当初予定していなかったんですが、急遽「行ってみようか」と決断。
三陸海岸の被災地を車で通ってきました。
花巻から遠野を経由し、そのまま東へ進んで釜石市に出ました。
まずは『釜石大観音』へ。
昭和45年4月に釜石市内の施主明峰山石応禅寺(曹洞宗)によって大平町鎌崎半島に建立されました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4a/93/95a1a86eff4c10b0f5cf2f43d1b79753.jpg)
大観音すぐそばの駐車場は有料となっているみたいですが、歩いて5分ほど離れたところにある駐車場は無料となっています。
私たちは無料の方へ停めました。
大観音の前には赤い浄土橋があります。
浄土橋越しに大観音を撮影できるスポットもありますよ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/31/83/3eb1faa2267b5f5ab8567a29b64d0081.jpg)
ちなみに、こちら拝観料はお一人500円必要ですが、ペットの同伴は可能です。
大観音の胎内へもりりぃを抱っこして入れました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/13/ee/85db5c232883d7d37f6e533ea0e61052.jpg)
胎内には聖観音や七福神等が安置されていて、胸元の部分は展望台になっており、釜石港を一望できます。
エレベータ等はなく、螺旋階段を自力で歩かないといけないので、覚悟して入ってくださいね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/75/e5/ab6d69606adfcd6ef8a3fcd8f779ac31.jpg)
展望台からの景色です。
この日、午前中は曇りで午後から雨が降るという予報だったので、空はどんよりしています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5c/87/57cf075e39d5cf1e65bfec63a7bc7165.jpg)
釜石から大船渡、陸前高田、気仙沼を車で南下しました。
話には聞いていたけれど、やはり更地になっているところが多いです。
ポツンポツンと被災した当初のまま残っている建物が。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1b/c7/e1b59bbc0b90b487d8fed05f5eab4647.jpg)
駅や交番など地図上ではあるはずのところに、実際は何もなかったり。
また、津波の浸水した区画の始まりと終わりがはっきりと分かるようにあらゆるところで案内が散見されました。どこからどこまでが浸水したのか分かるようになっています。
あと、鉄道の線路が舗装されてバスの専用道路になっていました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/28/73/1f470cc154696de24ed9e31ddc0e03b0.jpg)
観光用のガイドブックに載っていたお店でお昼ご飯をとることに。
「大船渡屋台村」
1店舗5坪、カウンター式の屋台が20軒、焼き鳥屋、沖縄料理屋、お好み焼き屋など軒を連ねているんです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2a/17/8d94af75928b928889231f52921012d2.jpg)
居酒屋系のお店は昼間は開いていませんでしたし、閉店しちゃったところもあったので、実際には5,6店舗くらいしか開いていなかったように思いますが、その中でぜひとも食べてみたかった海鮮モノのお店へ入ってみました。
カウンター席に5名ほど入るともう満席・・・・なお店で、店主さんお一人で頑張っていらっしゃいました。
5分ほど待って、入店することが出来ました。
超豪華な具材てんこ盛りで、通常のお店だったら2000円くらいはしそうですけど、1000円ちょっとで食べることが出来ました。本当のおいしかったです。大満足でした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2d/f6/ccb75e68690f487eb45d3a5c9866ec51.jpg)
この後、碁石海岸へ。
1周約7.5kmの遊歩道があったんですが、私たちはすべて周らず一部だけ歩きました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/07/c5/bca0e5684a8884123970145ab40acf02.jpg)
この碁石海岸は三陸復興国立公園に属しています。
もともと陸中海岸国立公園として指定されていたのですが、東日本大震災による津波で指定区域が大きな被害を受けたことを受け、震災からの復興および被害の伝承を目的として、現在の名称に改められたそうです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5e/45/57c7aa1dce42c3754906e1b745126f9b.jpg)
公園の名称は復興状況を見て、将来的にふさわしい名称を検討するそうな。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4a/dc/3cee1ffa981c205c222459a35f69ff8b.jpg)
白亜の碁石埼灯台。 沖合い32kmまで光を届ながら、三陸沖を航行する船を見守っています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3a/0b/aaaf63d962d0d2b567c42cff04ff4b40.jpg)
展望台からの景色も良いですよ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/39/95/ca4c7b2933e9b4a60cfc542608a2e465.jpg)
これは雷岩。
「残したい日本の音風景百選」にも選ばれ、その名のとおり、ゴロゴロッ、ドーンと低い雷鳴のように、お腹にズシリと響く巨大な音がします。巨岩の下の海食洞穴に打ち当たる波が、その中の空気を圧縮して、独特な音を響かせる自然の技です。
最初、雷岩のことを知らなくて、それまで「今日は雨が降るって言ってたし、とうとう雷が鳴り始めたのかな」と本気で思ってました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/19/28/9860807cd94f57b799faa3b448df7e9e.jpg)
この後、本当に小雨が降りはじめ、急いで駐車場へと戻ったのでした。
そして陸前高田市へ。
見渡す限り更地に。田畑は手つかずで荒れています。ここでも多数の犠牲者が出たのでしょう。
悲しい気持ちになります。決して風化させずに忘れてはいけないと思います。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/45/48/20e4a686c844d109e1df866ffa1795ab.jpg)
陸前高田市の象徴ともいえる高田松原。
約7万本と言われる高田松原もほとんどが流されてしまいましたが、その中で唯一耐え残ったのが「奇跡の一本松」です。
駐車場から歩いて1kmほどあったでしょうか。
雨が降っていたので、皆さん傘をさしながらぞろぞろ歩いて向かいました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/70/34/07b88a8dddc6a07d83b0bcde6ef5f5fa.jpg)
津波に耐えて奇跡的に残った一本松でしたが、海水により深刻なダメージを受け、平成24年5月に枯死が確認されました。
これを残すために多大な費用がかかったため、残すことの是非についていろんな意見が交わされたそうですが、私はぜひ残すに一票です。
こうして旅行5日目を終えたのでした。
翌日の旅行最終日は、宮城県蔵王のホテルを朝7時15分にチェックアウトし、新潟経由で大阪方面へ。
途中、敦賀でいったん高速を降り、滋賀県湖西のお店で夕方になってましたが食事をし、湖西道路経由で大阪の自宅へ。
自宅へ到着したのは午後6時15分ごろでした。
今回のGWの旅行、奇跡的に渋滞には合いませんでした。
長い旅行記でしたが、これにて終了です。
三陸海岸の被災地を車で通ってきました。
花巻から遠野を経由し、そのまま東へ進んで釜石市に出ました。
まずは『釜石大観音』へ。
昭和45年4月に釜石市内の施主明峰山石応禅寺(曹洞宗)によって大平町鎌崎半島に建立されました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4a/93/95a1a86eff4c10b0f5cf2f43d1b79753.jpg)
大観音すぐそばの駐車場は有料となっているみたいですが、歩いて5分ほど離れたところにある駐車場は無料となっています。
私たちは無料の方へ停めました。
大観音の前には赤い浄土橋があります。
浄土橋越しに大観音を撮影できるスポットもありますよ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/31/83/3eb1faa2267b5f5ab8567a29b64d0081.jpg)
ちなみに、こちら拝観料はお一人500円必要ですが、ペットの同伴は可能です。
大観音の胎内へもりりぃを抱っこして入れました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/13/ee/85db5c232883d7d37f6e533ea0e61052.jpg)
胎内には聖観音や七福神等が安置されていて、胸元の部分は展望台になっており、釜石港を一望できます。
エレベータ等はなく、螺旋階段を自力で歩かないといけないので、覚悟して入ってくださいね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/75/e5/ab6d69606adfcd6ef8a3fcd8f779ac31.jpg)
展望台からの景色です。
この日、午前中は曇りで午後から雨が降るという予報だったので、空はどんよりしています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5c/87/57cf075e39d5cf1e65bfec63a7bc7165.jpg)
釜石から大船渡、陸前高田、気仙沼を車で南下しました。
話には聞いていたけれど、やはり更地になっているところが多いです。
ポツンポツンと被災した当初のまま残っている建物が。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1b/c7/e1b59bbc0b90b487d8fed05f5eab4647.jpg)
駅や交番など地図上ではあるはずのところに、実際は何もなかったり。
また、津波の浸水した区画の始まりと終わりがはっきりと分かるようにあらゆるところで案内が散見されました。どこからどこまでが浸水したのか分かるようになっています。
あと、鉄道の線路が舗装されてバスの専用道路になっていました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/28/73/1f470cc154696de24ed9e31ddc0e03b0.jpg)
観光用のガイドブックに載っていたお店でお昼ご飯をとることに。
「大船渡屋台村」
1店舗5坪、カウンター式の屋台が20軒、焼き鳥屋、沖縄料理屋、お好み焼き屋など軒を連ねているんです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2a/17/8d94af75928b928889231f52921012d2.jpg)
居酒屋系のお店は昼間は開いていませんでしたし、閉店しちゃったところもあったので、実際には5,6店舗くらいしか開いていなかったように思いますが、その中でぜひとも食べてみたかった海鮮モノのお店へ入ってみました。
カウンター席に5名ほど入るともう満席・・・・なお店で、店主さんお一人で頑張っていらっしゃいました。
5分ほど待って、入店することが出来ました。
超豪華な具材てんこ盛りで、通常のお店だったら2000円くらいはしそうですけど、1000円ちょっとで食べることが出来ました。本当のおいしかったです。大満足でした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2d/f6/ccb75e68690f487eb45d3a5c9866ec51.jpg)
この後、碁石海岸へ。
1周約7.5kmの遊歩道があったんですが、私たちはすべて周らず一部だけ歩きました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/07/c5/bca0e5684a8884123970145ab40acf02.jpg)
この碁石海岸は三陸復興国立公園に属しています。
もともと陸中海岸国立公園として指定されていたのですが、東日本大震災による津波で指定区域が大きな被害を受けたことを受け、震災からの復興および被害の伝承を目的として、現在の名称に改められたそうです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5e/45/57c7aa1dce42c3754906e1b745126f9b.jpg)
公園の名称は復興状況を見て、将来的にふさわしい名称を検討するそうな。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4a/dc/3cee1ffa981c205c222459a35f69ff8b.jpg)
白亜の碁石埼灯台。 沖合い32kmまで光を届ながら、三陸沖を航行する船を見守っています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3a/0b/aaaf63d962d0d2b567c42cff04ff4b40.jpg)
展望台からの景色も良いですよ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/39/95/ca4c7b2933e9b4a60cfc542608a2e465.jpg)
これは雷岩。
「残したい日本の音風景百選」にも選ばれ、その名のとおり、ゴロゴロッ、ドーンと低い雷鳴のように、お腹にズシリと響く巨大な音がします。巨岩の下の海食洞穴に打ち当たる波が、その中の空気を圧縮して、独特な音を響かせる自然の技です。
最初、雷岩のことを知らなくて、それまで「今日は雨が降るって言ってたし、とうとう雷が鳴り始めたのかな」と本気で思ってました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/19/28/9860807cd94f57b799faa3b448df7e9e.jpg)
この後、本当に小雨が降りはじめ、急いで駐車場へと戻ったのでした。
そして陸前高田市へ。
見渡す限り更地に。田畑は手つかずで荒れています。ここでも多数の犠牲者が出たのでしょう。
悲しい気持ちになります。決して風化させずに忘れてはいけないと思います。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/45/48/20e4a686c844d109e1df866ffa1795ab.jpg)
陸前高田市の象徴ともいえる高田松原。
約7万本と言われる高田松原もほとんどが流されてしまいましたが、その中で唯一耐え残ったのが「奇跡の一本松」です。
駐車場から歩いて1kmほどあったでしょうか。
雨が降っていたので、皆さん傘をさしながらぞろぞろ歩いて向かいました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/70/34/07b88a8dddc6a07d83b0bcde6ef5f5fa.jpg)
津波に耐えて奇跡的に残った一本松でしたが、海水により深刻なダメージを受け、平成24年5月に枯死が確認されました。
これを残すために多大な費用がかかったため、残すことの是非についていろんな意見が交わされたそうですが、私はぜひ残すに一票です。
こうして旅行5日目を終えたのでした。
翌日の旅行最終日は、宮城県蔵王のホテルを朝7時15分にチェックアウトし、新潟経由で大阪方面へ。
途中、敦賀でいったん高速を降り、滋賀県湖西のお店で夕方になってましたが食事をし、湖西道路経由で大阪の自宅へ。
自宅へ到着したのは午後6時15分ごろでした。
今回のGWの旅行、奇跡的に渋滞には合いませんでした。
長い旅行記でしたが、これにて終了です。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます