が実は殆どだ、とも思ったりして・・。
勿論ワシは、利益が無ければ実行しない典型的な人間である(爆)

ほんの少~しだけ賢くなったような気がしたが、ワシには到底実践出来そうもない項目であることもわかった。。
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